西海 洋志/編著 -- 聖学院大学出版会 -- 2023.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /319.8/5923/2023 7116510305 配架図 Digital BookShelf
2023/05/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-909891-13-6
ISBN13桁 978-4-909891-13-6
タイトル 地域から読み解く「保護する責任」
タイトルカナ チイキ カラ ヨミトク ホゴ スル セキニン
タイトル関連情報 普遍的な理念の多様な実践に向けて
タイトル関連情報読み フヘンテキ ナ リネン ノ タヨウ ナ ジッセン ニ ムケテ
著者名 西海 洋志 /編著, 中内 政貴 /編著, 中村 長史 /編著, 小松 志朗 /編著
著者名典拠番号

110007802630000 , 110006066880000 , 110007381260000 , 110004651520000

出版地 上尾
出版者 聖学院大学出版会
出版者カナ セイガクイン ダイガク シュッパンカイ
出版年 2023.3
ページ数 449p
大きさ 22cm
シリーズ名 聖学院大学研究叢書
シリーズ名のルビ等 セイガクイン ダイガク ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 11
シリーズ番号読み 11
価格 ¥4500
内容紹介 いまだその全体像や現在地は不明瞭なままである「保護する責任」。単なる強制的な軍事介入や「人道的介入」といった側面にとどまらない「保護する責任」の射程や、世界各地の地域的な文脈を背景とした多様な展開を論じる。
書誌・年譜・年表 文献:p400~418
一般件名 国際紛争 , 干渉(国際法)
一般件名カナ コクサイ フンソウ,カンショウ(コクサイホウ)
一般件名典拠番号

510809800000000 , 511560000000000

分類:都立NDC10版 319.8
資料情報1 『地域から読み解く「保護する責任」 普遍的な理念の多様な実践に向けて』(聖学院大学研究叢書 11) 西海 洋志/編著, 中内 政貴/編著 , 中村 長史/編著 聖学院大学出版会 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/319.8/5923/2023  資料コード:7116510305)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154157598

目次 閉じる

序章 保護する責任の現在地-本書の視座と方向性
  1.保護する責任とは何か-誕生(2001年)から転換点(2011年)まで
  2.保護する責任の近況-国際的な議論・実践の蓄積
  3.本書の目的-地域的な議論、実践、制度化の可視化
  4.本書の共通枠組み-マトリックスと一覧表
  5.本書の構成と概要
  6.収録資料の選定・抄訳
  おわりに
第Ⅰ部 欧米と保護する責任
北米
第1章 カナダ-R2Pの「助産師」から「改良主義的実践者」へ
  はじめに
  1.クレティエン政権-「助産師」
  2.マーティン政権-「伝道者」
  3.ハーパー政権-「日和見主義者」
  4.トルドー政権-「改良主義的実践者」?
  おわりに
第2章 米国-超大国に息づく保護する責任
  はじめに
  1.ブッシュ・ジュニア政権期
  2.オバマ政権期
  3.トランプ政権期
  おわりに
欧州
第3章 英国-支持と逸脱の二つの顔を持つ大国
  はじめに
  1.帝国の遺産、特別な関係、ブレアの主張
  2.英国の特殊性とイニシアティブ
  3.英国が中東・アフリカでしたこと、しなかったこと
  おわりに
第4章 フランス-介入主義の急先鋒から国際主義の堅実派へ
  はじめに
  1.意識と歴史から読み解くフランス
  2.フランスによるR2Pの改革と解釈
  3.中東・アフリカで攻める、守る
  おわりに
第5章 EU・北欧諸国-繰り返される原則支持と割れる対応
  はじめに
  1.EUにとってのR2P-問われる実行力
  2.ヨーロッパ諸国にとってのR2P-第三の柱への躊躇
  3.予防重視のR2Pヘ-EUのコンセンサス
  4.北欧諸国にとってのR2P
  おわりに
第Ⅱ部 非欧米と保護する責任
第6章 アフリカ-「第三の柱」を中心に
  はじめに
  1.2001年まで-冷戦終結からアフリカ安全保障体制の構築へ
  2.2001~2011年-対応事例の積み重ねと、各機構内における法的基盤の強化・概念構築
  3.2011年以降-運用主体、目的の多角化
  4.アフリカ諸国のR2P積極支持への運用の試みと進展
  おわりに
第7章 中東-リアルポリティークと拭えないR2Pへの不信感
  はじめに
  1.中東の歴史と現状
  2.中東諸国のR2Pへの関与
  3.内戦・人道危機と介入の事例
  おわりに
第8章 アジア太平洋-市民社会に広がるR2Pと虐殺予防
  はじめに
  1.アジア太平洋の地域的特徴-人権と内政不干渉の緊張関係
  2.R2Pに対するアジア太平洋諸国の立場と取り組み
  3.R2P対象事態への対応-ロヒンギャ問題を事例に
  4.アジア太平洋地域におけるR2P現地化の促進-連帯する市民社会
  おわりに
第9章 ラテンアメリカ-多様性とアンビバレンスの中の現地化
  はじめに
  1.ラテンアメリカ地域の背景および事例-非無関心の伝統
  2.ラテンアメリカ諸国の多様な立場と取り組み
  3.ラテンアメリカ地域における現地化の試み-La Redと国家メカニズム
  おわりに
第10章 新興国-つかず、離れず、まとまらず
  はじめに
  1.ロシア-反発と濫用が同居するR2P政策
  2.中国-R2Pをめぐる欧米諸国との摩擦の予兆
  3.ブラジル-相対的な地位の向上と新たな役割の模索
  4.インド-軍事介入への明確な反対姿勢
  5.南アフリカ-人権と反帝国主義の狭間で
  おわりに
終章 地域の現状、今後の展望
  1.全体のまとめと論点
  2.世界の動向
  3.日本の動向
  4.政策的インプリケーション
  5.今後の研究の課題