森本 郁代/著 -- 日本評論社 -- 2023.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F法律 一般図書 /327.6/5724/2023 7116510833 配架図 Digital BookShelf
2023/05/05 可能 利用可   0

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ISBN 4-535-52662-4
ISBN13桁 978-4-535-52662-4
タイトル 裁判員裁判の評議を解剖する
タイトルカナ サイバンイン サイバン ノ ヒョウギ オ カイボウ スル
タイトル関連情報 ブラックボックスを開く会話分析
タイトル関連情報読み ブラック ボックス オ ヒラク カイワ ブンセキ
著者名 森本 郁代 /著, 北村 隆憲 /著, 小宮 友根 /著, 三島 聡 /著, サトウ タツヤ /著, 國井 恒志 /著
著者名典拠番号

110004721650000 , 110004897930000 , 110004887790000 , 110004214930000 , 110002211830000 , 110006025280000

並列タイトル Analyzing Talk in Japanese Saiban‐in Deliberations
出版地 東京
出版者 日本評論社
出版者カナ ニホン ヒョウロンシャ
出版年 2023.3
ページ数 13,302p
大きさ 21cm
価格 ¥4500
内容紹介 裁判員と裁判官の対等な関係性とはどのようなものか。意見の交流はどのように行われているか。模擬裁判・評議の会話を分析し、評議を可視化。「裁判官と裁判員の協働」に向けて、評議デザインのありかたと方法を追求する。
一般件名 裁判員制度
一般件名カナ サイバンイン セイド
一般件名典拠番号

511606800000000

分類:都立NDC10版 327.67
資料情報1 『裁判員裁判の評議を解剖する ブラックボックスを開く会話分析』 森本 郁代/著, 北村 隆憲/著 , 小宮 友根/著 日本評論社 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/327.6/5724/2023  資料コード:7116510833)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154157652

目次 閉じる

序章 本書を読み進めていただくために
第1部 裁判員裁判の評議研究の必要性と会話分析的手法の意義
第1章 裁判員裁判における評議研究の必要性・重要性
  1 はじめに
  2 裁判員裁判の特殊性と評議研究
  3 裁判員裁判に関連する司法研究報告書と評議研究
  4 過去の模擬裁判の評議と評議研究
  5 おわりに
第2章 評議の会話を研究する意義
  1 本章の目的-評議を「会話」として探究する
  2 社会生活の「インフラ」としての会話と「会話分析」のアプローチ
  3 会話分析の特徴と基本的な考え方
  4 評議会話の具体例を観察する
  5 結語-「実質的協働」の実現に向けて
第3章 評議を「会話参加者の観点」から分析する
  1 本章の目的-「会話参加者の観点」から評議を分析すること
  2 評議会話データの数量化に基づく研究例
  3 評議会話を再分析する
  4 結語-「会話参加者の観点」からの評議会話研究の意義
第2部 裁判員と裁判官の対等な関係性とはどのようなものか
第4章 裁判官の質問の宛先と裁判員の答え方
  1 はじめに
  2 「順番交替」の視点
  3 データの分析
  4 議論
  5 おわりに
第5章 「教室型コミュニケーション」はどのように生まれるのか
  1 はじめに
  2 教室型コミュニケーション
  3 分析の方法論と観点
  4 分析データ
  5 分析
  6 おわりに
第6章 意見の「専有」から「共有」へ
  1 はじめに
  2 データ
  3 補充尋問における質問事項の整理
  4 殺意の有無に関する意見の整理
  5 量刑に関する意見の整理
  6 考察
  7 おわりに
第3部 裁判員と裁判官の意見の交流はどのように行われているか
第7章 裁判員と裁判官のディスコミュニケーション
  1 はじめに
  2 分析データ
  3 裁判員による意見表明の仕方と議論の順序に対する理解
  4 おわりに-裁判員と裁判官のディスコミュニケーションはなぜ生まれるか
第8章 裁判員と裁判官は議論の枠組みをどのように捉えているのか
  1 はじめに
  2 裁判員経験者アンケートにみる評議の問題点
  3 分析データ
  4 裁判員と裁判官の議論の枠組みに対する理解
  5 おわりに
第9章 裁判官による評議「マネジメント」の一側面
  1 本章の目的と概要-裁判官の「後ろの位置」での発言とその意義
  2 データと分析方法
  3 裁判員発言の「後ろの位置」における陪席裁判官の発言
  4 考察
  5 結語
第4部 国民の「健全な常識」とは何か
第10章 裁判員は何者として意見を述べるか
  1 はじめに
  2 裁判員制度の意義をめぐる議論
  3 分析視点-相互行為の中のアイデンティティ
  4 データの分析
  5 議論
  6 おわりに
第11章 裁判員は常識モデルをいつどのように使うか
  1 はじめに
  2 常識モデル
  3 知識のタイプ
  4 裁判員の発言の位置
  5 考察と結論
第5部 心理学・裁判実務・刑事法学からみた評議の会話分析研究
第12章 心理学からみた評議の会話分析研究
  1 裁判員裁判・評議のプロセスに近づけない
  2 これまでの心理学的アプローチ
  3 会話分析アプローチが明らかにする「社会」
  4 今後の模擬裁判員裁判の評議分析にむけて
第13章 裁判実務からみた評議の会話分析研究
  1 評議の会話分析研究の意義
  2 裁判員と裁判官の対等な関係性
  3 裁判員と裁判官の意見の交流
  4 裁判員の意見と国民の「健全な常識」
  5 「神は細部に宿る」
第14章 刑事法学からみた評議の会話分析研究
  1 はじめに
  2 評議研究における会話分析の手法(第2章・第3章)
  3 裁判員制度の趣旨と裁判員の個人的経験にもとづく意見(第10章・第11章)
  4 挙証責任と二項対立的な裁判員の意見(第8章)
  5 確実な証拠にもとづく認定と常識的知識にもとづく推論(第8章)
  6 「後ろの位置」での同調的変容と、裁判員・裁判官の対等性および実質的協働(第9章)
  7 教室型コミュニケーションと裁判官による発言指名(他者選択)(第4章・第5章)
  8 模擬裁判における付箋紙法(第6章)
  9 裁判員および陪席裁判官の視線の向きと話し合いの進め方のずれ(第5章・第7章)