出家 健治/著 -- 白桃書房 -- 2023.3 --

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中央 2F 一般図書 /670.1/5024/2023 7116783287 配架図 Digital BookShelf
2023/07/14 可能 利用可   0
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ISBN 4-561-66245-7
ISBN13桁 978-4-561-66245-7
タイトル 商業論の基礎理論
タイトルカナ ショウギョウロン ノ キソ リロン
タイトル関連情報 売買の集中の原理
タイトル関連情報読み バイバイ ノ シュウチュウ ノ ゲンリ
著者名 出家 健治 /著
著者名典拠番号

110002792410000

出版地 東京
出版者 白桃書房
出版者カナ ハクトウ ショボウ
出版年 2023.3
ページ数 13,312p
大きさ 22cm
価格 ¥3364
内容紹介 商業の役割である売買の集中の原理を基底において、商業の基礎的一般的な論理構造を解説。また、商業の具体的形態である小売業の業種店、商店街、そして主要な小売業態について論じる。
一般件名 商学
一般件名カナ ショウガク
一般件名典拠番号

510938200000000

分類:都立NDC10版 670.1
資料情報1 『商業論の基礎理論 売買の集中の原理』 出家 健治/著  白桃書房 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/670.1/5024/2023  資料コード:7116783287)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154163150

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序章 流通・商業を理解するための予備的概念と諸命題の考察
  1.流通と商業を理解するための経済的な予備的諸概念と予備的な命題について
第1編 商業の基礎理論-売買の集中の理論
第1章 商品生産と流通・商業について-商業の対象領域
  1.商品生産と流通・商業-自給自足的生産と商品生産
  2.生産と消費の隔たりとそれをつなぐ流通の役割と機能
第2章 商品とは何か?-流通・商業の問題の根底にある商品の2要因
  1.商品の価値とはどのような意味をもつか?-2つの内容をもつ「使用価値」と「交換価値」
  2.商品を構成する2要因の一つである交換価値と価値について-現象形態と実体の関係
  3.流通・商業における根本的問題-商品の使用価値と交換価値の対立と統一の矛盾
第3章 商品と商品の交換-最も古い交換(物々交換)とその問題点
  1.交換とは?-交換のもつ意味と生産物の質と量の一致の問題
  2.最も古い交換-物々交換(商品と商品の交換)
  3.物々交換の偶然性と交換の複雑さによる困難性
  4.商品と商品の交換(物々交換)の原理の根本的問題所在
第4章 貨幣の登場と市場における貨幣権力の形成-商品の貨幣への転化へ
  1.貨幣の登場と市場での貨幣のもつ意味
  2.商品の交換価値と価値表現としての貨幣
  3.貨幣の形成過程(価値形態論)と貨幣形態-一般的等価形態としての貨幣
第5章 貨幣を媒介とした交換-流通の形成と直接的流通システム
  1.貨幣を媒介とした交換(W-G-W)と流通の形成-諸商品の姿態変換系列
  2.貨幣を媒介とした交換における販売と購買の問題-直接的流通システムの問題点
第6章 資本の形成と商業資本の形成
  1.直接的流通システムの販売の不安定性とその解消のための蓄蔵貨幣
  2.合理的な貨幣蓄蔵による貨幣の資本への転回と商業資本の形成
  3.資本の一般定式G-W-G'と商業資本-貨幣から資本への転化と商業資本
第7章 商業を媒介した間接的流通シスデムの形成-売買の集中の原理という商業の役割
  1.商業資本が媒介することで間接的流通システムによる問題解消
  2.間接的流通システムのなかの商業の役割である売買の集中原理
  3.商業の社会的性格と公共性の根拠
第8章 商業利潤と消費者価格-間接的流通システムと消費者価格・商業利潤とその源泉
  1.現象にみる商業の介在と消費者価格の上昇-不等価交換説
  2.生産者,商業者,消費者の3者すべてwin‐win関係による等価交換説明
  3.商業の媒介による等価交換の消費者価格と商業利潤の源泉,さらに共存共栄関係
第9章 間接的流通システムにおける伝統的な多段階システムの形成とその変容
  1.なぜ間接的流通システムは長いのか?-細くて長い伝統的流通システムとは?
  2.流通システムの段階分化を引き起こす要因-生産と消費の「矛盾」
  3.卸売業と小売業の段階分化-生産の要請と消費の要請の矛盾解決
  4.卸売業の多段階性-収集卸と仲継卸と分散卸
  5.細くて長い伝統的な流通システムの形成と流通近代化による変容
第2編 現実の具体的な小売業の理論-業種から業態への小売業の資本主義化
第10章 「売買の集中の原理」の制約性と業種・業態-規模と範囲ならびに集中と分化の論理
  1.理論上の「売買の集中の原理」の無限性と現実の形態の制約性
  2.「業種店」「商店街」「業態」の現実的形態の論理構造
第11章 「売買の集中の原理」による業種店と商店街の論理-「売買の集中の原理」と自然発生的所縁型商業集積
  1.業種店と個人店(零細小売業)と品揃え形成-規模の「小」と範囲の「小」の制約性
  2.なぜ業種店は商品の取扱いの「量的な制約性」が生じるのか?-「売買の集中の原理」の量的制約性
  3.なぜ業種店は商品の取扱いの「質的な制約性」が生じるのか?-「売買の集中の原理」の質的制約性
  4.業種店と商店街(自然発生的な所縁型商業集積)-「売買の集中の原理」と集中と分化の論理
  5.需要の側による商店街の業種店の取扱い商品の量的・質的拡大要請とその対応
第12章 自然発生的な所縁型商業集積の保守的性格と消費者ニーズ対応の難しさ
  1.自然発生的所縁型商業集積である商店街の問題点-その原理から派生する保守的性格
  2.業種店である零細小売業の理論的検討とその成長の可能性について
第13章 統一的計画的管理型商業集積である業態の形成
  1.業種店から業態への移行プロセス-革新的業種店の登場と経営交流と業態移行
  2.業態への転換と業種店総合化の形成
第14章 計画的統一的管理型商業集積である業態と「売買の集中原理」のシステムの内部化
  1.売買の集中の原理と業種・商店街-集中と分化の外部化
  2.業態の「売買の集中の原理」による集中と分化の「システム」をともなう「内部化」
  3.業態と「売買の集中の原理」の総括-店舗(リアル)と無店舗(バーチャル)の相克・融合
第15章 業態論研究と業態の概念定義-売買の集中の原理の制約性から
  1.業態とは何か?
  2.業態とは?
第16章 主要業態の特徴とその小売経営イノベーションの差異性
  1.百貨店業態とは?-部門別経営管理の縦型の店舗
  2.スーパー業態とは?-チェーンシステムによる「規模の経済」に適合した業態
  3.コンビニエンスストア業態とは?-「速さの経済」に適合した業態