吉武 由彩/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2023.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F医療 一般図書 /492.2/5387/2023 7116570680 配架図 Digital BookShelf
2023/05/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-623-09532-2
ISBN13桁 978-4-623-09532-2
タイトル 匿名他者への贈与と想像力の社会学
タイトルカナ トクメイ タシャ エノ ゾウヨ ト ソウゾウリョク ノ シャカイガク
タイトル関連情報 献血をボランタリー行為として読み解く
タイトル関連情報読み ケンケツ オ ボランタリー コウイ ト シテ ヨミトク
著者名 吉武 由彩 /著
著者名典拠番号

110007167970000

出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2023.3
ページ数 11,274p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA社会学叢書
シリーズ名のルビ等 ミネルヴァ シャカイガク ソウショ
シリーズ番号 64
シリーズ番号読み 64
価格 ¥5000
内容紹介 献血といった匿名他者への贈与はいかにしてなされているのか。これまでは身近な受血者(血液製剤を使用した人)の存在が献血を促すとされてきた。これに対して、受血者不在の場合になぜ人々は献血をするのかを論ずる。
書誌・年譜・年表 文献:p243~261
一般件名 供血
一般件名カナ キョウケツ
一般件名典拠番号

510655900000000

分類:都立NDC10版 492.269
資料情報1 『匿名他者への贈与と想像力の社会学 献血をボランタリー行為として読み解く』(MINERVA社会学叢書 64) 吉武 由彩/著  ミネルヴァ書房 2023.3(所蔵館:中央  請求記号:/492.2/5387/2023  資料コード:7116570680)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154166070

目次 閉じる

序章 献血をボランタリー行為として読み解く
  1 ボランタリー行為の一つとしての献血
  2 ボランタリー行為はどのように捉えられてきたか
  3 なぜ献血研究を扱うのか
  4 本書の構成と調査の方法
第Ⅰ部 献血を問うこと
第1章 匿名他者への贈与と想像力の社会学に向けて
  1 献血における匿名性
  2 匿名化が要請される理由と贈与としての献血
  3 想像力研究に向けて
第2章 日本における血液事業と献血推進政策
  1 血液事業の変遷
  2 血液事業の実施体制と採血事業者
  3 献血の流れ
  4 献血の動向
  5 献血推進政策
第3章 献血はどのように捉えられてきたか
  1 日本における献血研究
  2 海外における献血研究1
  3 海外における献血研究2
  4 受血者の存在が持つ意味
  5 「受血者不在」の社会学
第Ⅱ部 献血者とは誰か
第4章 誰が献血するのか
  1 問題の所在
  2 データと変数
  3 献血の規定要因分析
  4 多回数献血の規定要因分析
  5 社会階層と社会関係
第5章 多回数献血者と想像力
  1 献血者はどのような想像力を持つのか
  2 調査の方法
  3 さまざまな想像力のかたち
  4 受血者の存在と可視的な想像力
第Ⅲ部 受血者不在への着目
第6章 受血者不在の場合における献血動機の実態
  1 受血者不在の社会学へ向けて
  2 受血者不在の献血者へのインタビュー
  3 初回献血動機と献血継続動機
  4 消極的献血層のゆくえ
  5 「ふつう」の人々が多回数献血者になること
第7章 献血者の生活史
  1 調査の方法
  2 どのようにして献血者になるのか
  3 どのようなものとして献血を捉えているのか
第8章 献血を重ねることと互酬性の予期
  1 献血における互酬性
  2 互酬性の予期と信頼
  3 認識の「ずれ」と受け手との「共通項」
第9章 献血を重ねることと生きづらさ
  1 生きづらさを感じる献血者
  2 献血を通して生きづらさを弱める
  3 「必要とされてる実感」の意味するもの
終章 匿名他者への贈与を支えるもの
  1 受血者の存在
  2 受血者不在の場合に贈与を支えるもの
  3 これからの匿名他者への贈与研究に向けて