河村 豊/編著 -- 北樹出版 -- 2023.5 --

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中央 2F 一般図書 /402.0/5110/2023 7116611335 配架図 Digital BookShelf
2023/05/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-7793-0708-9
ISBN13桁 978-4-7793-0708-9
タイトル 未来を考えるための科学史・技術史入門
タイトルカナ ミライ オ カンガエル タメ ノ カガクシ ギジュツシ ニュウモン
著者名 河村 豊 /編著, 小長谷 大介 /編著, 山崎 文徳 /編著, 但馬 亨 /著, 中澤 聡 /著, 和田 正法 /著, 水沢 光 /著, 佐野 正博 /著, 永島 昻 /著, 由井 秀樹 /著
著者名典拠番号

110004632960000 , 110004810870000 , 110004969580000 , 110007321130000 , 110004447200000 , 110008167140000 , 110004651240000 , 110001277230000 , 110006047480000 , 110006389450000

並列タイトル For Choosing a Better Way at the Crossroads of Society
出版地 東京
出版者 北樹出版
出版者カナ ホクジュ シュッパン
出版年 2023.5
ページ数 6,249p
大きさ 21cm
価格 ¥2500
内容紹介 現代を読み解き、近未来を展望するためのツールとして、科学史、技術史、科学技術史の視点・方法論を提示したテキスト。図版を豊富に掲載し、章末にはチャレンジ問題やブックガイドも付す。
書誌・年譜・年表 文献:p231~240
一般件名 科学技術-歴史
一般件名カナ カガク ギジュツ-レキシ
一般件名典拠番号

510553010120000

分類:都立NDC10版 402
資料情報1 『未来を考えるための科学史・技術史入門』 河村 豊/編著, 小長谷 大介/編著 , 山崎 文徳/編著 北樹出版 2023.5(所蔵館:中央  請求記号:/402.0/5110/2023  資料コード:7116611335)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154172555

目次 閉じる

第1章 科学・技術について考える現代的な意味
  1 科学と技術をどのようにイメージしているか?
  2 社会と科学・技術を結びつける科学技術政策
  3 科学史と技術史とは
第1部 近代以前の科学と技術
第2章 技術のはじまりと戦争の起源
  1 生命誕生の条件となる地球環境の形成
  2 人間社会の起源と形成
  3 農耕社会における私有財産の発生と国家の成立
  4 生産力獲得の手段としての前近代の戦争
第3章 科学のあけぼのとギリシア自然哲学
  1 神話的世界観とタレスのアプローチ
  2 アリストテレスと科学
  3 古代天文学と幾何学的世界像
第4章 中世とルネサンス
  1 古代科学の伝播とアラビア科学の興隆
  2 中世西欧世界の発展と古代科学の受容
  3 黒死病とプトレマイオスの復興
第5章 科学革命のはじまり
  1 ニコラウス・コペルニクス
  2 ガリレオ・ガリレイ
第2部 産業革命以降の科学・技術
第6章 機械の登場と産業革命、そして大量生産へ
  1 「機械」による生産がもたらした変化
  2 綿産業の機械化
  3 新しい動力機械の登場
  4 関連する産業分野と機械化
  5 アメリカでの大量生産への道
  6 生産システムの登場
第7章 科学革命と自然科学の制度化・数学化
  1 ニュートンの力学の成功と拡大
  2 研究の場としての科学アカデミー
  3 エコール・ポリテクニクにみる新時代の科学研究
  4 機械論哲学の誕生と科学における数学の有用性
第8章 近代日本における科学の発展
  1 はじめに
  2 好奇心の段階-蘭学の時代
  3 必需の段階-洋学の時代
  4 普及の段階-科学の時代
  5 おわりに-明治期までの日本の科学
第9章 科学依存型技術と産業化科学の登場
  1 産業に応用できる科学の登場
  2 酸性物質・アルカリ性物質の知識が化学工業を生んだ
  3 電磁気学を応用した通信手段が電気工業を生んだ
  4 ドイツの産業化科学とヴェルナー・ジーメンス
  5 アメリカの産業化科学とトマス・エジソン
第10章 現代科学の登場と新しい自然観への転換
  1 19世紀西欧の自然観の出発点
  2 光、熱、電磁気の力学的研究の展開
  3 電磁気研究に立ちはだかる新たな問題
  4 エーテル問題と相対性理論
  5 エネルギー等分配の問題と量子論
  6 新しい自然観の出現
第3部 科学・技術の軍事への展開
第11章 資本主義社会の形成と軍事技術
  1 常備軍の形成と市民革命
  2 産業革命と交通手段の発達
  3 帝国主義と植民地支配
  4 総力戦としての世界大戦:戦争による生産力の破壊と無差別的性格
第12章 軍事生産の近代化と軍事産業の形成
  1 18世紀の大砲生産と中ぐり盤
  2 兵器工場における小銃の互換性生産
  3 19世紀の鉄鋼技術と独占的軍事企業の出現
  4 20世紀初頭の化学技術とアンモニア製造法
第13章 2つの世界大戦と兵器開発に結びつく科学者
  1 科学研究にかかわる政治と軍事
  2 第一次世界大戦における科学者と兵器開発
  3 第二次世界大戦におけるイギリスと電波兵器開発
  4 第二次世界大戦におけるアメリカと電波兵器開発
  5 アメリカの核兵器開発と戦後の科学研究体制
第14章 冷戦構造下における技術の軍事利用
  1 アメリカ軍事産業基盤の形成
  2 核兵器開発とベトナム戦争
  3 軍事技術のデジタル化とネットワーク化
  4 軍事産業基盤の再構築と民生技術の軍事利用
第15章 日本における科学・技術と戦争
  1 軍事研究なんて自分には関係ない?
  2 占領期
  3 講和前後から高度経済成長期
  4 戦後日本の特徴
  5 軍事研究をめぐる近年の動向
  6 おわりに
第4部 科学・技術の進展と現代社会
第16章 情報技術の発展
  1 歯車式計算機から機械式計算機への技術発展
  2 機械式計算機から電子式計算機への技術発展
  3 数値計算専用の情報処理機械から汎用的な情報処理機械への発展
  4 演算素子視点から見たコンピュータ技術の発展
  5 スマートフォンなど21世紀における情報技術の発展
第17章 巨大科学の登場とその影響
  1 20世紀科学を象徴する巨大科学
  2 巨大粒子加速器の出現
  3 サイクロトロンの登場
  4 国家プロジェクトとの近接
  5 原爆研究と冷戦下の高エネルギー物理学研究施設
  6 ポスト冷戦への展開
  7 巨大科学の今後を考える
第18章 戦後日本における製造技術の発展
  1 高度成長期の投資拡大メカニズム
  2 自動車生産の拡大
  3 トラック生産
  4 乗用車生産
  5 大量生産と製品多様化の両立
第19章 医学史を通して複雑化する現代の科学・技術を考える
  1 医学の歴史のイメージ
  2 感染症対策の歴史
  3 被験者の保護
  4 医療技術そのものの是非
  5 医学研究と社会
第20章 これからの科学史・技術史の課題
  1 本書のねらい
  2 戦争から見えてくる感染症との闘い
  3 「科学」「科学技術」への視野をさらに広げるために
  4 これからの科学史・技術史のために