董 春玲/著 -- 論創社 -- 2023.5 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/エ2/635 7116755012 配架図 Digital BookShelf
2023/06/30 可能 利用可   0

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ISBN 4-8460-2268-6
ISBN13桁 978-4-8460-2268-6
タイトル 世界文学としての遠藤周作文学
タイトルカナ セカイ ブンガク ト シテ ノ エンドウ シュウサク ブンガク
タイトル関連情報 ポストコロニアリズムと移動の観点から
タイトル関連情報読み ポストコロニアリズム ト イドウ ノ カンテン カラ
著者名 董 春玲 /著
著者名典拠番号

110008182280000

出版地 東京
出版者 論創社
出版者カナ ロンソウシャ
出版年 2023.5
ページ数 444p
大きさ 20cm
価格 ¥4000
内容紹介 遠藤周作文学全体に貫流する、移動をめぐるポストコロニアル的問題の諸相を作品文脈に即し精緻に読解・分析。従来の研究の枠組みを問い直し、世界に開かれた文学としての遠藤文学の新しい読みを提示する。
書誌・年譜・年表 文献:p394~427
個人件名 遠藤 周作
個人件名カナ エンドウ シュウサク
個人件名典拠番号 110000168260000
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『世界文学としての遠藤周作文学 ポストコロニアリズムと移動の観点から』 董 春玲/著  論創社 2023.5(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/エ2/635  資料コード:7116755012)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154192963

目次 閉じる

序章
  一 世界文学としての遠藤周作文学
  二 研究状況について
  三 本書の構成
第一部 フランス留学と一九五〇年代
第一章 フランスへ/フランスからの移動
  はじめに
  一 マルセイエーズ号での船旅
  二 フランスへ
  三 フランスから
  四 視線・場所・船の表象
  終わりに
第二章 移動と交錯
  はじめに
  一 GHQ占領から朝鮮戦争、そして再軍備へ
  二 戦争によって伝播する暴力
  三 レジスタンス運動の暗部:正義の限界
  四 戦後日本への違和感
  終わりに
第三章 越境する人、流動する時間
  はじめに
  一 国境ということ
  二 越境した伊原とハンツ
  三 越境したこびととエバ
  四 流動する多義的時間性
  終わりに
第二部 戦争とアイデンティティ
第四章 戦争文学としての『海と毒薬』
  はじめに
  一 『海と毒薬』の波紋
  二 『海と毒薬』に先立つ戦争責任論争
  三 『海と毒薬』における様々な「戦中派」
  四 『海と毒薬』から見るヒエラルキー構造
  終わりに
第五章 『留学』という旅
  はじめに
  一 ヨーロッパ人の日本理解:文化的傲慢と同化
  二 日本人のヨーロッパ理解:文化的劣等感
  三 工藤と荒木の留学
  四 田中の留学
  終わりに
第六章 『沈黙』をめぐる考察
  はじめに
  一 切支丹時代という設定
  二 かくれ切支丹の選択
  三 キチジローの選択
  四 司祭の選択
  終わりに
第三部 旅する人の思索
第七章 巡礼の旅
  はじめに
  一 エッセイ「イェルサレム」(一九六〇年)から見えてくるもの
  二 「本当の巡礼」という問題提起
  三 過去に向かう旅、焦点化された場所
  四 二人の神父に託されたもの
  終わりに
第八章 移動と欲望の物語
  はじめに
  一 大航海時代
  二 征服型のベラスコ
  三 「渡り鳥」型の侍
  四 漂流型の零細民
  終わりに
第九章 克服する道、境界を越えていく
  はじめに
  一 帰還して、そして戦後を生きる
  二 境界を越えて、動物とともに生きる
  三 インドという地
  四 追放された人・克服する道
  終わりに
終章
  一 一九五〇年代
  二 集団と個人の軋轢
  三 「世界」をめぐる思索