河西 陽平/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2023.8 --

所蔵

所蔵は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /319.3/5324/2023 7117036908 配架図 Digital BookShelf
2023/09/15 可能 利用可   0
Eメールによる郵送複写申込みは、「東京都在住」の登録利用者の方が対象です。

資料詳細 閉じる

ISBN 4-7664-2911-4
ISBN13桁 978-4-7664-2911-4
タイトル スターリンの極東戦略1941-1950
タイトルカナ スターリン ノ キョクトウ センリャク センキュウヒャクヨンジュウイチ センキュウヒャクゴジュウ
タイトル関連情報 インテリジェンスと安全保障認識
タイトル関連情報読み インテリジェンス ト アンゼン ホショウ ニンシキ
著者名 河西 陽平 /著
著者名典拠番号

110008208440000

出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2023.8
ページ数 5, 314, 19p
大きさ 22cm
価格 ¥4500
内容紹介 スターリン率いるソ連は、極東情勢の変容をどのように認識していたのか? 独ソ戦開戦時から冷戦開始後、朝鮮戦争とのかかわりまでを、ゾルゲたち諜報員によるインテリジェンスの役割を含め、豊富な一次史料から読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p6~19
個人件名カナ スターリン ヨシフ・ヴィサリオノヴィチ
個人件名原綴 Stalin,Iosif Vissarionovich
個人件名典拠番号 120000282090000
一般件名 ロシア-対外関係-アジア(東部)-歴史
一般件名カナ ロシア-タイガイ カンケイ-アジア(トウブ)-レキシ
一般件名典拠番号

520051710270000

分類:都立NDC10版 319.3802
書評掲載紙 読売新聞  2023/12/24   
資料情報1 『スターリンの極東戦略1941-1950 インテリジェンスと安全保障認識』 河西 陽平/著  慶應義塾大学出版会 2023.8(所蔵館:中央  請求記号:/319.3/5324/2023  資料コード:7117036908)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154225831

目次 閉じる

序章 スターリンと「東方」の脅威
  一 スターリンは単なる領土拡張主義者だったのか
  二 ソ連の極東における脅威と安全保障の構想
  三 本書の意義
  四 日ソ対立関係の前史
第一章 独ソ開戦とソ連の対日情勢認識
  はじめに-ソ連の対日情報活動とはいかなるものであったか
  一 松岡外相の策動
  二 ソ連側の動向と、得た情報
  三 御前会議と「南北両準備陣」構想
  四 「関東軍特種演習」の実態
  五 「関特演」とソ連
  おわりに
第二章 ソ連の対日軍事戦略と諜報
  はじめに-ゾルゲたちは何を知り、何を伝えたのか
  一 対日情報の発信源とその評価
  二 極東におけるソ連の対日軍事戦略の決定
  おわりに
第三章 ソ連の対日情勢認識と戦争準備
  はじめに-ソ連の対日戦準備の本格化
  一 対ソ戦をめぐる日独間の意見の相違
  二 関東軍の実情
  三 ソ連側外交当局者の認識
  四 ソ連側の対応-対日戦準備の促進
  五 ソ連側の対日情勢認識と戦争準備の実相
  おわりに
第四章 中ソ条約締結交渉の再検討と極東におけるソ連の安全保障
  はじめに-スターリン独自の安全保障構想
  一 ロシア側史料に見る中ソ友好同盟条約の交渉過程
  二 日本降伏後の極東における権益をめぐるソ連・国民政府間の衝突
  おわりに
第五章 スターリンの地政学的関心と朝鮮半島
  はじめに-朝鮮半島の戦略的価値
  一 ソ連の対日戦と朝鮮半島における軍事行動
  二 「極東」における朝鮮半島の優先順位
  おわりに
第六章 スターリン・毛沢東と東アジアにおける革命運動の「責任範囲」
  はじめに-革命の分業における曖昧さ
  一 中ソ両国の朝鮮半島に対する関心
  二 中ソ両国の台湾に対する関心
  三 南部国境平定問題とホー・チ・ミンの訪ソ
  四 朝鮮半島-どちらの「責任範囲」となるのか
  おわりに
第七章 朝鮮戦争開戦要因としての中ソ友好同盟相互援助条約
  はじめに-スターリンの認識した「国際情勢の変化」とは何か
  一 中ソ友好同盟条約と極東におけるソ連の権益
  二 中華人民共和国建国以前の中共・ソ連交渉
  三 毛沢東のモスクワ訪問と新条約締結交渉
  四 アチソン演説と中ソ指導者の反応
  五 条約交渉の最終局面
  六 スターリン、毛沢東を戦争に導く-軍事協力に関する議論
  おわりに
第八章 開戦への道のり
  一 開戦のタイミング-台湾か、朝鮮か
  二 「先制打撃作戦計画」とソ連軍事顧問
  三 開戦とスターリン
終章 クレムリン随一の現実主義者?