木村 迪子/著 -- 新典社 -- 2023.7 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.25/5120/2023 7117052750 配架図 Digital BookShelf
2023/09/19 可能 利用可   0

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ISBN 4-7879-4365-1
ISBN13桁 978-4-7879-4365-1
タイトル 近世前期仏書の研究
タイトルカナ キンセイ ゼンキ ブッショ ノ ケンキュウ
著者名 木村 迪子 /著
著者名典拠番号

110007581570000

出版地 東京
出版者 新典社
出版者カナ シンテンシャ
出版年 2023.7
ページ数 366p
大きさ 22cm
シリーズ名 新典社研究叢書
シリーズ名のルビ等 シンテンシャ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号 365
シリーズ番号読み 365
価格 ¥11860
内容紹介 近世文学研究状況を踏まえ、近世仏書を近世文学研究の主体的対象に据えた一連の研究をまとめる。近世文学における仏書の有用性、その影響を明らかにし、近世仏教研究が新たに目指すべき方向性を示す。
個人件名 浅井 了意
個人件名カナ アサイ リョウイ
個人件名典拠番号 110000018320000
一般件名 日本文学-歴史-江戸時代 , 仏教文学-歴史 , 仏教 , 出版-日本
一般件名カナ ニホン ブンガク-レキシ-エド ジダイ,ブッキョウ ブンガク-レキシ,ブッキョウ,シュッパン-ニホン
一般件名典拠番号

510401810380000 , 511357810030000 , 511356800000000 , 510928720100000

分類:都立NDC10版 910.25
資料情報1 『近世前期仏書の研究』(新典社研究叢書 365) 木村 迪子/著  新典社 2023.7(所蔵館:中央  請求記号:/910.25/5120/2023  資料コード:7117052750)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154226025

目次 閉じる

序論 近世文学と近世仏書
  一、はじめに
  二、近世文学における近世仏教
  三、研究対象としての近世前期
  四、研究の概要
第一部 浅井了意と仏教
第一章 浅井了意『密厳上人行状記』
  一、はじめに
  二、『密厳上人行状記』の典拠
  三、『密厳上人行状記』の執筆について
  四、『密厳上人行状記』と『結網集』
  五、おわりに
第二章 浅井了意『観無量寿経鼓吹』について
  一、はじめに
  二、『観無量寿経四帖疏伝通記』の利用(一)
  三、『観無量寿経四帖疏伝通記』の利用(二)
  四、『観無量寿経四帖疏伝通記』の利用(三)
  五、『観無量寿経四帖疏伝通記糅鈔』の利用とテキストの問題
  六、『観無量寿経鼓吹』執筆の背景
  七、おわりに
第三章 浅井了意仏書考
  一、はじめに
  二、『無量寿経鼓吹』に見られる文献利用
  三、『無量寿経鼓吹』における浄土宗文献利用
  四、『無量寿経鼓吹』における真宗聖教利用
  五、了意仏書の展開
  六、おわりに
第四章 仏書から読み解く浅井了意の仮名草子
  第一節 『安倍晴明物語』構成の手法
  一、はじめに
  二、しのだづま物の形成と道満伝承の問題
  三、法道仙人と巻一ノ六「長谷寺観音の事」
  四、「晴明伝記」の存在
  五、おわりに
  第二節 『法花経利益物語』巻第一ノ六小考
  一、はじめに
  二、巻第一ノ六と『法華伝記』
第五章 『戒殺物語・放生物語』と明代浄土教思想
  一、はじめに
  二、『帰元直指集』の利用の方法
  三、了意と中国浄土教思想(一)
  四、了意と中国浄土教思想(二)
  五、おわりに
第二部 仏書出版の近世
第一章 近世前期における『孝養集』の伝播とその背景
  一、はじめに
  二、『孝養集』板本について
  三、板本『孝養集』のテキストについて
  四、『孝養集』の書肆について
  五、おわりに
第二章 近世前期における地方在住僧侶の出版活動
  一、はじめに
  二、先行研究に見る普寧
  三、普寧伝記再考
  四、普寧の執筆活動
  五、おわりに
第三章 川勝五郎右衛門の出版活動
  一、はじめに
  二、活動の始まりと『念死念仏集』の出版
  三、『念死念仏集』の問題
  四、武田治右衛門との相板活動
  五、<勧化>と<鼓吹>への注目
  六、新人作家の発掘
  七、川勝五郎右衛門の活動の展開と終焉
  八、おわりに
第四章 勧化本作家玄貞と一七世紀末上方出版
  一、はじめに
  二、玄貞について
  三、玄貞と空誓
  四、玄貞とその周辺書肆
  五、玄貞の評価変転
  六、おわりに
第三部 近世仏書の展開
第一章 近世前期の仏典注釈
  一、はじめに
  二、承応の鬩牆と明暦三年の講義二種について
  三、『和讃首書』の板行と頭書本の興り
  四、講義『浄土或問』の展開
  五、頭書本の展開と出版規制の強化
  六、元禄以降の知空とその出版について
  七、おわりに
第二章 和刻本仏書に見る漢籍受容
  一、はじめに
  二、古活字版『勧善書』の成立背景とその内容
  三、翻訳書『勧善書錦鱗鈔』
  四、『勧善書錦鱗鈔』の内容と板元
  五、ハイブリッド化の一例としての『錦鱗鈔』
  六、おわりに
第三章 『拾穂書』ならびに著者羊歩について
  一、はじめに
  二、『拾穂書』著者考
  三、羊歩の著述
  四、おわりに
第四章 源信母の諫言の和歌に見る近世前期におけるハナシの発現
  一、はじめに
  二、『浄土勧化標目章』ならびに源信伝について
  三、『浄土勧化標目章』と羊歩の著述
  四、羊歩の伝記と見性坊
  五、おわりに
第五章 勧化本に見る近世仏書の特質
  一、はじめに
  二、近世前期における「倩女離魂」テキストの出版を通した受容について
  三、勧化本に見る複雑な「倩女離魂」受容
  四、「倩女離魂」に見る近世仏書の展開
  五、おわりに