甲斐 克則/著 -- 成文堂 -- 2023.8 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F法律 一般図書 /326.0/5334/2023 7117117167 配架図 Digital BookShelf
2023/09/29 可能 利用可   0

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ISBN 4-7923-5400-8
ISBN13桁 978-4-7923-5400-8
タイトル 法益論の研究
タイトルカナ ホウエキロン ノ ケンキュウ
著者名 甲斐 克則 /著
著者名典拠番号

110002834900000

出版地 東京
出版者 成文堂
出版者カナ セイブンドウ
出版年 2023.8
ページ数 16, 278p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 法益論の研究に関する著者の約40年間に亘る論文をまとめる。「法益論の基本的視座」「刑事立法と法益概念の機能」「日本刑法学における違法論の潮流と法益論」「漁業権の保護と刑法」などを収録。
一般件名 刑法 , 法益
一般件名カナ ケイホウ,ホウエキ
一般件名典拠番号

510689200000000 , 511388200000000

分類:都立NDC10版 326.01
資料情報1 『法益論の研究』 甲斐 克則/著  成文堂 2023.8(所蔵館:中央  請求記号:/326.0/5334/2023  資料コード:7117117167)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154231633

目次 閉じる

第1章 法益論の基本的視座
  一 序-法益論の現代的意義-
  二 法益論の史的素描
  三 法益論の基本的視座
  四 結語
第2章 法益論と社会的有害性(社会侵害性)論をめぐるK・アメルンク教授との対話
  一 はじめに
  二 アメルンク教授への質問とその解答
  三 アメルンク教授の解答の検討
  四 残された問題点
第3章 法益論の一側面-人工心肺器遮断の許容性をめぐって-
  一 序
  二 当罰的法益侵害欠缺説とその検討
  三 法益蔑視不存在説とその検討
  四 法益性減少説とその検討
  五 結語
第4章 刑事立法と法益概念の機能
  一 序
  二 刑事立法と法益論の位相-法益論モデルの抽出
  三 近年の日本における刑事立法と法益論
  四 結語-法益論の再生へ向けて-
第5章 日本刑法学における違法論の潮流と法益論-その(1)・主観的違法論および初期の規範違反説を中心に-
  一 序
  二 主観的違法論と法益論
  三 初期の規範違反説と法益論
  四 結語
第6章 日本刑法学における違法論の潮流と法益論-その(2)・第二次世界大戦前後から1970年代までの客観的違法論と法益論-
  一 序
  二 第二次世界大戦前後から1970年代までの法益侵害説と法益論
  三 第二次世界大戦前後から1970年代までの行為無価値論と法益論
  四 結語
第7章 日本刑法学における違法論の潮流と法益論-その(3)・1980年代から2010年代までの法益論の推移と法益論の課題-
  一 序
  二 1980年代から1990年代の法益論
  三 21世紀になってからの20年間の法益論の動向
  四 結語-法益論の展望
第8章 被害者の承諾
  一 序-被害者の承諾の歴史的意義と現代的意義-
  二 被害者の承諾の正当化根拠と有効要件
  三 被害者の承諾と医療におけるインフォームド・コンセント
  四 被害者の承諾とリスクの引受け
  五 結語
第9章 刑事法と人権
  一 序
  二 刑事実体法と人権-特に「被害者の人権」保護と刑事立法-
  三 刑事手続と人権-被疑者・被告人の人権と被害者の人権-
  四 行刑と受刑者の人権
  五 結語
第10章 海洋環境の保護と刑法-三菱石油水島製油所重油流出事故判決を契機として-
  一 序
  二 海洋汚染の実態
  三 関連主要判例の分析
  四 海洋環境の保護に関する現行刑事法体制の意義と限界
  五 結語-海洋環境の保護と刑法
第11章 漁業権の保護と刑法
  一 序
  二 漁業権の本質
  三 漁業権侵害罪の構造
  四 漁業権侵害罪と他罪との関係
  五 漁業権と権利衝突
  六 結語