尾崎 一郎/著 -- 日本評論社 -- 2023.9 --

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中央 1F法律 一般図書 /321.3/5081/2023 7117196053 配架図 Digital BookShelf
2023/10/20 可能 利用可   0
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ISBN 4-535-52719-5
ISBN13桁 978-4-535-52719-5
タイトル 個人化する社会と閉塞する法
タイトルカナ コジンカ スル シャカイ ト ヘイソク スル ホウ
著者名 尾崎 一郎 /著
著者名典拠番号

110001886720000

並列タイトル Autonomy of Law within Individualized Society
出版地 東京
出版者 日本評論社
出版者カナ ニホン ヒョウロンシャ
出版年 2023.9
ページ数 9, 403p
大きさ 22cm
価格 ¥8500
内容紹介 個人と社会の関係を深く掘り下げてきた著者の論文集。なぜ法社会学という学問が19世紀末から20世紀初頭にかけて生まれたのか。現代社会と法の有り様を浮かび上がらせ、法社会学の普遍的テーマに迫る。
一般件名 法社会学
一般件名カナ ホウシャカイガク
一般件名典拠番号

511387900000000

分類:都立NDC10版 321.3
資料情報1 『個人化する社会と閉塞する法』 尾崎 一郎/著  日本評論社 2023.9(所蔵館:中央  請求記号:/321.3/5081/2023  資料コード:7117196053)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154240684

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序章 始まる前に終わる
  1 法社会学の存在理由
  2 作法と拡散
第Ⅰ部 解体する社会
第1章 近隣騒音紛争の処理過程
  1 紛争発生
  2 紛争の特徴
  3 警察・役所の介入
  4 国家法システムへの持ち込み
  5 司法による「解決」の限界
第2章 マンションにおける生活と管理
  1 居住者間の日常的コミュニケーション
  2 管理問題の自治的処理
第3章 生き甲斐としてのコミュニティ
  1 「共」的領域?
  2 現代の日本における地域社会の一側面
  3 1990年代の「構造変容」?
第4章 マルチチュードの(不)可能性
  1 <帝国>という非・場
  2 非・場における闘争/抵抗
  3 存在の新たな意味
第5章 「ネットワーク社会」における「都市コモンズ」について
  1 都市の「集合的利益」あるいは「共同利益」
  2 都市コモンズ
  3 ネットワーク社会における都市
  4 都市コモンズの陥穽
第6章 複合的分断と法
  1 複合的分断とはなにか
  2 応答の困難さ
  3 法的応答の可能性と限界
第Ⅱ部 閉塞する法/道具化する法
第7章 グローバル化と司法制度改革の法道具主義的展開
  1 司法制度改革の二つのベクトル
  2 法idealism批判の勃興
  3 司法制度改革の法道具主義的展開
  4 空転する「法の支配」
  5 グローバル化と法化の二つの途
第8章 法のクレオールを阻むもの
  1 問題の確認
  2 法のクレオールの阻害条件(1)
  3 法のクレオールの阻害条件(2)
第9章 トートロジーとしての法(学)?
  1 The Nature of the(Common)Law
  2 法が法であると識別されること
  3 法が正統性を有している(とみなされている)こと
  4 法が実効的に社会的機能を果たしている(とみなされている)こと
  5 Pragmatism,Democratic Experimentalism,Daring System
第10章 トイブナーの社会理論と法律学
  1 トイブナー理論の特徴
  2 論文の要約
  3 トイブナーの法社会学
  4 トイブナーの社会学的法律学
第11章 自然の摂理と法的正義
  1 究極の摂理?
  2 法社会学の問い
  3 原初的道徳性とその現れ
  4 法治原理と人間科学
  5 法的コミュニケーションの特徴
  6 法と正義
  7 結論
第Ⅲ部 法を選ぶ/法に関わる
第12章 都市の公共性と法主体
  1 共同性と法の基本構造
  2 現代社会における法と共同性
  3 公共性の再構築と制度
  4 規範コミュニケーションと法主体
  5 自己欺瞞的法主体
第13章 紛争行動と法の主題化
  1 法の主題化の概念
  2 法の主題化の効果
  3 法の主題化の経験的把握
第14章 司法への市民参加と文化ギャップ
  1 「市民参加」の正統性
  2 法廷と社会
  3 法廷における文化ギャップ
第15章 紛争行動/法使用行動と法文化について
  1 折衷説?
  2 「文化」概念再考
  3 最新の実証研究を読み直す
第16章 相互監視と分散的制裁
  1 問題関心
  2 情緒的反応
  3 社会的次元
  4 効果