福富 満久/編著 -- ミネルヴァ書房 -- 2023.10 --

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中央 2F 一般図書 /319.8/5958/2023 7117476422 配架図 Digital BookShelf
2024/01/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-623-09643-5
ISBN13桁 978-4-623-09643-5
タイトル 新・国際平和論
タイトルカナ シン コクサイ ヘイワロン
タイトル関連情報 対峙する理性とヘゲモニー
タイトル関連情報読み タイジ スル リセイ ト ヘゲモニー
著者名 福富 満久 /編著
著者名典拠番号

110006076870000

出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2023.10
ページ数 13, 261p
大きさ 21cm
価格 ¥2800
内容紹介 人権弾圧や貧困、資源争奪、経済の不安定化などから、いかにして脱却できるか。「人間」を中心に置き、この世界を上から押さえつけている力・覇権と下から支えている理性・法の両面から諸問題にアプローチする。
一般件名 平和 , 国際政治
一般件名カナ ヘイワ,コクサイ セイジ
一般件名典拠番号

511363500000000 , 510808400000000

分類:都立NDC10版 319.8
資料情報1 『新・国際平和論 対峙する理性とヘゲモニー』 福富 満久/編著  ミネルヴァ書房 2023.10(所蔵館:中央  請求記号:/319.8/5958/2023  資料コード:7117476422)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154249315

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序章 第1講 力と覇権,そして国際平和
  1 リアリストの見解
  2 国際政治の5つの仮定
  3 正義とは何か平和とは何か
  4 中国の台頭とGゼロ
  5 二極構造の世界
  6 暗黒の未来か,輝かしい未来か
序章 第2講 法:理性と秩序
  1 背景
  2 国際法の存在意義
  3 国際社会の構造
  4 国際法の合意規範性と拘束力
  5 国際法の機能
  6 国際法の実現過程
  7 責任規範
  8 紛争解決手続
  9 国連憲章体制
第Ⅰ部 ナショナル/マルチラテラル
第1章 理論と歴史,そして現実
  1 国際関係-戦争から生まれ,戦争によって形作られたもの
  2 理論の役割
  3 パラダイム間の議論
  4 リアリズム-支配的なパラダイム
  5 リアリズムと戦争
  6 リアリズムが続いてきたのはなぜか?
  7 リベラリズムと戦争
  8 ストラクチャリズムと戦争
  9 最終的な問いは?
第2章 法は一方的な武力行使をどのように規制するのか
  1 背景
  2 軍事干渉国による正当化
  3 国際社会における対応
  4 個別的自衛権
  5 集団的自衛権
  6 要請に基づく軍事干渉
  7 個人または非国家主体への視座
  8 在外自国民の保護
  9 「人道的干渉の理論」
第3章 国際制度,ガバナンスと小国
  1 コンストラクティビズム(構成主義)
  2 国際制度論・レジーム論
  3 グローバル・ガバナンス論
  4 小国論
  5 ロシアと旧ソ連の諸小国
  6 おわりに-ウクライナ対ロシアの戦争
第4章 民主主義と権威主義の相克
  1 はじめに-民主主義の停滞,権威主義の拡大
  2 民主主義及び権威主義と「多元性」との関係について
  3 権威主義体制による多元性の「操作」について
  4 民主主義における公的異議申立ての制限について
  5 ポピュリズムの非民主主義的性格について
  6 おわりに
第Ⅱ部 インディビジュアル
第5章 法とヒューマニティ
  1 法,規範,信条
  2 法の支配と平和構築
  3 中東におけるジェンダーと法
  4 遵法する・しない問題に関するゲーム理論からの接近
  5 おわりに-法と経済開発の視点からみた平和構築論
第6章 暴力を解剖する
  1 パルチザンとその変貌
  2 暴力を解剖する
  3 対暴力への処方箋
  4 ガバナンスの重要性
  5 世界を変えた9.11同時多発テロとテロとの闘い
第7章 国際協力を通じた平和構築への挑戦と課題
  1 国際協力と紛争と平和構築に関する議論とその変遷
  2 国際協力による平和構築活動
  3 平和構築のための国際協力の蹉跌と課題
  4 平和構築実現のためのアプローチの模索
第8章 アイデンティティ・国家とは何か
  1 国家の概念的理解-ステート,ネーション,帝国,国民国家
  2 国家の構成要素-主権,領土,国民
  3 国家と国民,アイデンティティ
  4 アイデンティティとナショナリズム
  5 現代のナチズム
  6 ナチズム,ファシズム,全体主義,軍国主義
  7 社会主義,共産主義,社会民主主義
  8 右派・左派の現在と未来-ヨーロッパとラテンアメリカの例
  9 おわりに
第Ⅲ部 トランスナショナル/グローバル
第9章 国連は国際の平和をどのように維持するのか
  1 背景
  2 集団安全保障制度
  3 連盟規約に基づく集団安全保障
  4 国連憲章に基づく集団安全保障
  5 冷戦期の軍事的措置
  6 国連平和維持活動(PKO)による補完
  7 冷戦後の軍事的措置
  8 国家に対する武力行使
  9 国家における武力行使
第10章 感染症クライシスを踏まえた資本主義モデル
  1 コロナウイルス感染症2019(COVID-19)騒動を振り返る
  2 感染症クライシスとアフガニスタン・ミャンマーの「陥落」
  3 ロシア・東欧の冷戦崩壊と民族紛争
  4 リベラル・デモクラシーに対する中国の挑戦と欧米諸国の打算
  5 日中の相互互恵的競争と援助補完性仮説
  6 おわりに-ポストコロナの平和構築の担い手としての民間ビジネスの可能性
第11章 アフリカとアジア,共通の問題,共通の解決?
  1 アフリカとアジア-概況と問題
  2 アフリカにある問題-スーダン
  3 アジアにある問題-ミャンマー
  4 アジアとアフリカの比較-共通の問題,共通の解決?
  5 結論
第12章 ICT・AIテクノロジーの好影響・悪影響
  1 つながりの観点から世界を考える
  2 テクノロジーが変えるつながりと社会
  3 つながりを活かして,途上国の問題を解決する
  4 おわりに
終章 サステナビリティ持続可能な社会へ
  1 持続可能な開発目標Sustainable Development Goals
  2 気候変動(危機)
  3 難民
  4 SDGsの限界と日本,そして未来へ
  5 おわりに