仲野 由佳理/著 -- ちとせプレス -- 2023.11 --

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中央 1F法律 一般図書 /327.8/5224/2023 7117621050 配架図 Digital BookShelf
2024/03/08 可能 利用可   0
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ISBN 4-908736-34-6
ISBN13桁 978-4-908736-34-6
タイトル 教育の<自由と強制>
タイトルカナ キョウイク ノ ジユウ ト キョウセイ
タイトル関連情報 矯正教育におけるナラティヴ実践の機能に関する教育学的研究
タイトル関連情報読み キョウセイ キョウイク ニ オケル ナラティヴ ジッセン ノ キノウ ニ カンスル キョウイクガクテキ ケンキュウ
著者名 仲野 由佳理 /著
著者名典拠番号

110005001430000

出版地 東京
出版者 ちとせプレス
出版者カナ チトセ プレス
出版年 2023.11
ページ数 8, 261p
大きさ 22cm
価格 ¥4600
内容紹介 教育の権力性を前提として、自律的な主体形成はいかにして可能となるか。少年院と更生保護施設での調査を手がかりに、法務教官や施設職員と少年とが協働して<変容の物語>を創出し再構成していくナラティヴ実践の様相を描く。
書誌・年譜・年表 文献:p241~253
一般件名 少年保護 , 少年院
一般件名カナ ショウネン ホゴ,ショウネンイン
一般件名典拠番号

510956500000000 , 510955900000000

分類:都立NDC10版 327.85
資料情報1 『教育の<自由と強制> 矯正教育におけるナラティヴ実践の機能に関する教育学的研究』 仲野 由佳理/著  ちとせプレス 2023.11(所蔵館:中央  請求記号:/327.8/5224/2023  資料コード:7117621050)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154273786

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序章 本書の概要
  1 研究の背景と目的
  2 研究対象
  3 調査の方法
  4 本書の構成
第1章 矯正教育における「教育」の含意
  1 本章の目的
  2 監獄教育から矯正教育への系譜
  3 社会防衛に対する効果と教育主義
  4 本章のまとめ
第2章 矯正教育理論における言語化実践の位置づけ
  1 本章の目的
  2 矯正教育実践におけるマカレンコの影響
  3 少年院における集団主義教育の試み
  4 綴方に期待された役割
  5 本章のまとめ
第3章 矯正教育実践を読み解く手がかりとしての「ナラティヴ」
  1 本章の目的
  2 「ナラティヴ」概念の来歴
  3 矯正教育研究とナラティヴ
  4 社会的不平等・格差に対する対抗的実践
  5 本章のまとめ
第4章 矯正教育における「規範」
  1 本章の目的
  2 SSTという集団的対話
  3 調査の概要
  4 少年院におけるSST場面に見る葛藤状況
  5 矯正教育における「規範」とは
  6 本章のまとめ
第5章 ナラティヴ実践における調停/調整
  1 本章の目的
  2 対立を生み出す語りの脱構築
  3 調査の概要
  4 教育の理想と現実の乖離
  5 ナラティヴ実践の調停/調整実践としての期待
  6 本章のまとめ
第6章 物語生成における矯正教育の役割
  1 本章の目的
  2 矯正教育における演劇活動の位置づけ
  3 調査の概要
  4 <教育的行為としての物語化>をめぐる3つの技法
  5 共有化された<変容の物語>の教育的機能
  6 本章のまとめ
第7章 更生保護施設における教育的介入のイデオロギー
  1 本章の目的
  2 矯正教育の成果はリセットされてしまうのか
  3 調査の概要
  4 更生保護施設における教育的介入のイデオロギー
  5 社会への移行過程での「『変容』をめぐる4つの変化」
  6 本章のまとめ
第8章 困難を契機とした<変容の物語>の再構成
  1 本章の目的
  2 物語的アイデンティティ・クライシスとしての社会復帰
  3 調査の概要
  4 <変容の物語>の改訂
  5 施設内処遇からの移行とナラティヴをめぐる困難
  6 本章のまとめ
終章 自律的な主体への変容に向けたナラティヴ実践
  1 本書の知見
  2 考察
  3 今後の課題
補論1 法務教官研究への示唆
  1 本論の目的
  2 法務教官の成り立ち
  3 法務教官の専門性
  4 おわりに
補論2 ナラティヴ実践の学校教育への応用可能性
  1 本論の目的
  2 「ナラティヴ」という概念の実践的な応用可能性
  3 コンフリクトの解消・緩和実践としての応用可能性
  4 エビデンス主義とナラティヴ主義の関係
  5 おわりに