永見 尊/著 -- 中央経済社 -- 2024.1 --

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中央 2F 一般図書 /336.97/5264/2024 7117554636 配架図 Digital BookShelf
2024/01/30 可能 利用可   0
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ISBN 4-502-48051-5
ISBN13桁 978-4-502-48051-5
タイトル AUDIT INQUIRY質問の理論と技術
タイトルカナ オーディット インクワイリー シツモン ノ リロン ト ギジュツ
著者名 永見 尊 /著
著者名典拠番号

110004164170000

出版地 [東京],東京
出版者 中央経済社,中央経済グループパブリッシング(発売)
出版者カナ チュウオウ ケイザイシャ
出版年 2024.1
ページ数 9, 282p
大きさ 22cm
価格 ¥4600
内容紹介 公認会計士の監査技術の1つである「質問」(INQUIRY)について、その歴史的展開、立証構造、リスク、事例分析等を探究し、6つのフェーズから懐疑心を高めるための理論と技術を提示する。
書誌・年譜・年表 文献:p263~273
一般件名 会計監査 , 財務諸表
一般件名カナ カイケイ カンサ,ザイム ショヒョウ
一般件名典拠番号

510404800000000 , 510840100000000

分類:都立NDC10版 336.97
資料情報1 『AUDIT INQUIRY質問の理論と技術』 永見 尊/著  中央経済社 2024.1(所蔵館:中央  請求記号:/336.97/5264/2024  資料コード:7117554636)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154290010

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序章 質問研究の問題意識,研究命題および論文構成
  1 本研究書が有する3つの問題意識
  2 研究命題と論文構成
第Ⅰ部 質問の理論的枠組みと制度分析
第1章 財務諸表監査における質問の位置づけ
  1 本章の研究命題
  2 質問の目的およびその対象者
  3 監査技術としての質問の位置づけ
  4 口頭的証拠の信頼性
  5 質問の定義と取り組むべき研究課題
第2章 監査手続として拡張する「質問」の意義
  1 分析の視角
  2 監査草創期
  3 法定監査進展期
  4 GAAS形成期
  5 監査期待ギャップ基準発効期
  6 21世紀の財務諸表監査
  7 史的研究から明らかにされたこと
第3章 証拠法における供述証拠の評価
  1 問題意識
  2 証拠法における供述証拠の位置づけ
  3 供述の証明力の判断指標
  4 財務諸表監査に対するインプリケーション
第4章 口頭的証拠の評価指標と監査要点の立証
  1 問題意識
  2 財務諸表監査の領域における口頭的証拠の評価の議論
  3 質問に対する口頭的証拠の評価指標
  4 実証的手続における質問を用いた監査要点の立証構造
  5 おわりに
第5章 追及型質問と反証の理論
  1 問題意識
  2 追及型質問の意義
  3 追及型質問による監査要点の反証プロセス
  4 追及型質問の実施におけるテクニック
  5 おわりに
第6章 不適切な監査実務をもたらす質問のリスク要因
  1 問題意識
  2 監査人の技能と経験からもたらされるリスク
  3 監査人の認知バイアスのリスク
  4 おわりに
第7章 質問実施上の不備に関するPCAOB検査報告書の分析
  1 問題意識
  2 データの範囲と分析の視点
  3 質問の不備が指摘された監査手続の対象
  4 質問の不備をもたらした原因の分析
  5 質問と職業的懐疑心
第8章 不適切な質問手続に関するAAERの分析
  1 問題意識
  2 データの範囲と分析の視点
  3 質問の不備が指摘された監査手続の対象
  4 質問の不備をもたらした原因の分析
  5 監査の失敗と職業的懐疑心
第Ⅱ部 質問のフレームワークと職業的懐疑心
第9章 質問の実施プロセスと職業的懐疑心
  1 問題意識
  2 質問の実施プロセスの枠組み
  3 職業的懐疑心が有する2つの側面
  4 質問の各フェーズに適用される職業的懐疑心
  5 おわりに
第10章 フェーズ1:思考のフレーミングに基づくアサーションの設定
  1 問題意識
  2 確証バイアスの意義
  3 思考のフレーミング
  4 アサーションのフレーミング転換
  5 おわりに
第11章 フェーズ2:質問の実施準備とメンタル・モデルの形成
  1 問題意識
  2 質問にあたっての情報の収集
  3 メンタル・モデルの形成
  4 質問を実施するための計画の策定
  5 おわりに
第12章 フェーズ3:多様な質問技術の活用
  1 はじめに
  2 質問の実施における環境の構築
  3 質問の展開
  4 聴くこととノートをとること
  5 おわりに
第13章 フェーズ4:回答者の言語および非言語のシグナルを読み解く
  1 人が噓をつくこと
  2 監査においてクライアントの虚偽の説明を見抜くことの意義
  3 非言語コミュニケーションを読み解く
  4 言語コミュニケーションを読み解く
  5 噓のシグナルから口頭的証拠の虚偽を判断すること
  6 おわりに
第14章 フェーズ5:口頭的証拠の評価と監査判断
  1 3つの種類の質問と監査判断
  2 リスク評価手続としての質問のプロセスと監査判断
  3 実証手続としての質問のプロセスと監査判断
  4 おわりに
第15章 フェーズ6:反証情報と回答の不備に基づく協議
  1 口頭的証拠の反証と追及型質問
  2 追及型質問による監査要点の反証プロセス
  3 回答者の虚偽の説明と認知的負荷
  4 追及型質問における戦略的証拠活用法の有効性
  5 おわりに
終章 研究の総括と将来の課題