平賀 緑/著 -- 岩波書店 -- 2024.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /611.3/5388/2024 7117594794 配架図 Digital BookShelf
2024/03/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-00-500980-0
ISBN13桁 978-4-00-500980-0
タイトル 食べものから学ぶ現代社会
タイトルカナ タベモノ カラ マナブ ゲンダイ シャカイ
タイトル関連情報 私たちを動かす資本主義のカラクリ
タイトル関連情報読み ワタクシタチ オ ウゴカス シホン シュギ ノ カラクリ
著者名 平賀 緑 /著
著者名典拠番号

110005957240000

出版地 東京
出版者 岩波書店
出版者カナ イワナミ ショテン
出版年 2024.1
ページ数 20, 194p
大きさ 18cm
シリーズ名 岩波ジュニア新書
シリーズ名のルビ等 イワナミ ジュニア シンショ
シリーズ番号 980
シリーズ番号読み 980
価格 ¥940
内容紹介 豊かなはずの世界で「生きづらい」のは、経済学の考え方と私たちのリアルがずれているからかもしれない。食べものから、現代社会のグローバル化、巨大企業、金融化、技術革新を読み解き、資本主義のカラクリを解き明かす。
学習件名 資本主義,食料問題,こむぎ,グローバリゼーション,金融
学習件名カナ シホン/シュギ,ショクリョウ/モンダイ,コムギ,グローバリゼーション,キンユウ
一般件名 食糧問題 , 資本主義
一般件名カナ ショクリョウ モンダイ,シホン シュギ
一般件名典拠番号

510990600000000 , 510872700000000

分類:都立NDC10版 611.38
書評掲載紙 朝日新聞  2024/03/02  2348 
資料情報1 『食べものから学ぶ現代社会 私たちを動かす資本主義のカラクリ』(岩波ジュニア新書 980) 平賀 緑/著  岩波書店 2024.1(所蔵館:多摩  請求記号:/611.3/5388/2024  資料コード:7117594794)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154295786

目次 閉じる

はじめに
  今の世の中、なんで??…と思ったら
  食べものから現代社会を考える
  この本の読み方
序章■資本主義経済のロジックを考える~セオリーとリアルのズレ
  経済モデルと現実の世界とは違う
  使うためのモノと売るためのモノは違ってくる
  「使える」価値より「売れる」価値
  売らなくては儲からない、売り続けなくては成長できない
  需要は供給側が促し、取引はマネーゲーム化している
  資本主義的食料システム
1章■小麦を「主食」にした政治経済の歴史
  ウクライナ戦争によって世界が飢える!?
  食べものから、売って儲ける「商品」へ
  小麦を大量生産・大量消費するとは
  近代日本に輸入された「メリケン粉」
  売り続けなくては成長できない
  小麦の価格も「金融商品」に
2章■現代社会のグローバル化~「比較優位」とは思えないモノカネの動き
  グローバリゼーションと貿易拡大の背景
  「肥満を促す食環境」も輸出する 米国→メキシコの話
  アグリフード・グローバル・バリュー・チェーンの発展
  食品も「Assembled in Japan(日本で組み立て)」?
  輸入品はなぜ安い?
  食や農も組み込まれているタックスヘイブンの世界
  なぜタックスヘイブンを理解することが重要なのか
3章■現代社会の巨大企業~「完全競争市場」なんてどこに?
  貿易の主体は企業
  巨大化するアグリフードビジネス
  日本のアグリビジネスと食料自給率
  輸入原料を多用する食品製造業における企業集中
  現在の総合商社と大手食品企業群
  巨大企業が求めた、原料の大量調達と商品の大量販売
  大きいことは良いことか?
4章■現代社会の「金融化」~「潤滑油」というよりギャンブラー
  「金融」「金融化」とは
  食べものも農地も金融商品に
  すべての取引がマネーゲームに
  なぜ、これほど金融中心の世界になったのか(背景)
  現在の「資本家」とは誰のこと?
  金融本来の機能を取り戻す
5章■現代社会の技術革新とデジタル化~イノベーションで世界を救う?
  イノベーションは誰のため?
  投資や投機は新しい技術を求める
  ビッグデータを握るのは誰?
  技術と人と自然と
おわりに
  現在の経済学の課題は、成長より「格差」
  資本主義経済が削ってきたもの
  小さく、分散して、自主的に動き始める
あとがき