木寺 律子/著 -- 春風社 -- 2023.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /980.2/ド1/662 7117792754 配架図 Digital BookShelf
2024/04/19 可能 利用可   0

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ISBN 4-86110-928-7
ISBN13桁 978-4-86110-928-7
タイトル ドストエフスキーエピソードの変容
タイトルカナ ドストエフスキー エピソード ノ ヘンヨウ
著者名 木寺 律子 /著
著者名典拠番号

110008269640000

出版地 横浜
出版者 春風社
出版者カナ シュンプウシャ
出版年 2023.12
ページ数 325, 8p
大きさ 20cm
価格 ¥3500
内容紹介 ドストエフスキーの文学には、類似するストーリーやエピソードが複数の作品にまたがって見られる。類似のエピソードの共通点と相違点を複数の作品にまたがって追い、彼の考えがどのように変化し発展していったのかを読み取る。
個人件名カナ ドストエフスキー フョードル・ミハイロヴィチ
個人件名原綴 Dostoevskii,Fyodor Mikhailovich
個人件名典拠番号 120000077090000
分類:都立NDC10版 980.2
資料情報1 『ドストエフスキーエピソードの変容』 木寺 律子/著  春風社 2023.12(所蔵館:中央  請求記号:/980.2/ド1/662  資料コード:7117792754)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154296122

目次 閉じる

第一章 SFとしての『おかしな男の夢』と『悪霊』
  一 宇宙へ行く夢
  二 革命活動家たちの生活とゲルツェン
  三 科学の進歩とフォントネルの世界の複数性
  四 月を巡るさまざまな小説
  五 ロシアのSF作品とフョードロフの思想
  六 人類の歴史
第二章 個人雑誌『作家の日記』の中の『おとなしい女』と『おかしな男の夢』
  一 聖書における愛の概念
  二 ゲルツェンの娘リーザと無神論
  三 エヌペー氏への反論
  四 信仰への回帰
  五 人類に対する愛
  六 ただ批判するだけでなく
第三章 『未成年』と当時の資本主義経済
  一 アルカージイの「理念」とロスチャイルド
  二 株式会社と銀行
  三 高利貸しと質屋
  四 社会と時代の変化
  五 遺産を巡る事件と株券の偽造
  六 ゲルツェンの生活
第四章 『小さな英雄』から『未成年』へ
  一 富を棄てる
  二 手紙の重要性
  三 かつての養育者たち
  四 誰に手紙を渡すべきか
  五 実現されたアルカージイの理念
第五章 婦人解放運動の過程で-『未成年』と『おとなしい女』
  一 女性の就職問題
  二 女子教育の発展と新聞広告の発達
  三 聖像を質に出す女性たち
  四 『未成年』における宇宙とゲルツェンの話題
第六章 『罪と罰』における「ドイツ」のイメージ
  一 ドイツ製の品物と医者や家主たち
  二 ロシアにおけるドイツ系移民の生活
  三 どこから来たのか分からないドイツ人
  四 ラスコーリニコフとスヴィドリガイロフ
  五 ドイツを描く他のロシア文学作品
第七章 『罪と罰』におけるおとぎ話の要素
  一 フォークロアと文学
  二 ゴロフ王
  三 バーバ・ヤガー
  四 ほかの悪魔たち
  五 水と馬
  六 物語の終わりとしての結婚
第八章 『おじさんの夢』のコムイルフォー-自意識と演技
  一 コムイルフォーの概念とその歴史
  二 トルストイ文学におけるコムイルフォー
  三 コムイルフォーと自意識や演劇
  四 反復訓練と努力
  五 内面と外見の齟齬や一体性
  六 応用と使い回し
第九章 ハッピーエンドのドストエフスキー文学
  一 喜劇
  二 ハッピーエンド
  三 『おじさんの夢』と『罪と罰』における母と娘の会話
  四 ほかの人のため
  五 「実行の愛」と「夢見るだけの愛」
  六 『スチェパンチコヴォ村とその住人たち』と『罪と罰』の玉の輿のテーマ
  七 ラスコーリニコフの反対
第一〇章 亡くなった兄の思い出-宗教思想と無神論の狭間で
  一 『カラマーゾフの兄弟』における兄マルケールの死
  二 フォマー・フォミッチと小鳥
  三 サクランボのジャムとポレーノフさん
  四 『悪霊』と『おかしな男の夢』における兄の思い出
  五 作家自身の兄ミハイル