資料詳細

目次

第1章 税務会計研究の原理

  はじめに-企業利益と法人所得

  1 税務会計の特殊な位置づけ

  2 税務会計の特徴

  3 税務会計研究の視点-包括利益と包括的所得概念を例として

  おわりに

第2章 税務会計の現状と課題

  1 税務会計の変遷

  2 税務会計の現状

  3 税務会計の課題

第3章 法人所得と課税所得

  はじめに

  1 税務会計における所得の定義

  2 判例にみる課税所得の計算

  3 実現主義

  おわりに

第4章 寄附金課税の本質とそこから導かれる解釈

  はじめに

  1 寄附金損金不算入規定の創設

  2 現行税法への展開

  3 「別段の定め」としての寄附金規定

  4 寄附金の解釈

  おわりに

第5章 会計基準と公正処理基準の乖離

  はじめに

  1 事件の結論にあたる判示部分の要旨

  2 流動化実務指針の考え方

  3 「リスク・経済価値アプローチ」は公正処理基準か

  おわりに

第6章 法人税法における損失の認識

  はじめに

  1 損金概念-損金の額とは何か

  2 損失の額

  3 計算上の損失の損金該当性

  おわりに

第7章 租税法の公平

  はじめに

  1 所得概念と公平

  2 税率と公平

  3 期間と全体

  4 連結納税制度と公平

  おわりに

第8章 会計学の視点からみた租税法律主義と租税公平主義

  はじめに

  1 租税法の視点

  2 租税法律主義と会計学

  3 租税公平主義と会計学

  おわりに

第9章 所得税法上の必要経費

  はじめに-必要経費の意義と問題の所在

  1 事案の概要と判決に対する賛否両論

  2 検討

  3 本事案への応用

  4 「企業会計原則」からみた必要経費

  おわりに

第10章 初期所得税法における所得計算構造

  はじめに

  1 ドイツ

  2 アメリカ

  3 日本

  おわりに

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