板野 みずえ/著 -- 花鳥社 -- 2024.1 --

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中央 3階C 一般図書 /911.13/5211/2024 7117949997 配架図 Digital BookShelf
2024/06/21 可能 利用可   0

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ISBN 4-909832-84-9
ISBN13桁 978-4-909832-84-9
タイトル 新古今時代の和歌表現
タイトルカナ シンコキン ジダイ ノ ワカ ヒョウゲン
著者名 板野 みずえ /著
著者名典拠番号

110008017040000

出版地 東京
出版者 花鳥社
出版者カナ カチョウシャ
出版年 2024.1
ページ数 10, 324p
大きさ 22cm
価格 ¥8000
内容紹介 和歌史における「新古今」とは何であったか。藤原良経を足がかりに、新古今から京極派に至るまでの和歌の特質を「叙景」意識を軸に検討し、表現史の面から和歌史の書きかえをはかる。
一般件名 新古今和歌集
一般件名カナ シンコキン ワカシュウ
一般件名典拠番号

530201400000000

分類:都立NDC10版 911.1358
資料情報1 『新古今時代の和歌表現』 板野 みずえ/著  花鳥社 2024.1(所蔵館:中央  請求記号:/911.13/5211/2024  資料コード:7117949997)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154301773

目次 閉じる

序章 「新古今」という時代
  一 「新古今」の範囲
  二 「叙景」の定位
  三 本書の構成
第一篇 藤原良経
第一章 藤原良経の歌壇活動
  はじめに
  一 良経主催の和歌行事
  二 良経歌壇の設題傾向
  三 名所十題歌合の歌題
  四 良経歌壇の設題と漢詩文
  おわりに
第二章 「風」の歌
  はじめに
  一 良経の「風」歌の特徴
  二 良経の『六百番歌合』「枯野」詠
  三 「風」の歌と「跡」
  四 名残としての「風」
  五 主題としての「風」
  おわりに
第三章 「心の空」の歌
  はじめに
  一 「心の空」の詠作史
  二 新古今歌人の「心の空」
  三 良経の「心の空」(1)
  四 良経の「心の空」(2)
  おわりに
第二篇 叙景
第一章 恋歌における叙景
  はじめに
  一 定家「年も経ぬ」詠の問題点
  二 定家の「よそ」の用例
  三 新古今歌人の「よそ」の用例
  四 「○○のよそ」という表現
  五 「よそ」と視点
  おわりに
第二章 物語摂取と景
  はじめに
  一 『一句百首』の性質
  二 定家の「吹きまよふ」詠
  三 「秋に閉ぢつる」
  おわりに
第三章 「春の曙」考
  はじめに
  一 『六百番歌合』以前の「春の曙」
  二 「見ぬ世」と「春の曙」
  三 『風雅集』の「春の曙」歌群
  四 しるべとしての「春の曙」
  おわりに
第四章 「むすぼほる」考
  はじめに
  一 「むすぼほる」の詠作史
  二 「むすぼほる」の基本構造
  三 新古今歌人の「むすぼほる」の用例
  四 「むすぼほる」と「夢」
  おわりに
第五章 「ながむ」考
  はじめに
  一 釈教歌における用例
  二 「思ひ入る」・「むなしき空」
  三 「ながむ」と景
  四 景と客体化
  おわりに
第六章 「身」考
  はじめに
  一 「身にしむ」という表現
  二 『新古今集』秋上・三五二番歌
  三 「身にあまる」と「身にとまる」
  四 新古今時代の「身」と「心」
  おわりに
第三篇 寂蓮・京極派
第一章 寂蓮の和歌とその享受
  はじめに
  一 良経歌壇の和歌行事と寂蓮
  二 寂蓮結題百首
  三 寂蓮詠の構図
  四 寂蓮詠における遠近感
  おわりに
第二章 寄物題における景の展開
  はじめに
  一 新古今時代の寄物恋題
  二 新古今時代後の寄物恋題(1)歌会・歌合・定数歌
  三 新古今時代後の寄物恋題(2)応制百首
  四 中世和歌における「寄雲恋」詠
  五 京極派における寄物恋題詠
  おわりに
第三章 京極派和歌における「向かふ」
  はじめに
  一 藤原定家の『六百番歌合』「別恋」詠
  二 京極派の和歌における「~に向かふ」
  三 「向かふ」と時間
  四 「向かふ」と「ながむ(ながめ)」
  五 「向かふ」と「心」
  六 「向かふ」と仏教思想
  おわりに
終章 新古今から中世和歌表現史へ
  一 新古今から京極派へ
  二 中世和歌における「叙景」
  三 「見るやう」な景
  四 叙景表現の共有
  おわりに
付章 東京大学総合図書館蔵『月清集攷』翻刻と紹介
  はじめに
  一 書誌
  二 翻刻
  三 校異
  四 考察