高橋 洋子/著 -- 風間書房 -- 2024.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 児童研究 児童研究図書 K/726.5/タ2386/601 7117754430 配架図 Digital BookShelf
2024/04/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-7599-2501-2
ISBN13桁 978-4-7599-2501-2
タイトル 高橋五山の総合的研究
タイトルカナ タカハシ ゴザン ノ ソウゴウテキ ケンキュウ
タイトル関連情報 デザイン・絵雑誌・絵芝居
タイトル関連情報読み デザイン エザッシ カミシバイ
著者名 高橋 洋子 /著
著者名典拠番号

110006320020000

出版地 東京
出版者 風間書房
出版者カナ カザマ ショボウ
出版年 2024.2
ページ数 5, 326p
大きさ 22cm
価格 ¥7500
内容紹介 紙芝居創始者のひとり高橋五山に焦点を当て、彼が培ったデザインの実績等が、紙芝居に到達した過程を検討。あわせて紙芝居の分析を行うことで、五山が各時代の中で果たしてきた役割を明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p307~317 高橋五山(1888-1965)の略年譜:p319~322
個人件名 高橋 五山
個人件名カナ タカハシ ゴザン
個人件名典拠番号 110000580610000
一般件名 紙芝居
一般件名カナ カミシバイ
一般件名典拠番号

510864400000000

分類:都立NDC10版 726.501
資料情報1 『高橋五山の総合的研究 デザイン・絵雑誌・絵芝居』 高橋 洋子/著  風間書房 2024.2(所蔵館:多摩  請求記号:K/726.5/タ2386/601  資料コード:7117754430)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154306636

目次 閉じる

序章
  一 研究背景と意義
  二 視覚メディアと紙芝居
  三 研究目的と方法
  四 先行研究
  五 高橋五山の略歴
  六 論文の構成
第一部 紙芝居出版までの前史
第一章 高橋五山のデザインの多様性とその時代背景
  はじめに
  一 東京勧業博覧会出品「暖炉隠図案」(明治40年:1907)
  二 東京瓦斯意匠懸賞当選「菖蒲式瓦斯燈釣金具図案」(明治41年:1908)
  三 日英博覧会出品「綴織春秋模様図案」(明治43年:1910)
  四 大礼献納品として東京府採用「書棚図案」(明治44年:1911)
  おわりに
第二章 大正期から昭和初期における児童雑誌や絵本などの出版活動
  はじめに
  一 大正期の高橋五山の美術活動
  二 文武堂創刊の絵雑誌『幼女絵噺』(1917)の主幹として
  三 高橋五山の編集プロダクションと関係者
  四 大正末の学年別雑誌の創刊
  五 大正末の出版界の様相と全甲社設立へ
  六 東京市立日比谷図書館編『子供雑誌に関する調査』(1930)に関して
  七 全甲社と共同書籍との連携
  八 出版統制と児童図書推薦
第二部 幼稚園紙芝居の考察
第一章 城戸幡太郎の保育問題研究会における高橋五山の紙芝居の役割
  はじめに
  一 保育問題研究会の発足と紙芝居
  二 保育問題研究会での五山の幼稚園紙芝居の活用
  三 高橋五山の紙芝居とその評価
  おわりに
第二章 高橋五山による「ピーターラビット」の紙芝居化から劇遊びへの展開
  はじめに
  一 幼稚園紙芝居『ピーター兎』の出版背景
  二 幼稚園紙芝居『ピーター兎』(1938)の作品分析
  三 番町幼稚園での『ピーター兎』の劇化
  四 三作品の構成分析
  五 戦前戦後をつなぐ「ピーターラビット」の受容
  六 文部省の保育要領と東京都保育会文化部編『劇遊び脚本』
  おわりに
第三章 紙芝居の保育への導入課程と倉橋惣三の紙芝居関与の再検討
  はじめに
  一 幼稚園令の保育項目「談話」について
  二 内山憲尚の保育項目の「談話」観
  三 内山憲尚による高橋五山の紙芝居の推奨
  四 保育現場への紙芝居の普及
  五 保育問題研究会での高橋五山の紙芝居活用
  六 倉橋惣三の保育案と「談話」観および紙芝居観
  七 「保育要領」における紙芝居の位置づけ
  八 「幼稚園要領」における紙芝居の位置づけ
第三部 仏教紙芝居の考察
第一章 『花まつり』の命名とその発展-高橋五山の紙芝居の寄与-
  はじめに
  一 花まつりの命名
  二 花まつりの発展
  三 高橋五山の『花まつり』と「花まつり」行事との関わり
  おわりに
第二章 『花まつり』(1936)の演出上の工夫と仏教美術受容
  はじめに
  一 仏教紙芝居『花まつり』の構成と演出に関する分析
  二 図像の源泉と仏教美術との関わり
  おわりに
第三章 高橋五山と仏教紙芝居『勢至丸様』について
  はじめに
  一 高橋五山と仏教紙芝居
  二 鈴木積善と浄土宗児童教化
  三 『勢至丸様』の紙芝居について
  四 『法然上人行状絵図』との比較分析
  五 『勢至丸様』の対象者と紙芝居の特徴
  六 浄土宗児童協会と勢至丸の銅像について
  おわりに
第四部 戦時下から1950年代前後の紙芝居の様相
第一章 オリジナル紙芝居の考案
  はじめに
  一 戦時下における手作り紙芝居の推奨
  二 戦後の貼り絵紙芝居
  三 第一回芸術選奨文部大臣賞『こねこのちろちゃん』(1949)
  四 保育界への貢献
  五 貼り絵紙芝居のデザイン性と評価
  おわりに
第二章 戦後の紙芝居活動と日本紙芝居幻灯株式会社をめぐって
  はじめに
  一 1946年から1950年の全甲社と紙芝居界の動向
  二 日本紙芝居幻灯株式会社とその経営実態
  三 日本紙芝居幻灯株式会社の活動
  四 日本紙芝居幻灯株式会社の倒産から童心社の設立へ
  五 高橋五山の苦心と倒産に関する考察
  六 その後の展開
  おわりに
終章
  一 要約と結論
  二 本研究のまとめ