吉村 竜/著 -- 春風社 -- 2024.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /625.0/5093/2024 7117957291 配架図 Digital BookShelf
2024/06/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-86110-887-7
ISBN13桁 978-4-86110-887-7
タイトル 果樹とはぐくむモラル
タイトルカナ カジュ ト ハグクム モラル
タイトル関連情報 ブラジル日系果樹園からの農の人類学
タイトル関連情報読み ブラジル ニッケイ カジュエン カラ ノ ノウ ノ ジンルイガク
著者名 吉村 竜 /著
著者名典拠番号

110006930710000

出版地 横浜
出版者 春風社
出版者カナ シュンプウシャ
出版年 2024.1
ページ数 301, 11p
大きさ 22cm
価格 ¥4400
内容紹介 ブラジルの地に渡った日系人たちが、人間・作物・生態環境の三者間関係のなかで「農を業に」してきたその軌跡を、営みを持続するに伴い培われてきた「モラル」に着目しながら描く。
書誌・年譜・年表 年表:p19~20 文献:巻末p5~11
一般件名 果樹-栽培 , 園芸-ブラジル , 日本人(ブラジル在留)
一般件名カナ カジュ-サイバイ,エンゲイ-ブラジル,ニホンジン(ブラジル ザイリュウ)
一般件名典拠番号

510546510010000 , 510513320070000 , 510399400000000

一般件名 ブラジル
一般件名カナ ブラジル
一般件名典拠番号 520062600000000
分類:都立NDC10版 625
資料情報1 『果樹とはぐくむモラル ブラジル日系果樹園からの農の人類学』 吉村 竜/著  春風社 2024.1(所蔵館:中央  請求記号:/625.0/5093/2024  資料コード:7117957291)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154307193

目次 閉じる

第一章 農民、農業、農
  Ⅰ 農を業にする-果樹園の日常
  Ⅱ 日系果樹園からの農の人類学
  Ⅲ 本書の構成
第二章 農から農業へ-中間層の日系人
  Ⅰ 歴史のなかの日系人・果実・果樹園
  Ⅱ 富裕層と貧困層の二極化
  Ⅲ 日系人と果物生産
  Ⅳ 中間層であること
コラム1 ピラール日系人と<わたし>
第一部 市場と向き合う日系人の「モラル」-連帯・協同・仲間意識
第三章 「自由」のなかの連帯
  Ⅰ ネオリベラリズムと「モラル」
  Ⅱ 農民・農業経営者・農業労働者
  Ⅲ 労働者から経営者へ
  Ⅳ 「競争よりも協力を」-APPCの設立背景
  Ⅴ 経営者の連帯と「モラル」-オルタナティブな経済へ
第四章 協同する日系人-日系協同組合の再編プロジェクト
  Ⅰ 「連帯」のもう一つの背景
  Ⅱ 中小規模生産者と協同組合
  Ⅲ 協同をなす日系人の関係の網
  Ⅳ 日系人としての協同
  Ⅴ 協同の関係を結び直す
  Ⅵ 協同に根差した日系人の「モラル」
第五章 日系人の仲間意識
  Ⅰ 仲間意識-文協の定款から
  Ⅱ 人種からエスニシティへ-日系人の自己規定
  Ⅲ 文協を取り巻く環境の変化
  Ⅳ ピラール日系人による自他の識別
  Ⅴ 仲間意識と「モラル」-差異と多様性に根差した文協会員のエスニシティ
コラム2 「ジャポネース」はあだ名?
コラム3 食卓から見る日系人どうしの違和感
コラム4 文協における祭礼行事と宗教
第二部 作物と向き合う日系人の理念と実践-植生・知識・対話
第六章 柿と向き合う日系人-消費と流通の地域史
  Ⅰ 日本にルーツを持つ柿と日系人
  Ⅱ 柿をすする、柿を食べる-ブラジルへの柿の伝播
  Ⅲ 変異性に富んだ果実-柿の植生に関する園芸学的分析
  Ⅳ 柿の消費-栽培者の目線から
  Ⅴ 欧米への市場展開と自家消費への揺り戻し
  Ⅵ 農を業にする-ブラジルに根を下ろした柿と日系人
第七章 果樹と向き合う-経験知の獲得と伝達
  Ⅰ 「手間」をかける日系人
  Ⅱ 果樹園芸学の技術論と経験知
  Ⅲ 指導書の作成-技術の画一化は可能か
  Ⅳ 指導書の再現とその余白
  Ⅴ 雨を見極める-生産者の経験に基づく技術
  Ⅵ 生態系のサイクル
  Ⅶ 三者間関係に根差した経験知の獲得
  Ⅷ 果樹を介しての知識の伝達
第八章 果樹との対話から人との対話へ-技術支援の現場
  Ⅰ 技術支援プロジェクト
  Ⅱ 技術をめぐる指導と支援
  Ⅲ 松田喜一に学ぶ「果樹との対話」の極意
  Ⅳ 技術支援と日系人の反応
  Ⅴ 非日系の労働者こそ見える対話の世界
  Ⅵ 「果樹との対話」の探究
終章 果樹とはぐくむモラル
  Ⅰ 日系果樹園からの農の人類学
  Ⅱ 農を業にする日系人の「モラル」
  Ⅲ 果樹と対話する日系人の「農」の根源
  Ⅳ 農民・農業の総合としての農の人類学