小林 亮介/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2024.2 --

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中央 3階A 一般図書 /222.9/5027/2024 7117758224 Digital BookShelf
2024/04/02 可能 協力貸出中 2024/07/10 0
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ISBN 4-8158-1146-4
ISBN13桁 978-4-8158-1146-4
タイトル 近代チベット政治外交史
タイトルカナ キンダイ チベット セイジ ガイコウシ
タイトル関連情報 清朝崩壊にともなう政治的地位と境界
タイトル関連情報読み シンチョウ ホウカイ ニ トモナウ セイジテキ チイ ト キョウカイ
著者名 小林 亮介 /著
著者名典拠番号

110006280770000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2024.2
ページ数 10, 328, 89p
大きさ 22cm
価格 ¥7200
内容紹介 東アジア国際秩序の構造転換を前に、ダライ・ラマ政権は勢力を維持すべくいかに行動したか。そこで主張された「独立」「自治」の意味とは。現代に至るチベット問題の起源を、チベット語を中心とする一次史料に基づき究明する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p10~31
一般件名 チベット問題
一般件名カナ チベット モンダイ
一般件名典拠番号

510193100000000

分類:都立NDC10版 222.9
書評掲載紙 読売新聞  2024/05/19  2358 
資料情報1 『近代チベット政治外交史 清朝崩壊にともなう政治的地位と境界』 小林 亮介/著  名古屋大学出版会 2024.2(所蔵館:中央  請求記号:/222.9/5027/2024  資料コード:7117758224)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154312571

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序章
  一 清朝崩壊とチベット
  二 シムラ会議とチベット
  三 先行研究
  四 史料
  五 本書のさらなる課題
  六 本書の構成
第Ⅰ部 境界地域をめぐる相剋
第一章 ダライ・ラマ政権と清朝の境界地域
  一 はじめに
  二 ダライ・ラマ政権とカムおよびアムド
  三 境界の画定
  四 金川戦争後のカム
  五 一九世紀のダライ・ラマ政権と境界地域
第二章 ダライ・ラマ政権のカム支配(一八六五~一九一一年):前編
  一 はじめに
  二 一九世紀後半、ダライ・ラマ政権のカム東部進出
  三 ダライ・ラマ政権のカム支配の始動
  四 清朝の対応
  五 小結
第三章 ダライ・ラマ政権のカム支配(一八六五~一九一一年):後編
  一 はじめに
  二 一九世紀末、カム支配をめぐる相剋
  三 清末新政の始動
  四 ダライ・ラマ政権のカム支配の終焉
  五 小結
第四章 ダライ・ラマ政権のカム支配とデルゲ王国(徳格土司)
  一 はじめに
  二 デルゲ王国と清朝・チベット関係
  三 ダライ・ラマ政権によるデルゲ支配
  四 王位継承問題
  五 デルゲ帰属問題の形成
  六 小結
第Ⅱ部 近代国際社会とチベット
第五章 日露戦争とチベット
  一 はじめに
  二 黎明期のチベット・日本関係と国際社会
  三 日露戦争下での接触
  四 川島浪速宛チベット語書簡(一九〇五年)
  五 小結
第六章 チベットとアメリカの邂逅
  一 はじめに
  二 ロクヒルとチベット
  三 五台山と北京にて
  四 インドからの書簡
  五 小結
第七章 辛亥革命とチベット・日本関係
  一 はじめに
  二 明治日本の仏教界とチベット
  三 川島浪速宛書簡(一九〇九年)とその背景
  四 辛亥革命とその後
  五 小結
第八章 ルンシャル使節団とイギリス
  一 はじめに
  二 ルンシャル使節団とダライ・ラマ一三世の親書
  三 書簡の翻訳をめぐって
  四 イギリスと中国の反応
  五 小結
第Ⅲ部 政治的地位と境界をめぐって
第九章 チベットの政治的地位とシムラ会議
  一 はじめに
  二 チベット語会議録『クンセルメロン』について
  三 シムラ会議における翻訳概念
  四 シムラ条約の調印
  五 小結
第十章 シムラ会議・境界紛争・停戦協定
  一 はじめに
  二 「チベット」をめぐる構想と抗争
  三 「内チベット」をめぐる相剋
  四 チャムド停戦協定
  五 ロンパツァ協定とその後
  六 小結
第十一章 境界紛争と僧院
  一 はじめに
  二 チベット仏教僧院と境界問題
  三 タルギェー僧院とダライ・ラマ政権
  四 タルギェー僧院と境界紛争(一九三〇~三三年)
  五 僧院復興をめぐる交渉
  六 小結
終章
  一 境界問題の形成
  二 近代国際社会との関わり
  三 シムラ会議とその後
  四 「事実上の独立」の終焉