木瀬 康太/著 -- 北樹出版 -- 2024.2 --

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中央 3階C 一般図書 /139.3/5076/2024 7117758387 配架図 Digital BookShelf
2024/04/02 可能 利用可   0
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ISBN 4-7793-0737-9
ISBN13桁 978-4-7793-0737-9
タイトル キェルケゴール美学私考
タイトルカナ キェルケゴール ビガク シコウ
タイトル関連情報 イロニーと良心
タイトル関連情報読み イロニー ト リョウシン
著者名 木瀬 康太 /著
著者名典拠番号

110008290600000

出版地 東京
出版者 北樹出版
出版者カナ ホクジュ シュッパン
出版年 2024.2
ページ数 239p
大きさ 22cm
価格 ¥2700
内容紹介 倫理と宗教に人間はどのような態度で関わっているのか。イロニーをもたらす「知」と、良心に根ざした「信仰」との相剋を、美学的考察によって丹念にあぶり出すキェルケゴール研究。
書誌・年譜・年表 文献:p222~233
個人件名カナ キールケゴール セーレーン・オービュエ
個人件名原綴 Kierkegaard,Sören Aabye
個人件名典拠番号 120000155920000
分類:都立NDC10版 139.3
資料情報1 『キェルケゴール美学私考 イロニーと良心』 木瀬 康太/著  北樹出版 2024.2(所蔵館:中央  請求記号:/139.3/5076/2024  資料コード:7117758387)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154312603

目次 閉じる

序論 本書の研究視角と叙述方法
  第一節 先行研究に対する本書の意義
  第二節 キェルケゴールにおける感性と美
  第三節 キェルケゴールにおけるイロニー
  第四節 キェルケゴールにおける「自由」
  第五節 本書の叙述方法と各章の概要
第一部 初期キェルケゴールの哲学的美学:イロニー論
第一章 キェルケゴールの問題意識
  第一節 「自由」への覚醒
  第二節 1841-42年冬学期のマールハイネケ講義の聴講ノート
  第三節 概念による認識に付随する二重の疎外
第二章 美学研究の開始
  第一節 「三つの偉大な理念」
  第二節 「ロマン主義的なもの」についての集中的考察
  第三節 ドン・ファン研究を通じての「直接性」についての考察
第三章 イロニーについての知見の拡大過程
  第一節 イロニーについての包括的考察
  第二節 イロニーとフモールの相違
第四章 様々な美学的考察
  第一節 詩の発展形式についての研究
  第二節 ゲーテ研究の開始
  第三節 シューバート著『ゲーテ著「ファウスト」講義』の集中的読書
  第四節 ハーマン研究の開始
  第五節 フモール論の深化
第五章 『イロニーの概念について』における疎外論と「宥和」論
  第一節 ソクラテスのイロニーで疎外された「イロニーを認識する主観」
  第二節 フィヒテ以後のイロニーで疎外された「現実的あり方」
  第三節 「統御されたイロニー」の諸機能
  第四節 量的差異を減少させる方策にすぎない「宥和」
中間考察
第二部 初期以後のキェルケゴールの神学的美学:良心論
第六章 誤った方向をとった「反省」に抗して
  第一節 「デンマーク黄金時代」とハイベア
  第二節 ハイベアによるエーレンスレーヤー批判
  第三節 キェルケゴールの反応
  第四節 ハイベアとキェルケゴールの決裂の背景
第七章 イロニーと良心の協働
  第一節 「不安にさせられた良心」
  第二節 誤った方向をとった「反省」を統御する良心
  第三節 隣人愛
  第四節 良心の陶冶としての自然美学へ
結語 信仰の光学としてのキェルケゴール美学