野林 晴彦/著 -- 中央経済社 -- 2024.3 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /335.1/6445/2024 7117793573 配架図 Digital BookShelf
2024/04/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-502-48831-3
ISBN13桁 978-4-502-48831-3
タイトル 日本における経営理念の歴史的変遷
タイトルカナ ニホン ニ オケル ケイエイ リネン ノ レキシテキ ヘンセン
タイトル関連情報 経営理念からパーパスまで
タイトル関連情報読み ケイエイ リネン カラ パーパス マデ
著者名 野林 晴彦 /著
著者名典拠番号

110008298330000

出版地 [東京],東京
出版者 中央経済社,中央経済グループパブリッシング(発売)
出版者カナ チュウオウ ケイザイシャ
出版年 2024.3
ページ数 9, 246p
大きさ 22cm
価格 ¥3000
内容紹介 経営理念とは何か? なぜ「経営理念」と言うのか? 「経営理念」という言葉に注目し、その言葉と概念を歴史的に振り返り、曖昧で広範な意味をもつ経営理念を整理する。
書誌・年譜・年表 文献:p237~246
一般件名 経営学-歴史
一般件名カナ ケイエイガク-レキシ
一般件名典拠番号

510695010060000

分類:都立NDC10版 335.12
資料情報1 『日本における経営理念の歴史的変遷 経営理念からパーパスまで』 野林 晴彦/著  中央経済社 2024.3(所蔵館:中央  請求記号:/335.1/6445/2024  資料コード:7117793573)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154325829

目次 閉じる

序章 あいまいな日本の「経営理念」概念を歴史的に振り返る
  第1節 はじめに
  第2節 「経営理念」という言葉と概念を歴史的に振り返り,整理する意義
  第3節 研究方法論
  第4節 本書の構成
第Ⅰ部 経営理念という言葉の誕生から一般への普及まで
第1章 「理念」という言葉の誕生と普及:明治・大正時代
  第1節 理念という言葉の誕生:ドイツ哲学の「イデー」の翻訳語として
  第2節 理念という言葉の本来の意味
  第3節 理念という言葉の普及:日本におけるドイツ哲学の受容と展開とともに
  第4節 戦時体制下での「理念」という言葉の流行とその背景
第2章 「経営理念」という言葉の始まり:昭和初期~第二次世界大戦中
  第1節 経営理念という言葉の誕生:最初の意味
  第2節 経営理念の始まり:第二次世界大戦中
  第3節 経営理念が経営書の「一章」に:中西勉(1943)『新訂経営必携』
第3章 経営理念という言葉の普及と一般化:「新しい経営理念」ブーム
  第1節 終戦直後の経営理念:川上嘉市『事業と經營』
  第2節 経済同友会「経営者の社会的責任の自覚と実践」決議(1956年)
  第3節 「企業の社会的責任」の理解と普及を促した日本生産性本部海外視察団
  第4節 社会的責任論の一般への広まり:ドラッカー・ブーム
  第5節 「同友会の利潤宣言」:1965年経済同友会「新しい経営理念」提言
第4章 実業界における「新しい経営理念」ブームの影響
  第1節 「経営者の哲学,経営者理念としての経営理念」《概念2》への注目
  第2節 「企業組織の経営理念」《概念3》制定の動き
第5章 「新しい経営理念」ブームへの学界の対応
  第1節 「新しい経営理念」の重要性について言及する研究
  第2節 日本の経営理念を確立するべきとする研究
  第3節 それまで研究されてきたテーマを経営理念とする研究
  第4節 経営理念の経営学上での位置づけを明確にしようとする研究
第6章 経済思想・経営思想としての経営理念《概念1》
  第1節 家業維持の理念(江戸時代)
  第2節 実業の思想(明治初期~中期)
  第3節 経営ナショナリズム(明治初期~中期)
  第4節 経営家族主義(明治末期~大正)
  第5節 経済統制下における経営理念(戦時中)
  第6節 新しい経営理念(1950・60年代)
第7章 経営者の哲学,経営者理念としての経営理念《概念2》
  第1節 経営者個人の哲学・思想の源泉は何か
  第2節 経営者の宗教的背景:儒教・仏教/キリスト教
  第3節 経営者の過去体験
第8章 「新しい経営理念」ブームによる3つの経営理念概念
  第1節 経営理念3つの概念
  第2節 「経済思想・経営思想の経営理念」《概念1》の終焉とその理由
  第3節 経営理念概念のパラダイム変換:経済同友会決議
第Ⅱ部 「企業組織の経営理念」《概念3》の歴史的変遷
第9章 経営理念の成文化と公表:経営理念機能論の台頭
  第1節 社是社訓から経営理念へ:経営理念のテキスト化
  第2節 経営理念「テキスト化」の理由とその機能
  第3節 テキスト化によって生じた「経営理念機能論」
  第4節 「企業組織の経営理念」2つの視座:「経営理念本質論」と「経営理念機能論」
第10章 経営理念の構造論:経営理念内容の継承・変更のパターン
  第1節 経営理念の構造と名称
  第2節 経営理念内容の継承・変更パターン
  第3節 経営理念に影響を与える要因
第11章 「企業組織の経営理念」《概念3》がどのように変わっていったのか
  第1節 1950年代~70年代「企業の社会的責任」概念の追加
  第2節 1980年代~90年代「戦略概念の導入:戦略の上位概念としての経営理念」
  第3節 1990年代~2010年代「ミッション・ビジョン・バリューの導入」
  第4節 2000年代~2010年代「社会性(CSR・サステナビリティ)のさらなる強調」
  第5節 2020年代以降「パーパス(存在意義)の導入」
  第6節 経営理念への影響(要因と歴史的変遷)
第12章 企業組織の経営理念:トヨタ自動車の事例
  第1節 創業期:豊田佐吉と豊田綱領の制定(1935年)
  第2節 トヨタ基本理念の制定(1992年)と改定(1997年)
  第3節 トヨタ行動指針の策定(1998年)と改定(2006年)
  第4節 トヨタウェイ2001の制定(2001年)
  第5節 CSR方針の制定(2005年)と改定(2008年)
  第6節 トヨタグローバルビジョンの制定(2011年)
  第7節 トヨタフィロソフィーの制定(2020年)
  第8節 トヨタウェイ2020の制定(2021年)
  第9節 サステナビリティ基本方針の制定(2021年)
第13章 「企業組織の経営理念」研究
  第1節 1990年代までに多く研究されてきたテーマ
  第2節 経営理念の浸透
  第3節 新たな研究テーマ:経営人類学による経営理念研究
第14章 経営理念の概念整理:総括
  第1節 日本における経営理念概念の歴史的変遷と概念整理
  第2節 経営理念が広範であいまいな概念となった理由
終章 おわりに:本研究の成果・貢献と残された研究課題
  第1節 本研究の成果と貢献
  第2節 残された課題