大村 敬一/編著 -- 放送大学教育振興会 -- 2024.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /389.0/5393/2024 7118100781 配架図 Digital BookShelf
2024/07/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-595-32456-7
ISBN13桁 978-4-595-32456-7
タイトル フィールドワークと民族誌
タイトルカナ フィールドワーク ト ミンゾクシ
著者名 大村 敬一 /編著, 中空 萌 /編著
著者名典拠番号

110004410290000 , 110006321840000

出版地 東京,[東京]
出版者 放送大学教育振興会,[NHK出版(発売)]
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2024.3
ページ数 292p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学教材
シリーズ名のルビ等 ホウソウ ダイガク キョウザイ
価格 ¥3000
内容紹介 文化人類学を基礎づけるフィールドワークと民族誌の方法を紹介。自らの活動を地球環境との関係の中で考える必要に迫られる今日、そうした方法による現実の把握が、人類の未来を見定めることにいかにつながるのかを検討する。
一般件名 文化人類学
一般件名カナ ブンカ ジンルイガク
一般件名典拠番号

511546900000000

分類:都立NDC10版 389
資料情報1 『フィールドワークと民族誌』(放送大学教材) 大村 敬一/編著, 中空 萌/編著  放送大学教育振興会 2024.3(所蔵館:中央  請求記号:/389.0/5393/2024  資料コード:7118100781)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154335045

目次 閉じる

1 「人新世」時代におけるフィールドワークと民族誌
  1.「近代」の世界の隙間:文化人類学の実践の舞台
  2.「人新世」時代:過剰なる他者たちからの近代への挑戦
  3.「人新世」時代におけるフィールドワークと民族誌
2 本質主義の陥穽:フィールドワークと民族誌の功罪
  1.フィールドワークと民族誌:近代人類学の基盤
  2.文化相対主義の悲哀:フィールドワークと民族誌の功罪
  3.本質主義の陥穽:近代人類学の躓きの石
3 同一性の政治を超えて:過剰なる他者とどのようにつき合うか?
  1.オリエンタリズム:近代人類学のフィールドワークと民族誌に潜む問題
  2.同一性の政治:近代の支配と管理の政治装置
  3.同一性の政治を超えて:過剰なる他者とどのようにつき合うか?
4 関係としてのフィールド:可能性を拓くためのフィールドワーク
  1.他者としてのフィールドから関係としてのフィールドへ
  2.マルチサイテッド民族誌
  3.もう一つのマルチサイテッド民族誌
  4.可能性を拓くためのフィールドワーク
5 新たな現実の創造を目指して:地球に棲まう存在の民族誌
  1.異種間の複合体というフィールド:地球環境危機の時代の人類学
  2.マルチスピーシーズ民族誌
  3.「人間の世界」と「人間以外の世界」の絡み合いを描く
  4.新たな現実の創造を目指して:「人新世」を多元化する
6 問いの連鎖が拓くつながり:フィールドワークと民族誌の可能性
  1.壮大な問いとささやかな経験の狭間で
  2.見果てぬ他者の生活世界:フィールドワークの限界
  3.果てしない問いの連鎖:フィールドワークと民族誌の実相
  4.果てしなき問いの連鎖が拓くつながり:フィールドワークと民族誌の可能性
7 民族誌を書きはじめるとき
  1.斉一性に抗する
  2.出会いの隠蔽
  3.「投擲的発話」との出会い
  4.違和感からの出発
  5.対等性を担保するために
8 面白いものを見つける系統的な方法
  1.「面白かったら何でもええです」
  2.川喜田二郎の探検論
  3.「面白いもの」は定義できるか
  4.フィールドワークを「学習」するとは
  5.発見の鋭い喜び
9 生成する世界のフィールドワーク
  1.人類学者にとっての「なる」こと
  2.フィールドの人々にとっての「なる」こと
  3.「なる」を描くパースペクティブ
10 資本主義の民族誌
  1.資本主義の隙間を見つける
  2.資本主義と非資本主義の接合をみる
  3.接合が生み出す多様性をとらえる
11 「人新世」時代の科学のフィールドワーク
  1.「人新世」時代の科学をどう理解するか?
  2.科学技術の人類学:人類学者の目で科学を見つめる
  3.海洋酸性化にかかわる知識生成の民族誌:地球の危機をどう知るか?
  4.不確実性の中で「知る」ということ:parallel ethnography
12 「人新世」時代の法の民族誌
  1.法は人間のものか?:人間の法と自然の法則
  2.人類学者が「法」を書く
  3.人間以外の存在が法廷に立つとき
  4.新しい法イメージのための記述
13 臨床の場のフィールドワーク
  1.臨床の場のフィールドワークと「知ること」(knowing)
  2.病いを生きるリアリティを明らかにする/介入する
  3.曝されながら思考する
14 理性的言語を超えて:別様に聞く,書く
  1.科学と文学のはざまで
  2.別様に読む
  3.別様に聞く,別様に書く
15 フィールドワークと民族誌の未来
  1.発想の転換:近代のパートナーとしての他者たち
  2.「進歩」の夢から醒めて:過剰な他者たちからの触発
  3.「ケア」のプラットフォーム:終わりなき問いを生きる
  4.フィールドワークと民族誌の未来