平井 裕香/著 -- 勉誠社 -- 2024.3 --

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中央 3階C 一般図書 /910.26/カ31/648 7117815311 配架図 Digital BookShelf
2024/04/19 可能 利用可   0
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ISBN 4-585-39038-1
ISBN13桁 978-4-585-39038-1
タイトル 川端康成の曖昧な声
タイトルカナ カワバタ ヤスナリ ノ アイマイ ナ コエ
タイトル関連情報 日本語の小説における文体と身体の交点
タイトル関連情報読み ニホンゴ ノ ショウセツ ニ オケル ブンタイ ト シンタイ ノ コウテン
著者名 平井 裕香 /著
著者名典拠番号

110007554860000

出版地 東京
出版者 勉誠社
出版者カナ ベンセイシャ
出版年 2024.3
ページ数 8, 293p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 文体と身体、書き手と主人公、語る/語られる私、現実と虚構、自己と他者…。川端文学の「曖昧さ」を、戦前/戦後を横断する文学批評の変遷や、日本語のもつ多義性とその効果を見据え考究する。
書誌・年譜・年表 文献:p279~288
個人件名 川端 康成
個人件名カナ カワバタ ヤスナリ
個人件名典拠番号 110000308020000
分類:都立NDC10版 910.268
資料情報1 『川端康成の曖昧な声 日本語の小説における文体と身体の交点』 平井 裕香/著  勉誠社 2024.3(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/カ31/648  資料コード:7117815311)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154335095

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序章 二つの「体」が交わるところ
  第一節 本書の焦点と川端の受容史
  第二節 川端の文体の曖昧さ
  第三節 小説の日本語の曖昧さ
  第四節 川端の身体の曖昧さ
  第五節 川端のモダニズム-リアリズム
  第六節 本書の構成
第一章 二重化する「私/僕」
  はじめに
  第一節 二重化する時間
  第二節 二重化する回路
  おわりに
第二章 受け手としての作者
  はじめに
  第一節 聞き手としての作者
  第二節 読み手としての作者
  おわりに
第三章 鏡としての「私」
  はじめに
  第一節 反転する「私」
  第二節 春子の役割
  第三節 反転させる「私」
  おわりに
第四章 「彼」という空白
  はじめに
  第一節 幅のある現在
  第二節 結婚、愛玩、そして心中
  第三節 続きと終わり
  おわりに
第五章 鏡の中で響く声
  はじめに
  第一節 鏡像としての島村
  第二節 応じ合う言葉
  第三節 声とまなざし
  おわりに
第六章 焼かれることに抗う文字
  はじめに
  第一節 あざに呪われる物語
  第二節 文子の手紙の宛先
  第三節 涙とふるえ
  おわりに
第七章 近づくことで嗅がれる匂い
  はじめに
  第一節 二つの境界
  第二節 表面への暴力
  第三節 近さと匂い
  おわりに
第八章 「欠視」がもたらす肌触り
  はじめに
  第一節 視覚とその他
  第二節 不在と存在
  第三節 母と娘
  おわりに
終章 日本近現代文学の声
  第一節 本書のまとめ
  第二節 川端の声とジェンダー
  第三節 川端の声と言語
  第四節 声の<ポスト>モダニズム