香山 壽夫/著 -- 東京大学出版会 -- 2024.3 -- 増補新装版

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /529.0/5171/2024 7117827770 配架図 Digital BookShelf
2024/04/30 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-062846-4
ISBN13桁 978-4-13-062846-4
タイトル 建築意匠講義
タイトルカナ ケンチク イショウ コウギ
著者名 香山 壽夫 /著
著者名典拠番号

110000387360000

版表示 増補新装版
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2024.3
ページ数 271p
大きさ 26cm
価格 ¥4800
内容紹介 建築の面白さ、大切さ、創る喜びを、建築を愛する人たちに向けて、平易な言葉と豊富な実例によって語りかける。東京大学における講義の集大成。新章を追加した増補新装版。
書誌・年譜・年表 文献:p261~264
一般件名 建築意匠
一般件名カナ ケンチク イショウ
一般件名典拠番号

510717100000000

分類:都立NDC10版 529
資料情報1 『建築意匠講義』増補新装版 香山 壽夫/著  東京大学出版会 2024.3(所蔵館:中央  請求記号:/529.0/5171/2024  資料コード:7117827770)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154342577

目次 閉じる

第1回 空間について
  建築は空間を秩序づけ,人は空間によって秩序づけられる
  建築の基本はシェルターであるとする考えの誤りについて
  建築芸術の総合性は,現実性によって支えられている
  空間は自己を中心として同心円状に広がっている
  建築空間の中にいるのは,私ひとりではない
第2回 部屋について
  空間の基本形は,中心と囲いによって成り立っている
  中心は何によってつくられるか
  囲いは何によってつくられるか
  空間は,常に外に向かって広がることを望んでいる
  「初源(ビギニングス)」を求めることの意味について
第3回 部屋の集合について
  建築は,部屋の共同体である
  部屋は,互いに衝突しあっている
  中心型平面について
  螺旋形について
  線型平面と格子型平面について
第4回 窓について
  空間は光による造形である
  光についての,二つの対比的な認識
  壁を貫く光
  空間を満たす光
  「照らす光」と「満たす光」
第5回 続窓について
  幾重にも包み込まれる光
  下より這い上がる光
  上からの光と下からの光
  空間を囲む面は重層する
  窓の様々な働き
  空間を囲む壁は,必ず二つ以上存在する
第6回 入口について
  入口は,招くものであり,拒むものであり,そして待つところでもある
  入口は,部屋になることを望んでいる
  内部空間は,入口によって表示される
  入口は分化する
  入口は,人を立ちどまらせ,振り返らせる
  ファサードは自立する,あるいは引きはがされる
第7回 場所について
  地形は,建築に先立って,空間を規定する
  人は地形において空間を見出す
  「場所」とは何か
  「明白なる地形」と「隠れたる地形」
  「隠れたる地形」の意味は,記憶の累積の中で確定される
  建築は,場所の特性を視覚化する
第8回 表象について
  内において住まわれる建築は,外において見つめられる
  「表象」とは何か
  建築は芸術であるか
  制約は芸術を害うか
  芸術としての建築は,何を表現するのか
  建築は否定の表現を取り得ない
第9回 モティフについて
  建築の基本的制約条件は何か
  「囲いモティフ」と「支えモティフ」は対立しつつ共存する
  柱から列柱へ
  アーチから皮膜へ
  「囲いモティフ」と「支えモティフ」の闘争
第10回 意匠について
  モティフの対立的統合について
  統合は,「囲いモティフ」の肥大によって崩壊する
  もう一つの例
  「支えモティフ」の復興
  革命は,どちらか一方のモティフの,過度の強調によって行われる
第11回 分解について
  モダニズムは,還元主義的思考によって支配されている
  還元主義的思考は,革命願望と結びついている
  還元主義的思考はどのような道をたどるか
  有機主義的思考について
第12回 秩序について
  懐疑は,創作行為にとっていかなる意味を持つか
  建築における文学的態度の過剰について
  「肘かけ椅子の懐疑論」と「作業場の実在論」
  「見ること」と「つくること」
  秩序は,表わされ,直ちに隠される
第13回(付章) 「かたち・ことば」について
  秩序の崩壊は,さらに続いている
  建築とは,「かたち」の「ことば」である
  「かたち・ことば」は,伝統の中で育つ
  「かたち」の意味
  働くこと,建てることは,人の根源的喜び