大橋 毅彦/著 -- 琥珀書房 -- 2024.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.29/5089/2024 7118133737 配架図 Digital BookShelf
2024/08/02 可能 利用可   0

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ISBN 4-910993-54-6
ISBN13桁 978-4-910993-54-6
タイトル 神戸文芸文化の航路
タイトルカナ コウベ ブンゲイ ブンカ ノ コウロ
タイトル関連情報 画と文から辿る港街のひろがり
タイトル関連情報読み ガ ト ブン カラ タドル ミナトマチ ノ ヒロガリ
著者名 大橋 毅彦 /著
著者名典拠番号

110001830460000

出版地 京都
出版者 琥珀書房
出版者カナ コハク ショボウ
出版年 2024.3
ページ数 10, 277p
大きさ 21cm
シリーズ名 鹿ケ谷叢書
シリーズ名のルビ等 シシガタニ ソウショ
シリーズ番号 004
シリーズ番号読み 4
価格 ¥2800
内容紹介 大正から昭和にかけて“港街神戸”が育んだ多彩な文化。有名無名の詩人にギャラリー文化、プロレタリア芸術、陳舜臣、そして小田実。開かれた航路がもたらした文化空間のひろがりを伝える。
一般件名 文学地理-神戸市 , 日本文学-作家 , 日本文学-歴史-昭和時代 , 日本文学-歴史-平成時代
一般件名カナ ブンガク チリ-コウベシ,ニホン ブンガク-サッカ,ニホン ブンガク-レキシ-ショウワ ジダイ,ニホン ブンガク-レキシ-ヘイセイ ジダイ
一般件名典拠番号

511547521560000 , 510401810030000 , 510401810180000 , 510401810540000

一般件名 神戸市
一般件名カナ コウベシ
一般件名典拠番号 520340600000000
分類:都立NDC10版 910.29
資料情報1 『神戸文芸文化の航路 画と文から辿る港街のひろがり』(鹿ケ谷叢書 004) 大橋 毅彦/著  琥珀書房 2024.3(所蔵館:中央  請求記号:/910.29/5089/2024  資料コード:7118133737)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154351950

目次 閉じる

一章 一九二〇年代の関西学院文学的環境の眺望
  はじめに
  一、多層的な内部-『関西文学』・『想苑』・海港詩人倶楽部
  二、外部との交通-同人誌間ネットワーク・梁山泊としてのカフェ
  三、『木曜嶋』の中を走った力線
二章 竹中郁の詩の才気
  一、小さなミラクル-白秋的感覚を越えて
  二、詩の培地となる神戸
  三、曲芸と室内-竹中郁と川西英が見た景色
  四、「飛躍の足つき」-マン・レイ作品「ひとで(海の星)」から学んだもの
  五、コクトーの<闘牛>・郁の<闘牛>
三章 <貧民窟>出身の詩人・井上増吉の文学活動とその周辺
  はじめに-井上増吉への視角
  一、活動拠点としての『労働文化』
  二、二つの詩集『貧民窟詩集日輪は再び昇る』と『おゝ嵐に進む人間の群よ』をめぐって
  三、井上増吉を取り巻く活字メディア環境
四章 <こわれた>街・<騙り>の街への遠近法
  はじめに
  一、自由にこわれてあるということ-石野重道『彩色ある夢』の一面
  二、「欺瞞者」から<騙り>へ、そして<贋造>へ-能登秀夫と井東憲
  三、間奏曲-水彩画家別車博資と「神戸画廊」という文化装置
  四、ふたたび「毀れた街」へ-衣巻省三の詩集『こわれた街』の一面
五章 神戸モダニズム空間の<奥行き・広がり・死角>をめぐる若干の考察
  はじめに
  一、「雑草園」・『おほぞら』・関西学院の近接度
  二、もう一つの<アイルランド>イメージ
  三、『ユーモラス・コーペ』が伝える郷土色の内実
  四、神戸画廊にとっての<東京>
  五、神戸と上海の間を行き来するもの
六章 一九五〇年の二つの文化的イベントから展望する芸術家たちの協同
  一、グランド・バレエ「アメリカ」と中国現代版画展覧会を取り上げる理由
  二、<協同>の視点から『グランドバレエ“アメリカ”』パンフレットを読む
  三、「グランドバレエ“アメリカ”」と呼応する催し
  四、小牧正英と朝比奈隆の上海での出会い-<協同>の発端
  五、小牧と朝比奈の<協同>の種々相
  六、絵画と音楽と舞踊の橋渡し
  七、持続する<協同>作業-「たそがれコンサート」
  八、<協同>そして<共闘>-神戸及び東京を起点とした中国木刻普及運動
  九、神戸の生んだアマチュア版画家川西英の中国木刻評価
七章 陳舜臣が描き出す“落地生根”の行方
  一、<落地生根>を地で行く者・そうでない者
  二、構成と計算の妙
  三、黙劇と潜熱-探偵と犯人の心理上の対決
  四、人物造型への意志-分泌物をどう語り明かすか
  五、火種としての上海・「愛撫」する視線-『枯草の根』のその後
八章 <共生>と<連帯>に向けての小田実からの問いかけ
  一、小田実と韓国
  二、「ある手紙」から見えてくる小説「冷え物」の世界
  三、「河」そして「終らない旅」が切り拓くもの
九章 剣呑さを生きる小説
  はじめに-作品との出会い
  一、文字資料に現れる歴史と、登場人物が体現する歴史と
  二、「河」における<アイルランド>と一九二〇年代の神戸
  三、「商人の革命」ヴィジョンでつながる広州と神戸
  四、もう一つの「アヘン戦争」に巻き込まれる人々-「戦争」の発源地としての神戸
  五、神戸の中の<朝鮮>-呉林俊の発言を再度問う
  六、「逆」に動くということ
  七、「流れて来た」人たち
  八、アンビバレントな「海」の表象