資料詳細

目次

序章 本書の目的と構成

  1 本書の目的

  2 リサーチクエスチョン

  3 本書の構成

第Ⅰ部:理論 CSR活動の概念とそのマネジメントのフレームワーク

第1章 「企業の社会的責任論」の理論的系譜と内在する問題の解消

  1 Sheldonの「マネジメントの社会的責任」

  2 Davis and Blomstrom及びDavisの「社会的責任論」と「権力と責任の均衡論」

  3 Friedmanの企業の社会的責任論-企業の社会的責任を反対する立場から

  4 McGuireの企業の社会的責任論-多元主義的な社会の擁護

  5 Carroll and Buchholtzの企業の社会的責任論とその展開-McGuireの議論を継承した独自概念の提示

  6 問題の所在

  7 原点の「企業と社会」論と権力と責任の均衡論の復権の必要性

  8 権力と責任の均衡論の復権の実務面からの評価

  9 まとめ

第2章 原点の「企業と社会」論と本書で対象とする企業活動の分類

  1 原点の「企業と社会」論と企業の社会的責任

  2 原点の「企業と社会」論における企業の社会的責任論の枠組み

  3 CSV等の活動とCSR活動

  4 まとめ

第3章 企業活動の独立性と正当性

  1 実務面から見た企業活動の分類の必要性-企業の社会的責任の遂行の適切なマネジメントのために

  2 本書で対象とする企業活動の範囲とその独立性及び整合性

  3 現代企業とその目的-単一的目的論と多元的目的論

  4 多元的目的論と企業の目的-Druckerと高田の議論を中心として

  5 まとめ

第4章 企業の社会的責任の遂行の定義とその具体的なマネジメント

  1 企業活動とステークホルダー理論

  2 企業活動の分類とCSR活動の定義

  3 経済活動とCSV等の活動の分類

  4 まとめ-本書で対象とする企業活動に該当する具体的活動とその分類

第5章 企業活動とその動態的マネジメント

  1 CSR活動の動態的マネジメント-基本領域

  2 統合的な動態的マネジメントモデル-CSR活動の動態的マネジメントの3過程モデルとCSV等の活動との接続

  3 まとめ

第Ⅱ部:実証分析 積極的なCSR活動の効果と具体的なマネジメント

第6章 質的な実証分析とマネジメントの特徴に関する考察

  1 ベストプラクティス企業3社の個別活動の質的分析-積極的なCSR活動の効果とマネジメントの特徴

  2 まとめ-結論とインプリケーション

第7章 量的な実証分析

  1 先行研究と問題点

  2 本業に依拠した積極的なCSR活動の効果に関する仮説

  3 本業に依拠した積極的なCSR活動の効果-ベストプラクティス企業K社の量的な実証分析

  4 まとめ-結論とインプリケーション

終章 結語

  1 本書のまとめ

  2 本書の課題

  3 本書の展望-新規の研究者と社会人に向けて

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