W.イェーガー/著 -- 知泉書館 -- 2024.4 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /372.3/5209/2 7117946888 配架図 Digital BookShelf
2024/05/31 可能 利用可   0

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ISBN 4-86285-408-7
ISBN13桁 978-4-86285-408-7
タイトル パイデイア
タイトルカナ パイデイア
タイトル関連情報 ギリシアにおける人間形成
タイトル関連情報読み ギリシア ニ オケル ニンゲン ケイセイ
巻次
著者名 W.イェーガー /著, 曽田 長人 /訳
著者名典拠番号

120000143750000 , 110004386880000

出版地 東京
出版者 知泉書館
出版者カナ チセン ショカン
出版年 2024.4
ページ数 17, 825p
大きさ 19cm
シリーズ名 知泉学術叢書
シリーズ名のルビ等 チセン ガクジュツ ソウショ
シリーズ番号 31
シリーズ番号読み 31
原タイトル注記 原タイトル:Paideia
価格 ¥6500
内容紹介 ギリシア人の教養と理想的な人間像が相互に作用しつつ形成される経緯を描いた、イェーガーの古典的名著を訳出。中は、第3部「偉大な教育者と教育体系の時代」を収録。
一般件名 ギリシア-教育 , ギリシア(古代)
一般件名カナ ギリシア-キョウイク,ギリシア(コダイ)
一般件名典拠番号

520054510030000 , 520054600000000

分類:都立NDC10版 372.3
資料情報1 『パイデイア ギリシアにおける人間形成 中』(知泉学術叢書 31) W.イェーガー/著, 曽田 長人/訳  知泉書館 2024.4(所蔵館:中央  請求記号:/372.3/5209/2  資料コード:7117946888)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154602960

目次 閉じる

第Ⅲ部 偉大な教育者と教育体系の時代
前4世紀
  アテナイの敗北と精神面での再建
  パイデイアの古典的な時代としての前4世紀
  文芸の没落と散文の台頭
  パイデイアによる世界の精神的な征服
パイデイアとしてのギリシアの医術
  ギリシアの指導的な文化力としての医学
  イオニア自然哲学の医学への影響
  自然哲学と医学の相互浸透
  ヒポクラテス文献学の状況
  専門的な著作と世間一般を対象とする著作の区別
  医者と医学の教養がある人の相違
  専門家と素人の間での教養人という領域の成立
  自立的な技術としての医学の自然哲学との戦い
  個別的な事実の正確な観察
ソクラテス
  ソクラテス像の変化と彼に帰された様々な役割
  ニーチェによるソクラテス批判
  近年におけるソクラテス像の動揺
  ソクラテスという問題
  ソクラテスに関する豊かな伝承とその不一致
  プラトンとクセノポンのソクラテス像
  アリストテレスのソクラテス像
  ソクラテス自身の曖昧な本質
  教育者としてのソクラテス
歴史の中のプラトン像
  シュライエルマッハーに至るプラトン研究
  文献学的な研究,新カント主義による方法への注目
  プラトンの書簡の真作性,人生と作品の不可分性
  哲学一般を後期古代最大の教育力へ高めたプラトン
プラトンによるソクラテスの小対話篇:哲学的な問題としてのアレテー
  戯曲形式からなり哲学的な内容を欠く作品群
  形式による事柄の本質の直接的な啓示
  徳と「魂の配慮」を勧める偉大な警告者ソクラテス
  小対話篇の『国家』の思考圏への有機体的な関連
  小対話篇に認められる後の作品の萌芽
  最善国家の実現へ向けられたプラトンの努力
  哲学者支配の理想と小対話篇の成立時期の重なり
  小対話篇における論理的な操作の前提への関心
  問答法に基づく認識行程の本質としての総観
プラトンの『プロタゴラス』:ソフィスト的あるいはソクラテス的なパイデイア?
  教育をめぐるソフィストとソクラテスの対立
  知識を詰め込むソフィストと魂の医者ソクラテス
  若者の形成に専門的に献身する人間階級の台頭
  ソフィストの教育の本質と目的への問い
  政治的な技術の教育可能性を自負するソフィスト
  徳は知識であるというソクラテスの主張
  ソクラテスの問答法の総観的な性格
  行為に基準を与える認識としての測量術
  人間の教育の基礎としての真の価値に関する認識
プラトンの『ゴルギアス』:真の政治家としての教育者
  『プロタゴラス』と『ゴルギアス』の並行関係
  弁論・修辞術の濫用とその擁護
  弁論・修辞術が技術であることの否定
  弁論・修辞術の価値評価をめぐる争い
  暴力の哲学と教育の哲学の対立
  政治的な生に基づく,教養の異常発育への敵意
  弱者が作った法律と強者が基づく自然の対立
  カリクレスによる弁論・修辞術の弁護
  快楽としての善に対するソクラテスの批判
プラトンの『メノン』:知識の新しい概念
  ソクラテスによるアレテーそれ自体
  問答法による運動の目標としてのイデア
  イデアの中に含まれた論理概念
  例による論理的な過程の解明
  方法の模範としての数学
  学習と理解の本来の源泉としてのアポリア
  知識の探究からアレテーの本質規定へ
  アレテーが生得かつ教授できることの発見
  神的な世界へ通じる道標としての知識
プラトンの『饗宴』:エロス
  共同体の出発点としての友情や最高善
  エロスという問題の適切な枠としての饗宴
  エロスとパイデイアの婚姻という根本思想
  エロスの政治的な解釈
  エロスの歴史的な比較
  調和の原理としてのエロス
  アリストパネス,アガトンの弁論
  エロスと哲学の架橋
  教養への衝動と自愛としてのエロス
プラトンの『国家』
  導入
  国家の彫塑的・直観的な像を描く『国家』
  プラトンの焦点としての国家とパイデイア
  正義という問題からの,最善国家という理念の起源
  政治上の徳たる正義から出発する国家論
  強者の正義としての自然主義に対する批判
  人間の一種の内的な健康としての正義
  古いパイデイアの改革
  保守的な感覚に基づく概念上の急進主義