津田 正太郎/著 -- 筑摩書房 -- 2024.5 --

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /007.3/7070/2024 7117956703 配架図 Digital BookShelf
2024/06/07 可能 利用可   0

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ISBN 4-480-68483-7
ISBN13桁 978-4-480-68483-7
タイトル ネットはなぜいつも揉めているのか
タイトルカナ ネット ワ ナゼ イツモ モメテ イル ノカ
著者名 津田 正太郎 /著
著者名典拠番号

110004866450000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2024.5
ページ数 271p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 458
シリーズ番号読み 458
価格 ¥920
内容紹介 日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。「炎上」を経験したメディア社会論者が、終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。
学習件名 情報モラル,ソーシャルネットワーキングサービス,表現の自由
学習件名カナ ジョウホウ/モラル,ソーシャル/ネットワーキング/サービス,ヒョウゲン/ノ/ジユウ
一般件名 情報と社会 , ソーシャルメディア
一般件名カナ ジョウホウ ト シャカイ,ソーシャル メディア
一般件名典拠番号

510976000000000 , 511846300000000

分類:都立NDC10版 007.353
書評掲載紙 朝日新聞  2024/06/08  2361 
資料情報1 『ネットはなぜいつも揉めているのか』(ちくまプリマー新書 458) 津田 正太郎/著  筑摩書房 2024.5(所蔵館:多摩  請求記号:/007.3/7070/2024  資料コード:7117956703)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154608358

目次 閉じる

はじめに
第一章 「表現の自由」をめぐる闘争
  1 私の炎上体験
  きっかけのツイート/押し寄せる批判/「パブリック・エネミー」になる/ネットバトルの波
  2 表現の自由をめぐる論点
  アニメ表現の影響とは何か/「公共の場所」とはいかなる場所か/名作の「アップデート」は認められるか/作品解釈の多様性
  3 表現の自由とヘイトスピーチ
  表現の自由のコストを誰が負担するのか
第二章 ソーシャルメディアの曖昧さと「権力」
  1 ネット炎上とはなにか
  「間メディア環境」におけるネット炎上/「間アプリ環境」の出現
  2 文字だけのコミュニケーションの困難
  闘うパソ通ユーザー/言葉が人間をつくる
  3 メディアとしてのインターネット
  インターネットのコミュニケーション特性/曖昧なソーシャルメディア/メッセージ解釈のズレ
  4 対等性と社会関係の摩擦
  ソーシャルメディアの対等性/ソーシャルメディア内の「権力」/「アテンションへの注目」と過剰評価
第三章 エコーチェンバーの崩壊と拡大する被害者意識
  1 被害者の地位をめぐる競争
  ネットバトルにおける被害者意識/「傷つきやすさ・弱さ=純粋さ・誠実さ」/非難される被害者
  2 米国における政治的分極化とその背景
  イデオロギー的分極化と感情的分極化/意見産業化・激怒産業化するメディア/被害者政治の背景/偽りの分極化はどのように進行するのか/「嫌がらせ」としての政策志向
  3 怒りのソーシャルメディア
  インターネット上での対立はどのように説明されてきたか/緩やかなエコーチェンバーの崩壊/「聞いて」はいるが「耳を傾けない」/「火事と喧嘩はネットの華」か?/被害者政治の帰結
第四章 「不寛容な寛容社会」とマスメディア批判
  1 変化する日本社会
  座席交換をめぐる論争/品行方正になった日本社会/寛容さの広がりと個人化
  2 マナー向上のパラドクス
  新たな迷惑行為の発見/乱反射する迷惑
  3 マスメディア批判の焦点
  マスメディアは信頼されているか/批判される原因はなにか/迷惑行為としての取材/変化する記者
  4 「不寛容な寛容社会」の持続可能性
  快適さの代償
第五章 二つの沈黙、二つの分断
  1 ソーシャルメディアは民主主義にとって危険なのか
  危機に瀕する民主主義?/民主主義国家の強みと弱み/陰謀論とフェイクニュース
  2 民主主義にとっての沈黙の意味
  沈黙の螺旋/もう一つの沈黙/埋没する多数派/二つの沈黙、二つの分断
  3 望ましい沈黙、望ましい分断
  価値判断をめぐる問題/フェミニズムとトランスジェンダー/争点と境界線
終章 単純さと複雑さのせめぎ合い
  陰口としてのカテゴリー化/シニシズムとは何か/シニシズム・陰謀論・ポピュリズム/他者の目に映る世界/単純さと複雑さのせめぎ合い
あとがき