邉 英治/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2024.5 --

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中央 2F 一般図書 /338.3/5390/2024 7118012310 配架図 Digital BookShelf
2024/06/21 可能 利用可   0

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ISBN 4-8158-1155-6
ISBN13桁 978-4-8158-1155-6
タイトル 銀行監督の歴史
タイトルカナ ギンコウ カントク ノ レキシ
タイトル関連情報 日本の銀行業とプルーデンス
タイトル関連情報読み ニホン ノ ギンコウギョウ ト プルーデンス
著者名 邉 英治 /著
著者名典拠番号

110004280410000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2024.5
ページ数 7, 398p
大きさ 22cm
価格 ¥6300
内容紹介 金融業の近代化と発展を支えた、見えざる原動力とは。明治の草創期から戦後復興期まで、大蔵省検査が果たしてきた重要な役割とその変遷を明らかにする。今後の金融危機勃発を回避するためにも、示唆に富む一冊。
書誌・年譜・年表 文献:p369~382
一般件名 金融検査-歴史
一般件名カナ キンユウ ケンサ-レキシ
一般件名典拠番号

510386010010000

分類:都立NDC10版 338.33
資料情報1 『銀行監督の歴史 日本の銀行業とプルーデンス』 邉 英治/著  名古屋大学出版会 2024.5(所蔵館:中央  請求記号:/338.3/5390/2024  資料コード:7118012310)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154615535

目次 閉じる

序章 銀行監督の起源と意義
  1 はじめに
  2 「プルーデンス」の起源について
  3 プルーデンス監督はなぜ必要となったのか
  4 本書の対象と定義
  5 史資料について
  6 本書の構成と概要
第Ⅰ部 国立銀行時代の大蔵省検査
第1章 プルーデンス監督のあけぼの
  1 はじめに
  2 プルーデンス監督のルーツ
  3 為替会社の教訓
  4 国立銀行制度の発足と銀行検査の導入
  5 国立銀行監督の法的根拠と検査手順
  6 第一国立銀行とシャンドの実地検査
  7 シャンドとプルーデンス
  8 おわりに
第2章 国立銀行とプルーデンス監督
  1 はじめに
  2 改正国立銀行条例後の国立銀行
  3 草創期国立銀行の増資をめぐる問題
  4 国立銀行に対する大蔵省検査の実施数
  5 草創期の大蔵省検査官と検査旅程
  6 実地検査からみた通常検査の役割
  7 国立銀行の合併検査
  8 おわりに
第3章 有力国立銀行の大蔵省検査
  1 はじめに
  2 第三十二国立銀行の概要
  3 第三十二国立銀行と大蔵省検査の実態
  4 第十六国立銀行と大蔵省検査の実態
  5 おわりに
第4章 中堅国立銀行の大蔵省検査
  1 はじめに
  2 第二十六国立銀行の概要
  3 第二十六国立銀行と大蔵省検査の実態
  4 大蔵省検査に対するリアクション
  5 金融環境と大蔵省検査
  6 おわりに
第5章 「華族銀行」の大蔵省検査
  1 はじめに
  2 第十五国立銀行の概要
  3 第十五国立銀行と大蔵省検査の実態
  4 第十五国立銀行の人件費問題
  5 おわりに
第Ⅱ部 普通銀行時代のプルーデンス監督
第6章 プルーデンス監督のリバーサルとリスタート
  1 はじめに
  2 普通銀行制度の誕生
  3 プルーデンス監督のリバーサル
  4 日清戦後と日露戦後の金融恐慌
  5 銀行規制の強化・検査再開の曙光
  6 第一次世界大戦の勃発と検査再開
  7 おわりに
第7章 普通銀行に対する銀行規制の出現
  1 はじめに
  2 銀行規制導入・強化の背景
  3 大蔵省を主体とする規制1(ミクロ系)
  4 大蔵省を主体とする規制2(マクロ系)
  5 大蔵省を主体とする規制3(経営系)
  6 日本銀行を主体とする規制
  7 1928年頃の銀行規制体系
  8 おわりに
第8章 戦前期プルーデンス監督の確立
  1 はじめに
  2 普通銀行のマネジメント悪化
  3 改正銀行条例とプルーデンス監督強化
  4 アメリカ銀行検査制度からの影響
  5 日本におけるプルーデンス監督の確立
  6 大蔵省検査の実施数
  7 1935年銀行検査の新方針
  8 おわりに
第9章 確立期におけるプルーデンス監督の実態
  1 はじめに
  2 大蔵省検査旅費予算と検査日程
  3 大蔵省銀行検査官の分析1(定員)
  4 大蔵省銀行検査官の分析2(リスト)
  5 大蔵省銀行検査官の分析3(実態)
  6 大蔵省検査と不良債権問題(整理状況報告書)
  7 大蔵省検査と他の銀行規制との関係
  8 合併検査としての大蔵省検査
  9 大蔵省検査と地元産業との関係
第10章 銀行条例時代における普通銀行検査の実態
  1 はじめに
  2 大正ブーム期~1920年代不況期の川越市経済
  3 経営理念の変遷
  4 第八十五銀行の経営諸比率
  5 有価証券投資の特徴
  6 貸出の特徴
  7 第八十五銀行と大蔵省検査の実態
  8 リスクマネジメントの実態
  9 おわりに
第11章 昭和恐慌期における普通銀行検査の実態
  1 はじめに
  2 昭和恐慌と秩父地方経済
  3 西武銀行の概要
  4 経営問題と環境悪化
  5 西武銀行と大蔵省検査の実態
  6 西武銀行の不良債権処理
  7 不良債権処理後の西武銀行
  8 おわりに
第Ⅲ部 戦時から戦後へ
第12章 戦時期における大蔵省検査の変容
  1 はじめに
  2 プルーデンス監督の日本的特色
  3 大蔵省検査のスリム化
  4 大蔵省検査と金融統制との関係
  5 大蔵省検査の中断
  6 おわりに
第13章 戦後復興期における大蔵省検査の改革
  1 はじめに
  2 GHQ/SCAP主導の検査改革
  3 大蔵省検査方式の改革
  4 改革後の大蔵省検査の実態
  5 護送船団行政との関係
  6 おわりに
終章 プルーデンス監督の形成と経済史的意義