劉 燕子/著 -- 集広舎 -- 2024.5 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /312.2/5785/2024 7118231676 Digital BookShelf
2024/09/06 可能 協力貸出中 2025/01/08 0

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ISBN 4-86735-053-9
ISBN13桁 978-4-86735-053-9
タイトル 不死の亡命者
タイトルカナ フシ ノ ボウメイシャ
タイトル関連情報 野性的な知の群像
タイトル関連情報読み ヤセイテキ ナ チ ノ グンゾウ
著者名 劉 燕子 /著
著者名典拠番号

110004108210000

出版地 福岡
出版者 集広舎
出版者カナ シュウコウシャ
出版年 2024.5
ページ数 710, 40p
大きさ 22cm
価格 ¥6200
内容紹介 「六四」天安門事件を契機に亡命した10名の知識人がライフ・ヒストリーと中国現代史の交差において「真の力」を獲得し、複合的な諸困難をも乗り越えるダイナミクスを論考。ポストコロニアリズムによる国内亡命にも迫る。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p9~40
一般件名 中国-政治・行政 , 亡命 , 知識階級
一般件名カナ チュウゴク-セイジ ギョウセイ,ボウメイ,チシキ カイキュウ
一般件名典拠番号

520389910480000 , 511393600000000 , 511148300000000

一般件名 中国
一般件名カナ チュウゴク
一般件名典拠番号 520389900000000
分類:都立NDC10版 312.22
書評掲載紙 産経新聞  2024/08/11  2370 
資料情報1 『不死の亡命者 野性的な知の群像』 劉 燕子/著  集広舎 2024.5(所蔵館:中央  請求記号:/312.2/5785/2024  資料コード:7118231676)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154625236

目次 閉じる

序章 中国亡命知識人の研究のための予備的考察
  第一節 本研究の問題意識と課題
  第二節 知識人の亡命に関する概観
  第三節 研究の視座、資料、方法
第一章 現代中国の亡命知識人の研究のための準拠枠
  第一節 サイード、ハヴェル、アレントたちによる亡命と知識人に関する研究
  第二節 中国における知識人と亡命知識人の研究
  第三節 中国亡命知識人の流動的存在とその意義
第二章 準拠枠の展開
  第一節 座標系や布置連関のための三つの指標
  第二節 時空間の範囲
  第三節 時空間の質的な認識
  第四節 変動する時空間におけるアクター
  第五節 中国亡命知識人における諸困難
  第六節 準拠枠の展開を踏まえた研究課題の具体化
第三章 中国亡命知識人の存在を可能にする諸条件
  第一節 亡命をめぐるダイナミクス
  第二節 亡命知識人としての存在を可能にするための救援と支援
  第三節 存在を伝え続けるための自助と相互支援
第四章 中国亡命知識人の存在類型
  第一節 自然科学者
  第二節 人文社会科学者
  第三節 文学者(一)
  第四節 文学者(二)
第五章 亡命作家・詩人としての存在の条件と言語
  第一節 言語における困難と文学の越境の可能性に関する予備的考察
  第二節 象形文字を「永遠の祖国」とする鄭義
  第三節 「没有主義(主義なし)」の自由
  第四節 「流亡」を通した言語の拡張
  第五節 異言語の創作による哈金の越境
第六章 ポスト天安門時代における亡命知識人第三世代
  第一節 「地上」と「地下」の「両棲作家」時代の廖亦武
  第二節 「両棲」から「地下」へ
  第三節 「六四」天安門事件への抗議と獄中生活
  第四節 出獄後の見証作家としてのアイデンティティの再形成
  第五節 ドイツにおける廖亦武
  第六節 地下文学の亡命文学としての結実
第七章 統治者の言語を以て抵抗する国内亡命チベット知識人
  第一節 予備的考察
  第二節 オーセルの根
  第三節 漢人とチベット人の狭間の危機を乗り越えたアイデンティティの形成・再形成
  第四節 アイデンティティのさらなる再形成とテクストの「成長」
  第五節 国内植民地化への抵抗の高度化
  第六節 漢語で抵抗するチベット人国内亡命作家の存在意義
終章 岸辺から自らの出航を眺めて
  第一節 結び
  第二節 今後の課題と展望