矢内 琴江/著 -- 明石書店 -- 2024.5 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /367.2/5933/2024 7118139383 配架図 Digital BookShelf
2024/07/30 可能 利用可   0

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ISBN 4-7503-5767-6
ISBN13桁 978-4-7503-5767-6
タイトル 性差別を克服する実践のコミュニティ
タイトルカナ セイサベツ オ コクフク スル ジッセン ノ コミュニティ
タイトル関連情報 カナダ・ケベック州のフェミニズムに学ぶ
タイトル関連情報読み カナダ ケベックシュウ ノ フェミニズム ニ マナブ
著者名 矢内 琴江 /著
著者名典拠番号

110006777010000

出版地 東京
出版者 明石書店
出版者カナ アカシ ショテン
出版年 2024.5
ページ数 269p
大きさ 22cm
価格 ¥3600
内容紹介 性差別を撤廃するための知を生み出す実践は、どうすれば創り出せるか。カナダ・ケベック州においてフェミニズム運動の流れを受け継ぎ誕生した2つのコミュニティの記録から、差別構造を変革していく実践の学習構造を分析する。
書誌・年譜・年表 文献:p245~262
一般件名 女性問題-ケベック州
一般件名カナ ジョセイ モンダイ-ケベックシュウ
一般件名典拠番号

511341620010000

分類:都立NDC10版 367.2514
資料情報1 『性差別を克服する実践のコミュニティ カナダ・ケベック州のフェミニズムに学ぶ』 矢内 琴江/著  明石書店 2024.5(所蔵館:中央  請求記号:/367.2/5933/2024  資料コード:7118139383)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154630461

目次 閉じる

序論
  第1節 本書の目的
  第2節 基盤となる問い
  第3節 本研究の位置づけ
  第4節 本書の構成
第Ⅰ部 フェミニズム・アートを生み出す学びの構造-ラサントラル/ギャルリー・パワーハウスの事例
序章
  第1節 目的とラサントラルの位置づけ
  第2節 ラサントラルの概要と本研究で取り上げる記録
  第3節 第Ⅰ部の構成
第1章 芸術における性差別を問うということは
  第1節 芸術と性差別
  第2節 ケベック州における女性アーティスト
  第3節 ケベック州におけるフェミニズム・アート
  第4節 ケベック・フェミニズム研究におけるラサントラル
第2章 ラサントラルはどのように誕生し、展開していったのか
  第1節 ラサントラルの記録の特徴
  第2節 ラサントラルの始まり
  第3節 女性たちが出会い、学び合う場としての出発
  第4節 若いアーティストたちのもたらしたエネルギー
  第5節 異性愛中心主義との対峙
  第6節 停滞期の経験
  第7節 停滞期の意味
  第8節 1990年代のラサントラルの足跡
  第9節 他のコミュニティとの連帯
第3章 ラサントラルの展開の軸は何か
  第1節 フェミニズム・アートの作品発表の場づくり
  第2節 作品展を企画する際の基準
  第3節 場としてのフェミニズム・アートの認識
  第4節 記録の位置づけ
第4章 誰がラサントラルの実践の主体なのか
  第1節 主体の捉え直し
  第2節 他者との創造的な関係
  第3節 フェミニズム・アートの実践コミュニティとしての意識化
第5章 ラサントラルの展開において記録はどのような意味を持つのか
  第1節 作品展批評
  第2節 記録に描かれたコミュニティ像
  第3節 記録のはたらき
第6章 ラサントラルの実践の公共的意味とは何か
  第1節 モントリオール市の文化政策(2005-2015)
  第2節 ラサントラルの新たな戦略
  第3節 学習の場として
第7章 創造的な学習のコミュニティとしてのラサントラル
  第1節 フェミニズム・アートのコミュニティの展開を支えた構造
  第2節 ラサントラルの展開にとって記録の果たす役割と機能
第Ⅱ部 フェミニズムの視点から実践者の意識化を支える学びの構造-ケベック意識化コレクティフの事例
序章
  第1節 目的とCQCの位置づけ
  第2節 CQCの概要と記録の特徴
  第3節 第Ⅱ部の構成
第1章 CQCはどのような社会的背景から誕生したのか
  第1節 フェミニズムと静かな革命
  第2節 カトリック教会の実践とスピリチュアリティ
  第3節 アニマシオン・ソシアルの登場
  第4節 公的機関の専門職コミュニティ・オーガナイザーの誕生
  第5節 コミュニティ・オーガナイザーの継続教育の場の必要性
第2章 CQCではどのような学習が行われていたのか
  第1節 CQCの研修
  第2節 実践記録
第3章 CQCはどのように生成されたのか
  第1節 省察的実践コミュニティとしてのCQCの認識
  第2節 生活保護受給者の支援から生まれた意識化実践
  第3節 支援者の意識化のプロセス
  第4節 学習の場としての運動
第4章 CQCはどのように展開していったのか
  第1節 最初の問題意識
  第2節 学習観の転換
  第3節 学習の組織化における認識の転換
  第4節 学習の場としての民衆新聞づくり
  第5節 重なり合うコミュニティ・共通する問い
第5章 意識化実践とフェミニズムはどのように重なるのか
  第1節 CQCにおける意識化の定義
  第2節 意識化実践が浮き彫りにした女性たちの抑圧経験
  第3節 女性たちの意識化を支える学習実践
第6章 先住民族女性たちとCQCのメンバーの出会いはどのような実践を生み出したのか
  第1節 先住民族に対する同化政策
  第2節 先住民族女性たちに対する暴力の問題とその背景
  第3節 ミシナクの概要
  第4節 先住民族女性の尊厳の回復に向けた歩み
  第5節 歩みを支えたもの
  第6節 ミシナクの展開
  第7節 ミシナクを支えるネットワークの構造
  第8節 先住民族女性たちの尊厳の回復を支えるコミュニティの構造
第7章 カトリック教会、フェミニズム、民衆運動の出会いは、何をもたらすのか
  第1節 企画が立ち上がった経緯
  第2節 企画チームの形成と研修の組織化
  第3節 研修における意識化の視点
  第4節 学習がもたらした変化
第8章 CQCのメンバーたちは、自分たちの性差別意識をどのようにして乗り越えようとしていったのか
  第1節 支援者自身に内在する性差別を克服する意識化実践
  第2節 CQCにおけるフェミニズムという方向性
  第3節 意識化とフェミニズムの出会いがもたらす可能性
第9章 女性たちの意識化を支える視点とその実践を支えるシステム
  第1節 意識化実践が育んだ省察的実践コミュニティ
  第2節 意識化実践とフェミニズム
  第3節 記録が描いた意識化実践を支える仕組み
結論