資料詳細

目次

序章

第1章 新制度論と個人情報およびプライバシー権

  1-1 社会科学における制度論

  1-2 個人情報とプライバシー権研究に新制度論が果たす役割

  1-3 本書のリサーチ・デザイン

  1-4 小括

第2章 先行研究と理論的基盤を巡る議論

  2-1 伝統的プライバシー権論とその発展

  2-2 中国における個人情報とプライバシー権概念の受容と研究の展開

  2-3 小括

第3章 中国における個人情報とプライバシー権保護の文化的、社会的背景

  3-1 道徳思想が個人情報とプライバシー権保護の形成に与える影響

  3-2 中国の政治体制と中国式の「民主」

  3-3 中国政治制度下での「自由」

  3-4 小括

第4章 社会規範としての受容過程:立法と権利保護の全体像

  4-1 個人情報とプライバシー権の保護に関する立法と発展

  4-2 プライバシー権と個人情報保護の位置づけ

  4-3 中国における個人情報とプライバシー権の保護の実像

  4-4 アメリカと中国の個人情報とプライバシー権の比較

  4-5 小括

第5章 政策中の政治的要請と権利の相克

  5-1 政策の概念と理論

  5-2 中国の政策策定と政策中の個人情報とプライバシー権保護の方針

  5-3 小括

第6章 政策事例:社会信用システムから見る個人情報とプライバシー権保護

  6-1 社会信用システムに関する議論

  6-2 社会信用システム政策導入の背景と経緯

  6-3 社会信用システム政策の導入と施行

  6-4 社会信用システム政策施行中の問題点

  6-5 中国の国民から見た社会信用システム

  6-6 社会信用システム政策に表現されている個人情報とプライバシー権保護

  6-7 小括

終章

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