申 知瑛/著 -- 勁草書房 -- 2024.7 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階A 一般図書 /221.06/5110/2024 7118258428 配架図 Digital BookShelf
2024/08/27 可能 利用可   0

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ISBN 4-326-10341-6
ISBN13桁 978-4-326-10341-6
タイトル コロニアル・エンカウンター比較に抗して
タイトルカナ コロニアル エンカウンター ヒカク ニ コウシテ
タイトル関連情報 1945年前後の朝鮮、台湾、日本の対話的テクストを読む
タイトル関連情報読み センキュウヒャクヨンジュウゴネン ゼンゴ ノ チョウセン タイワン ニホン ノ タイワテキ テクスト オ ヨム
著者名 申 知瑛 /著
著者名典拠番号

110007401030000

出版地 東京
出版者 勁草書房
出版者カナ ケイソウ ショボウ
出版年 2024.7
ページ数 14, 555p
大きさ 22cm
価格 ¥5500
内容紹介 日本帝国植民地末期から解放直後における朝鮮、台湾の人々の出会い=接触を、記録・文学を通して分析し、暴力と支配のなかで不/可能ながら存在した被植民者たちの共鳴と連帯、抵抗の身振りを拾い上げる。
書誌・年譜・年表 文献:p537~555
一般件名 朝鮮-歴史-日韓併合時代(1910~1945) , 台湾-歴史-日本統治時代 , ポストコロニアリズム
一般件名カナ チョウセン-レキシ-ニッカン ヘイゴウ ジダイ,タイワン-レキシ-ニホン トウチ ジダイ,ポストコロニアリズム
一般件名典拠番号

520397810510000 , 520379610470000 , 511748300000000

一般件名 朝鮮 (北),韓国,台湾
一般件名カナ チョウセン (キタ),カンコク,タイワン
一般件名典拠番号 520397900000000 , 520513600000000 , 520379600000000
分類:都立NDC10版 221.06
資料情報1 『コロニアル・エンカウンター比較に抗して 1945年前後の朝鮮、台湾、日本の対話的テクストを読む』 申 知瑛/著  勁草書房 2024.7(所蔵館:中央  請求記号:/221.06/5110/2024  資料コード:7118258428)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154644636

目次 閉じる

序章 植民地化された接触と位階化された比較を超えて
  一、二つの遂行文
  二、研究史の検討-植民地主義/脱植民地主義の比較研究
  三、差質と差配-接触と比較に対する理論的接近
  四、テクストの特性および各章の要約
  五、二つのジェスチャー-比較の間/中の共感を目指す身振り
第1章 対話的テクストにおける被植民者同士の「比較」と「共感」
  一、「比較」に抗して
  二、比較の位階-「中央(文壇)」が配置した台湾と朝鮮
  三、比較の連鎖-常に存在する「中央文壇」と植民地的感情
  四、共感と差異-「どうにもならない」居心地の悪さ、「ふるへてゐる」翻訳
  五、闇の中に-植民地の特異性とよその言葉
第2章 植民地博覧会における被植民者の中/間の「複数の地方化」と時間性
  一、「複数の地方化」に抗して-植民地主義と人種主義の接合
  二、被植民者の間/中で交差・連鎖する地方化-帝国の博覧会から拓殖博覧会へ
  三、被植民エリートの両面性-「欲望を伴う拒否」
  四、被植民他者たちの両面性-「積極的受動性」
  五、植民地群衆と複数の時間性
  六、身振りの中/間に-沈黙、狂気、凶行、悲鳴
第3章 聞こえてきた「解放・独立」「コーフク」と継続する「脱植民地化」
  一、「起源」に抗して-この時期を何と呼べるのか
  二、脱帝国化と脱植民地化の差異-「脱植民地化の代行」「与えられた解放」という言説
  三、「聞こえてきた」玉音放送と翻訳・変形する起源
  四、脱植民地化のメディア、「風聞的ルポルタージュ」
  五、脱植民地化という問いの移行-「比較に対する闘い」から「脱植民地性と他者性の共存」へ
第4章 「街の政治(ソウルと台北)」と「風聞的ルポルタージュ」
  一、風聞的ルポルタージュ-脱植民地性は他者性と共存できるのか
  二、街の自伝的小説「一九四五年八・一五」-朝鮮における脱植民地化と「イデオロギー対立」の間
  三、感情と表情の自伝的小説・随筆-台湾における脱植民地化と再植民地化の間
  四、朝鮮人少女の自伝的随筆と「玉音放送」の空白-李申善「八月十五日」
第5章 移住・帰郷の不/可能性と「国内難民」の抵抗的浮遊性
  一、強制動員された炭鉱労働者の流民・棄民・難民化
  二、炭鉱労働の特徴とアリラン部落における風聞的ルポルタージュ
  三、噂の歴史性と噂のジェンダー化-「炭坑」・「鉄鎖、切られる」
  四、移住・帰郷の不/可能性と「国内難民」-「馬」・「島」・「火」
  五、もう一つの「アリラン部落」-代替される元宗主国労働者と元植民地の流民・棄民・難民
  六、「帰郷」が「逃走」になるとき-「解放・独立」の噂と抵抗的浮遊性
終章 「比較」から遠く