中川 秀太/著 -- 武蔵野書院 -- 2024.8 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /810.2/5268/2024 7118340625 配架図 Digital BookShelf
2024/10/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-8386-0797-6
ISBN13桁 978-4-8386-0797-6
タイトル 現代日本語のジェネレーションギャップ
タイトルカナ ゲンダイ ニホンゴ ノ ジェネレーション ギャップ
著者名 中川 秀太 /著
著者名典拠番号

110005835800000

出版地 東京
出版者 武蔵野書院
出版者カナ ムサシノ ショイン
出版年 2024.8
ページ数 546p
大きさ 22cm
価格 ¥11000
内容紹介 上の世代と下の世代の間には、ことばのうえで、何らかの世代差が出ることが予想される。類義語、対義語、名詞、動詞、サ変動詞語幹、形容詞、形容動詞について、世代差(断絶)のありかを追求する。
書誌・年譜・年表 文献:p507~536
一般件名 日本語
一般件名カナ ニホンゴ
一般件名典拠番号

510395100000000

分類:都立NDC10版 810.26
資料情報1 『現代日本語のジェネレーションギャップ』 中川 秀太/著  武蔵野書院 2024.8(所蔵館:中央  請求記号:/810.2/5268/2024  資料コード:7118340625)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154654956

目次 閉じる

1 序章
  1.ことばの世代差と断絶
  2.ことばの変化について
  3.変化の種類
  4.「合理的」という用語について
  5.研究対象
  6.断絶は防ぎうるか
  7.おわりに
2 日本語検定の方法と現状
  1.日本語検定の歩み
  2.検定問題の内容
  3.各領域で問う事柄
  4.日本語の現状
  5.日本語検定の役割
3 標準語について
  1.標準語の現状
  2.標準語と共通語
  3.土地の不幸
  4.人の不幸
  5.俗語
  6.標準語の未来
■発音・アクセント
4 近現代における発音・アクセントの移り変わり
  1.標準語と音声メディア
  2.標準的な母音と子音
  3.特殊音素
  4.連濁,連声,わたり音,無声化
  5.語形
  6.外来語の発音
  7.アクセントの変化
  8.おわりに
5 東京の固有名アクセントの動揺
  1.はじめに
  2.頭高型と尾高型の衰退
  3.無声化と固有名アクセント
  4.平板式→起伏式
  5.起伏式→平板式
  6.「利根川」を例に地元アクセントについて考える
  7.東京のアクセントがなぜ変化するのか
  8.おわりに
6 語形の世代差(断絶)
  1.はじめに
  2.表記の媒介しない世代差
  3.表記が媒介する世代差
  4.おわりに
■表記
7 国語辞典の語の表記
  1.はじめに
  2.漢字表記
  3.かなづかい
  4.送りがな
  5.異字同訓
  6.かな書き
  7.外来語の表記
8 教科書と放送における標準表記の比較
  1.はじめに
  2.検討対象の範囲
  3.「常用漢字表」にない漢字と音訓の扱い
  4.送りがなについて
  5.表内字・表内音訓を用いた語の表記
  6.おわりに
9 動詞の表記
  1.はじめに
  2.NHKにおける動詞表記の変遷の概要
  3.同表記語の使い分け
  4.異字同訓の問題について「合わせる・併せる」を例に考える
  5.かな書きする動詞
  6.おわりに
10 サ変動詞語幹の表記および読みがなの基準について
  1.はじめに
  2.外来語のサ変語幹の表記
  3.和語と混種語のサ変語幹の表記
  4.漢語サ変語幹の表記
  5.読みがなについて
  6.おわりに
11 副詞の表記
  1.はじめに
  2.表記が問題となる副詞の範囲
  3.副詞表記と表記辞典
  4.実用文における漢語副詞の表記
  5.おわりに
12 「常用漢字表」の一字下げの音訓について
  1.はじめに
  2.大学生に対する調査の結果
  3.戦後の漢字表の歴史といくつかの疑問
  4.おわりに
■語構成
13 和語への言いかえ
  1.言いかえという用語
  2.どうして和語(やまとことば)か
  3.なぜ言いかえがうまく進まなかったのか
  4.和語への置き換わり
  5.未来のために
14 和語による造語について
  1.はじめに
  2.造語の是非
  3.和語による造語
  4.外来語の扱い
  5.おわりに
15 漢語・外来語の略語
  1.はじめに
  2.漢語・外来語略語の諸問題
  3.多項省略と下略・上略
  4.略語を控える動機
  5.どういう略語を一般的と考えるか
  6.おわりに
16 接頭辞としての「一」の使い方について
  1.はじめに
  2.調査
  3.「一~」の主な使い方について
  4.不定用法について
  5.おわりに
17 字音形態素「両」の意味・用法について
  1.はじめに
  2.語レベルの「両-」の特徴
  3.文レベルでの「両-」の用法
  4.「両-」と関連する諸形式について
  5.おわりに
■語彙・意味
18 ことばにおける世代間の断絶について
  1.はじめに
  2.品詞別に見た断絶の諸相
  3.名詞における断絶
  4.事例研究
  5.おわりに
19 比喩的語義の問題点
  1.はじめに
  2.受け入れにくい比喩
  3.理解しにくい比喩
  4.おわりに
20 現代の類義語の中にある歴史
  1.はじめに
  2.類義語に生じた動き
  3.用例調査による検証
  4.おわりに
21 対義語・類義語と世代
  1.はじめに
  2.「登城・下城」および「出陣・帰陣」
  3.「上役・下役」と「上司・部下」
  4.「後述」と「前述」「既述」「上述」「先述」
  5.「歩道」「人道」と「車道」
  6.「日本酒」「清酒」と「洋酒」
  7.「過疎」と「過密」
  8.「出発」と「到着」
  9.おわりに
22 現代語における動詞の移り変わりについて
  1.はじめに
  2.同時代人による指摘をもとにチェック項目を探る
  3.『天声人語』を用いた調査
  4.おわりに
23 現代の漢語サ変動詞における消長
  1.はじめに
  2.品詞性
  3.語彙
  4.意味
  5.用例調査
  6.おわりに
24 現代語における使用が衰えた形容詞・形容動詞
  1.はじめに
  2.38語の抜き出し(調査A)とBCCWJに見る用例(調査B)
  3.青木玉,青木奈緒の使用状況(調査C)
  4.幸田家以外の東京人の使用状況(調査D)
  5.質問票とインタビューによる調査(調査E)
  6.衰退する語の特徴
  7.語の衰退を促す要因
  8.おわりに