清水 明/著 -- 東京大学出版会 -- 2024.9 --

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中央 2F 一般図書 /421.4/5048/1 7118427843 配架図 Digital BookShelf
2024/10/29 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-062631-6
ISBN13桁 978-4-13-062631-6
タイトル 統計力学の基礎
タイトルカナ トウケイ リキガク ノ キソ
巻次 1
著者名 清水 明 /著
著者名典拠番号

110003994740000

並列タイトル Principles of Statistical Mechanics
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2024.9
ページ数 15, 426p
大きさ 21cm
価格 ¥3600
内容紹介 ミクロ系とマクロ系を結びつける、現代物理学の支柱を成す理論のひとつである統計力学。最新の研究の進展を踏まえた透徹した論理を、初学者にも理解できるよう丁寧に解説する。1は、基本原理とアンサンブル形式を扱う。
書誌・年譜・年表 文献:p399~401
一般件名 統計力学
一般件名カナ トウケイ リキガク
一般件名典拠番号

511237400000000

分類:都立NDC10版 421.4
資料情報1 『統計力学の基礎 1』 清水 明/著  東京大学出版会 2024.9(所蔵館:中央  請求記号:/421.4/5048/1  資料コード:7118427843)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154667124

目次 閉じる

第1章 統計力学の紹介と下準備
  1.1 統計力学とは何か
  1.2 マクロに見る
  1.3 マクロ系の物理学の必要性
  1.4 本書の方針
  1.5 数学記号・用語・極限など
第2章 熱力学の復習
  2.1 相加物理量とその密度
  2.2 平衡状態
  2.3 平衡状態と遷移
  2.4 エントロピー
  2.5 熱力学第二法則
  2.6 エントロピーと基本関係式の数学的性質
  2.7 狭義示強変数
  2.8 エネルギー表示
  2.9 Helmholtzエネルギー
第3章 古典力学の復習と平衡緩和
  3.1 各瞬間の状態と相空間
  3.2 時間発展の法則
  3.3 等エネルギー面
  3.4 線形振動子系
  3.5 可積分系と平衡緩和
  3.6 非可積分系と平衡緩和
第4章 統計力学の予言の対象
  4.1 単純系と複合系
  4.2 熱力学極限
  4.3 マクロに見る
  4.4 熱力学と統計力学の予言の対象
  4.5 相加物理量(密度)の関数の精度の詳細
第5章 平衡統計力学の基本原理A
  5.1 基本原理を提示するための準備
  5.2 平衡状態を表すミクロ状態
  5.3 実例
  5.4 平衡状態の典型性から求まる物理量と求まらない物理量
第6章 平衡統計力学の基本原理B
  6.1 基本関係式を求めるための原理
  6.2 熱力学関数は漸近形
第7章 ミクロカノニカル集団
  7.1 基本的なアイデア
  7.2 エネルギー殻
  7.3 簡単な例-相互作用のないユニットが集まった系
  7.4 等重率とミクロカノニカル集団
  7.5 ミクロカノニカル集団の定常性
  7.6 一般の系への拡張
  7.7 ミクロカノニカル集団を指定する変数の幅
第8章 古典モデルとその理想気体への応用
  8.1 量子モデルと古典モデル
  8.2 古典粒子系の状態の数え方
  8.3 モデルの簡単化
  8.4 総状態数
  8.5 古典理想気体の基本関係式
  8.6 可積分系に統計力学を適用することの正当化
第9章 熱統計力学がミクロ物理学に要求すること
  9.1 ミクロ状態の数を熱力学で表す
  9.2 Wの振る舞い
  9.3 エネルギー幅の任意性
  9.4 状態数の漸近的振る舞い
  9.5 境界条件などに対する鈍感性
  9.6 基本原理の整合性
第10章 カノニカル集団
  10.1 カノニカル集団の導出
  10.2 カノニカル集団のエネルギー密度分布
  10.3 熱力学関数とアンサンブルの等価性
  10.4 状態についてのアンサンブル等価性
  10.5 分配関数が簡単に計算できる例
  10.6 平衡値と期待値
第11章 グランドカノニカル集団と一般のGibbs集団
  11.1 グランドカノニカル集団
  11.2 Gibbs集団の総まとめ
第12章 相互作用する古典粒子系および局所物理量の分布関数
  12.1 エネルギー等分配則
  12.2 単原子理想古典気体の比熱
  12.3 Maxwellの速度分布
  12.4 局所物理量の空間平均や分布関数が求まること
  12.5 ビリアル定理
  12.6 ビリアル定理の簡単な応用例
第13章 量子論の復習
  13.1 ヒルベルト空間
  13.2 無限次元のヒルベルト空間と物理学
  13.3 ブラとケット
  13.4 量子論における純粋状態の表現
  13.5 量子論における可観測量の表現
  13.6 実験との対応
  13.7 同種粒子より成る多粒子系の量子論
第14章 相互作用のない同種粒子系の量子統計力学
  14.1 相互作用のない同種粒子系
  14.2 自由粒子系の一粒子状態
  14.3 一粒子状態密度による無限和の計算
  14.4 グランドカノニカル集団
  14.5 フェルミ分布の特徴と理想フェルミ気体
第15章 相互作用のないボーズ粒子系の量子統計力学
  15.1 ボーズ分布の特徴と理想ボーズ気体
  15.2 光子気体
  15.3 格子振動
  15.4 <nv>の統計力学的意味
第16章 純粋状態と混合状態
  16.1 状態の一般論
  16.2 量子論における混合状態の表現
第17章 量子系のGibbs集団の密度演算子
  17.1 ミクロカノニカル集団の密度演算子
  17.2 カノニカル集団の密度演算子
  17.3 グランドカノニカル集団の密度演算子
  17.4 相互作用のない同種粒子系のGibbs状態
  17.5 磁性体の簡単なモデルのGibbs状態
  17.6 量子統計力学に御利益はあるか?
第18章 やや進んだ事項
  18.1 平衡状態の詳しい説明
  18.2 統計力学の対象系など
  18.3 等重率と平衡状態の典型性