湯浅 邦弘/著 -- 汲古書院 -- 2024.9 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /289.1/ニ43/602 7118453191 配架図 Digital BookShelf
2024/11/08 不可 利用可   0

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ISBN 4-7629-4271-6
ISBN13桁 978-4-7629-4271-6
タイトル 近代人文学の形成
タイトルカナ キンダイ ジンブンガク ノ ケイセイ
タイトル関連情報 西村天囚の生涯と業績
タイトル関連情報読み ニシムラ テンシュウ ノ ショウガイ ト ギョウセキ
著者名 湯浅 邦弘 /著
著者名典拠番号

110002817640000

出版地 東京
出版者 汲古書院
出版者カナ キュウコ ショイン
出版年 2024.9
ページ数 19, 594, 19p
大きさ 22cm
シリーズ名 西村天囚研究
シリーズ名のルビ等 ニシムラ テンシュウ ケンキュウ
シリーズ番号 1
シリーズ番号読み 1
価格 ¥14000
内容紹介 西村天囚は、旧来の伝統的漢学から近代の人文学へと日本の学術文化が大きく展開していく中、大きな役割を果たしたのではないか。天囚の生涯と主要業績について、これまで知られていなかった新資料も活用して分析する。
個人件名 西村 天囚
個人件名カナ ニシムラ テンシュウ
個人件名典拠番号 110001549820000
分類:都立NDC10版 289.1
資料情報1 『近代人文学の形成 西村天囚の生涯と業績』(西村天囚研究 1) 湯浅 邦弘/著  汲古書院 2024.9(所蔵館:中央  請求記号:/289.1/ニ43/602  資料コード:7118453191)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154669813

目次 閉じる

前言
序章 西村天囚の生涯と著作
  一、西村天囚の生涯
  二、西村天囚の著作
第一章 遺墨に見る漢学の伝統
  一、前田豊山「立誠」-種子島に尽くした誠-
  二、「百事無能」-生涯を掛けた種子島氏授爵-
  三、「暗香浮動」-ほのかに漂う梅香のように-
  四、西村天囚「金陵懐古」-天囚が懐古したものとは-
  五、「君父師友」-前田豊山との記念碑-
  六、「長生殿裏春秋富」-長寿と繁栄を祈って-
  七、「與君子游」-君子に感化される-
  八、「仁道不遐」-「類書」を経由した揮毫-
  九、「人生無根蔕」-退職の年に示す気概-
第二章 印章に刻まれた思想
  一、西村天囚旧蔵印の全容
  二、蔵書印と碩園記念文庫本
  三、字・号に関する印
  四、思想と著作と印章と
第三章 西洋近代文明と向き合った漢学者
  一、第一回世界一周会と当時の世界情勢
  二、第二回世界一周会の概要
  三、西村天囚の見た「世界」
  四、「日本」の再発見
  五、成功の要因とその後の世界一周会
  六、漢学者と西洋近代文明
第四章 西村天囚『欧米遊覧記』と御船綱手「欧山米水帖」
  一、世界一周会と御船綱手
  二、世界一周会の旅程
  三、「欧山米水帖」全七十二枚の概要
  四、西村天囚の「題簽」と「題辞」
  五、絵画における「真実」とは
第五章 大阪市公会堂壁記の成立
  一、中之島公会堂の誕生
  二、岩本栄之助の寄附と新公会堂の建設
  三、西村天囚の「大阪市公会堂壁記」草稿
  四、草稿批評と壁記成立の経緯
  五、切磋琢磨する文人たち
第六章 白虹事件と西村天囚
  一、「筆禍」の歴史
  二、白虹事件と「白虹貫日」の原義
  三、故事成語としての「白虹貫日」
  四、弁護団の釈明
  五、西村天囚の宣明文
第七章 鉄砲伝来紀功碑文の成立
  一、西村天囚と鉄砲伝来紀功碑
  二、種子島鉄砲伝来紀功碑に基づく釈読
  三、『碩園先生文集』所収「鉄砲伝来紀功碑」との比較
  四、鉄砲館所蔵「鉄砲伝来紀功碑」草稿の解析
  五、碑文に込めた天囚の思い
第八章 懐徳堂の孔子祭
  一、懐徳堂と孔子
  二、「懐徳堂にキリストと孔子の像を」
  三、重建懐徳堂と孔子祭
  四、孔子没後二千四百年祭の実態
  五、その後の孔子祭
第九章 幻の御講書始
  一、種子島で発見された講義草稿
  二、天囚と御講書始
  三、御講書始の草稿
  四、五種草稿の関係
  五、「詩経大雅仮楽篇講義」の全容
  六、『詩経』大雅仮楽篇の意義
第十章 未完の大作『論語集釈』
  一、天囚自筆草稿『論語集釈』の発見
  二、「折中」「參看」「異説」「私案」の意味
  三、近代日本の『論語』解釈
第十一章 近代文人の知のネットワーク
  一、天囚関係書簡
  二、関西文人たちとの交流
  三、晩年のネットワーク
終章 「文会」の変容と近代人文学の形成
結語