石川 巧/著 -- 琥珀書房 -- 2024.9 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /910.26/7263/2024 7118656962 配架図 Digital BookShelf
2024/12/31 不可 利用可   0

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ISBN 4-910993-56-0
ISBN13桁 978-4-910993-56-0
タイトル 群衆論
タイトルカナ グンシュウロン
タイトル関連情報 近代文学が描く<群れ>と<うごめき>
タイトル関連情報読み キンダイ ブンガク ガ エガク ムレ ト ウゴメキ
著者名 石川 巧 /著
著者名典拠番号

110004295690000

出版地 京都
出版者 琥珀書房
出版者カナ コハク ショボウ
出版年 2024.9
ページ数 415p
大きさ 21cm
シリーズ名 鹿ケ谷叢書
シリーズ名のルビ等 シシガタニ ソウショ
シリーズ番号 005
シリーズ番号読み 5
価格 ¥4500
内容紹介 近代文学における<群れ>と<うごめき>を問題化。<個>を社会的有機体としての<群れ>に縛りつける力はどこから派生し、どのように作用するのかを「蟹工船」「蒼氓」「ジョゼと虎と魚たち」などを読み解き、明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p406~409
一般件名 日本文学-歴史-昭和時代 , 日本文学-歴史-平成時代
一般件名カナ ニホン ブンガク-レキシ-ショウワ ジダイ,ニホン ブンガク-レキシ-ヘイセイ ジダイ
一般件名典拠番号

510401810180000 , 510401810540000

分類:都立NDC10版 910.263
資料情報1 『群衆論 近代文学が描く<群れ>と<うごめき>』(鹿ケ谷叢書 005) 石川 巧/著  琥珀書房 2024.9(所蔵館:中央  請求記号:/910.26/7263/2024  資料コード:7118656962)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154672804

目次 閉じる

第1章 労働者であること
  1-1 彼女の朝から別の朝へ-佐多稲子「キャラメル工場から」論
  1-2 「あなた」への誘惑-葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」論
  1-3 小林多喜二『蟹工船』における言葉の交通と非交通
  コラム1 松田解子『地底の人々』(一九五三年)
第2章 群れの力学
  2-1 群衆とは何者か?-歴史小説における<一揆>の表象
  2-2 横光利一『上海』の力学-<場>の運動
  2-3 群衆はいかにして国民となるか-石川達三「蒼氓」
  2-4 二つの日本合戦譚-菊池寛と松本清張
  コラム2 石原吉郎「ある「共生」の経験から」(一九六九年)
第3章 侵略の光景
  3-1 夢野久作が描いた<東亜>-「氷の涯」を中心に
  3-2 石川達三「沈黙の島」を読む
  3-3 侵略者は誰か-村上龍『半島を出よ』
  コラム3 上林暁「国民酒場」(未発表、一九四四年十一月頃の作)
第4章 匿名性をめぐる問い
  4-1 <正名>のモラル-中野重治「歌のわかれ」論
  4-2 ひとりひとりの死を弔うために-長谷川四郎「小さな礼拝堂」論
  4-3 手紙のなかのヒロイズム-樺美智子・奥浩平・高野悦子
  4-4 車椅子の<性>-田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」論
  コラム4 古井由吉「先導獣の話」(一九六八年)
第5章 寄せ場の群衆
  5-1 <闘争>と<運動>の狭間で-映画「山谷やられたらやりかえせ」
  5-2 一九六〇年代の雑誌メディアにおける<釜ケ崎>
  コラム5 崎山多美「ガジマル樹の下に」(二〇一三年)