小杉 麻李亜/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2024.10 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /167.3/5038/2024 7118842242 配架図 Digital BookShelf
2025/03/01 可能 利用可   0

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ISBN 4-7795-1776-1
ISBN13桁 978-4-7795-1776-1
タイトル 生き続ける聖典クルアーン
タイトルカナ イキツズケル セイテン クルアーン
タイトル関連情報 人類学者が見た実態イスラームと神秘力のメディア
タイトル関連情報読み ジンルイ ガクシャ ガ ミタ ジッタイ イスラーム ト シンピリョク ノ メディア
著者名 小杉 麻李亜 /著
著者名典拠番号

110005460050000

出版地 京都
出版者 ナカニシヤ出版
出版者カナ ナカニシヤ シュッパン
出版年 2024.10
ページ数 10, 429p
大きさ 22cm
価格 ¥6000
内容紹介 イスラーム世界の生活の中に、朗誦として、またグッズとして浸透するクルアーンの章句。人類学的なフィールド調査と文献研究を組み合わせ、イスラームの「メディア装置」としてのクルアーンの実態を浮き彫りにする。
書誌・年譜・年表 文献:p398~416
一般件名 コーラン-ndlsh-00566624
一般件名 コーラン
一般件名カナ コーラン
一般件名典拠番号

530026200000000

分類:都立NDC10版 167.3
テキストの言語 日本語  
資料情報1 『生き続ける聖典クルアーン 人類学者が見た実態イスラームと神秘力のメディア』 小杉 麻李亜/著  ナカニシヤ出版 2024.10(所蔵館:中央  請求記号:/167.3/5038/2024  資料コード:7118842242)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154675946

目次 閉じる

序章 今を生きる
  1 異なるものは同一である
  2 対極にある2つの社会
  3 近代がすべてを溶かす
  4 生まれ変わる言葉
  5 本書の狙いと目的
  6 3群の基本概念
  7 本書の主題と構成
第Ⅰ部 生き方のソースコードとしてのクルアーン
第1章 ムスリム社会のリアル(実態イスラーム)
  1 フィールドで出会う
  2 分量と種類の有無
  3 音として流れる
  4 不在の語り手
第2章 クルアーン研究の今日の地平
  1 クルアーンの成立
  2 東洋学による解体
  3 現象学的/意味論的ブレイクスルー
  4 記号論的分析の意義
第3章 メディアとしてのクルアーンとソースコードの社会的作用
  1 力を生み出す代理システム
  2 イスラームのメディア装置の特徴
  3 イスラームの多神教的側面
  4 「ソースコード」「命令コード」としてのクルアーンの登場
  5 3つの命令コード
  6 メディア装置論の構成
第Ⅱ部 「記譜」された音としての書物
第4章 音の補助具としての「書物」の形成
  1 クルアーンの書物化
  2 ウスマーン版の成立と初期写本
  3 「神の言葉」を記す技術と二大書体
  4 共有される威信財としての書物
  5 信仰共同体の2つの「ウスマーン本」
第5章 20世紀の「ウスマーン版」へ
  1 刊本時代の幕開けとアズハル・レジーム
  2 サウディアラビアによる大量配布と刊本の検品
  3 現代における刊本の校閲と読誦学者
  4 刊本時代の特徴とデジタル化
第Ⅲ部 クルアーンの原型をたどる
第6章 イブン・アーシュールの章名論
  1 現代から古代へワープすることは可能か
  2 2つの学問領域
  3 イブン・アーシュールの位置付け
  4 イブン・アーシュールの立論の特徴
  5 いかに名付けられたか
第7章 章の名付けが意味するもの
  1 「標準版の確立」という定説
  2 書承の章名と口承の章名
第8章 口誦テクストの操作
  1 操作テクニックをどうやって復元するのか
  2 音をストックし管理する
  3 テクストに保存された政治的な文脈
  4 ムハンマドを取り巻いていた状況
第Ⅳ部 音としてのクルアーン
第9章 朗誦の復興
  1 音楽的側面
  2 言葉と旋律の関係
第10章 全国朗誦大会
  1 大会の舞台
  2 朗誦を審査する
  3 国境を越えて流通する音
第11章 実演の計量分析
  1 リサイタルの録音という珍しい例
  2 リサイタル内容の検証
  3 ポーズとリフレインの比較
第12章 女性と聖典
  1 女性たちの学習活動
  2 女性朗誦家をめぐるコンフリクト
第Ⅴ部 日常に埋め込まれた断片
第13章 神を忘れない
  1 法学的規範と実践
  2 礼拝(サラー)の実態に迫る方法
  3 礼拝(サラー)の前後と誰とおこなうか
  4 行程と身体動作および文言
  5 地域的・個別的な差異
第14章 神を埋め込む
  1 典拠としてのクルアーン
  2 章句が関与する度合い
  3 フィールドで内的意味を探す
  4 叡智(ヒクマ)と一般信徒
  5 クルアーンを発現させる
  6 礼拝が作り出すしもべ(アブドゥ)
第15章 日常を聖化する
  1 聖なる場所ではなく
  2 聖なる句
  3 無自覚な発話に対する聞き取り
第16章 この世を寿ぐ
  1 使用実態から見る傾向と相関性
  2 オーラルのマテリアル化
第Ⅵ部 クルアーンがある空間
第17章 クルアーンが作るイスラーム的エージェンシー
  1 イスラーム的生と自律性
  2 徴付けられた世界
  3 神話世界と成立宗教
  4 供犠(ザブフ)と神の名を唱えること(バスマラ)
  5 欲望と帰依の主体
第18章 受肉するソースコード
  1 ディバインリーダブルから,ソサエティリーダブルへ
  2 前近代的バルクの形成
  3 コンパイラーとバルクを失った時代
おわりに
補論1 クルアーン研究史
  1 近代的学問としての東洋学におけるクルアーン研究
  2 東洋学の方法論的な問題点と内部からの批判
  3 井筒俊彦によるブレイクスルー
  4 民族音楽学からの貢献
  5 ミクロ化と啓典解釈学研究への移行
補論2 ロンドンで見たクルアーン学会
  はじめに
  1 第6回大会の日程と内容
  2 クルアーン研究の動き
  おわりに
補論3 礼拝研究史
  1 範疇をめぐる人類学と宗教学の溝
  2 東洋学における礼拝研究