岩田 一成/著 -- 筑摩書房 -- 2024.11 --

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /810.0/5056/2024 7118555389 配架図 Digital BookShelf
2024/12/22 可能 利用可   0

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ISBN 4-480-68500-1
ISBN13桁 978-4-480-68500-1
タイトル やさしい日本語ってなんだろう
タイトルカナ ヤサシイ ニホンゴ ッテ ナンダロウ
著者名 岩田 一成 /著
著者名典拠番号

110004701440000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2024.11
ページ数 205p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 474
シリーズ番号読み 474
価格 ¥860
内容紹介 在住外国人の増加や多国籍化が進む社会。身近な言葉も別の立場から見ればむずかしい。相手に合わせてわかりやすく伝える日本語、「やさしい日本語」を通じて、コミュニケーションのあり方を考える。
書誌・年譜・年表 文献:p194~205
学習件名 国語,外国人,コミュニケーション,道路標識,本の紹介
学習件名カナ コクゴ,ガイコクジン,コミュニケーション,ドウロ/ヒョウシキ,ホン/ノ/ショウカイ
一般件名 日本語 , コミュニケーション , 外国人(日本在留)
一般件名カナ ニホンゴ,コミュニケーション,ガイコクジン(ニホン ザイリュウ)
一般件名典拠番号

510395100000000 , 510152800000000 , 510578400000000

分類:都立NDC10版 810
資料情報1 『やさしい日本語ってなんだろう』(ちくまプリマー新書 474) 岩田 一成/著  筑摩書房 2024.11(所蔵館:多摩  請求記号:/810.0/5056/2024  資料コード:7118555389)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154683366

目次 閉じる

まえがき
第一章 日本語をやさしく調整する能力
  日本語は難しいのか?/日本語=日本人語仮説/接触場面で外国人と意思疎通をはかる/外国人との意思疎通/やさしく言い換えるための技術論/通訳や翻訳と同様のスキル-仲介活動/日本語教師というお仕事/「やさしい日本語」は誰のため?
第二章 日本語不通の思い込み、英語必須の思い込み
  最初の一歩がうまくいかない/日本語不通の思い込み/在留外国人の日本語能力はどれくらい?/慣れない相手への対応と第三者返答/英語必須の思い込み/英語話者は世界にどれくらいいるのか/とっさの反応が命取り/英語関連産業と英語必須の思い込み/英語ばかりを尊重する学校教育/それでも英語は大事なのだ/コンバージェンスとダイバージェンス/ステレオタイプを越えて
第三章 やさしさの調整はむずかしい
  ルー大柴が顔を出す/タメ口トーク/一文字単位で区切る/子ども扱い/硬い言い回し/尊敬語と謙譲語/言及回避とほのめかし/配慮とわかりやすさはトレードオフ-ポライトネス理論/詳細さとわかりやすさもトレードオフ/質問に対する回答を考える/わかりやすさと相反する心理的な葛藤/メッセージを研ぎ澄ます/失敗から学ぶ
第四章 台湾で外国人になってみた
  筆者が外国人になってみた/ドキドキのワクチン接種/情報発信は母語の方がうまくいく/理想はみんなが多言語の使い手になること-複言語主義/お互いに自分の言語を使うコミュニケーション/台湾生活のスタートは…/心理的状況がコミュニケーションに与える影響/ピンチを切り抜けるための道具/その現場の状況から助けてもらう/伝わりやすさに関わる要因-話し言葉の仲介活動/言語表現以外にも調整可能なものがある
第五章 書き言葉をわかりやすくするには
  読みにくい公用文をわかりやすくする/公用文の四大疾病/伝わる文章-書き言葉の仲介活動/書き言葉における仲介活動の能力/文章の難易度を数値化する-文名詞密度/内容の質-内容がそもそも難しい/読み手の言語能力/解釈を拒否するとき-関連性理論/社会的・制度的なバックアップ/書き言葉の課題
第六章 日本社会の変容と言語政策
  緊急事態のコミュニケーション/第一期(1990年代後半まで):黎明期/第二期(2018年まで):自治体主導期/第三期(2019年以降):国の始動/災害場面の日本語/やさしい日本語とプレイン・ジャパニーズ/戦争とコミュニケーション/戦後につながる動き/歴史から学ぶべきこと
第七章 海外でも公用文は読みにくいのだ
  公用文はどこの国でも読みにくい/SDGsの成功/アメリカの公務員が使ってしまう難解英語/アメリカの大統領は意識が高い/アメとムチによる公用文改革/ドイツの取り組み/識字率の低さは認識するかどうかが問題だ/社会的・制度的なバックアップの整備にむけて
第八章 病院や学校の「やさしい日本語」
  役所だけじゃない広がり/病院の日本語の難しさ/外国人対応のポイント/医師の意識/医療現場への普及活動/学校の「やさしい日本語」/教室内のことば/小6社会の教科書が読みにくい/「学校からのお便り」を考える/忙しい日本人の保護者にも喜ばれた/その他の場面-図書館、警察、消防、インバウンド対応
第九章 道路標識から日本語を考える
  ちょっと短めの書き言葉/ひらがなとローマ字/「平和大通り」は「ピースブルバード」か?/長音符号の問題/不愉快サイン/ローマ字と英語の複合/公共サインの根本問題
第十章 まとめ-三つの視点
  発信者の仲介活動を考える視点/社会や制度を考える視点/様々な場面ごとに課題を考える視点/来るべき多文化共生社会
あとがき
参考文献&読書案内