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目次

第1章 対外不均衡

  1.1 国際収支

  1.2 貿易・サービス収支と経常収支

  1.3 各国における貿易・サービス収支と経常収支の推移

  1.4 米国の対中貿易の不均衡

  1.5 経常収支とNIIP(純国際投資残高)

  1.6 評価額変動とNIIP

  1.7 NIIP-NIIパラドックス

  1.8 まとめ

  1.9 練習問題

第Ⅰ部 経常収支の決定

第2章 経常収支の持続可能性

  2.1 貿易収支が恒常的に赤字の国はありうるか

  2.2 経常収支が恒常的に赤字の国はありうるか

  2.3 貯蓄、投資、経常収支

  2.4 付録:無限期間経済における貿易収支と経常収支の恒常的な赤字

  2.5 まとめ

  2.6 練習問題

第3章 経常収支の異時点間理論

  3.1 異時点間にわたる予算制約

  3.2 生涯効用関数

  3.3 最適な消費の異時点間の配分

  3.4 金利平価条件

  3.5 小国開放経済における均衡

  3.6 貿易収支と経常収支

  3.7 一時的または恒久的な生産量の変動に対する調整

  3.8 予想される所得の変動

  3.9 対数選好と経済

第4章 交易条件、世界金利、関税と経常収支

  4.1 交易条件ショック

  4.2 交易条件ショックと不完全情報

  4.3 不完全情報、銅の価格とチリにおける経常収支

  4.4 世界金利ショック

  4.5 輸入関税

  4.6 まとめ

  4.7 練習問題

第5章 生産経済における経常収支の決定

  5.1 企業の投資行動

  5.2 投資曲線

  5.3 家計における消費と貯蓄の決定

  5.4 貯蓄曲線

  5.5 経常収支曲線

  5.6 生産経済における均衡

  5.7 生産経済における均衡:代数的アプローチ

  5.8 生産経済における交易条件

  5.9 応用編:巨大油田の発見

第6章 不確実性と経常収支

  6.1 大いなる安定

  6.2 大いなる安定の原因

  6.3 大いなる安定と経常収支不均衡の出現

  6.4 不確実性を伴う開放経済

  6.5 完備市場と経常収支

  6.6 まとめ

  6.7 練習問題

第7章 大国開放経済

  7.1 二国経済

  7.2 米国における投資ブーム

  7.3 二国モデルのミクロ的基礎付け

  7.4 ある国に固有な経済ショックの国際的な波及

  7.5 国の大きさと国際的な波及メカニズム

  7.6 米国における経常収支赤字の説明:世界的な過剰貯蓄仮説

  7.7 まとめ

  7.8 練習問題

第8章 双子の赤字:財政赤字と経常収支

  8.1 政府部門の存在する開放経済

  8.2 リカードの等価定理

  8.3 政府支出と双子の赤字

  8.4 リカードの等価定理の不成立:減税と双子の赤字

  8.5 最適な双子の赤字

  8.6 資本移動が不完全な経済における財政政策

  8.7 大国開放経済における財政政策

  8.8 まとめ

  8.9 練習問題

第Ⅱ部 実質為替レート

第9章 実質為替レートと購買力平価

  9.1 一物一価の法則

  9.2 購買力平価

  9.3 PPP為替レート

  9.4 相対的購買力平価

  9.5 国境はどれくらい広大か

  9.6 非貿易財と購買力平価からの乖離

  9.7 貿易障壁と実質為替レート

  9.8 ホームバイアスと実質為替レート

  9.9 物価水準と生活水準

第10章 実質為替レートの決定要因

  10.1 貿易財・非貿易財モデル(TNTモデル)

  10.2 非貿易財相対価格から実質為替レートへ

  10.3 交易条件と実質為替レート

  10.4 突然の停止

  10.5 部門別生産と貿易財・非貿易財モデル

  10.6 生産性格差と実質為替レート:バラッサ=サミュエルソン・モデル

  10.7 まとめ

  10.8 練習問題

第Ⅲ部 国際的な資本の移動性

第11章 国際資本市場の統合

  11.1 カバー付き金利平価条件

  11.2 1998～2021年の中国におけるカバー付き金利差

  11.3 2009～2012年のブラジルにおける資本規制と金利差

  11.4 長期におけるカバー付き金利差の実証

  11.5 オフショア・オンショア金利差に関する実証

  11.6 カバーなし金利平価

  11.7 実質金利平価

  11.8 貯蓄と投資の相関関係

  11.9 まとめ

第12章 資本規制

  12.1 資本規制と金利差

  12.2 資本規制のマクロ経済効果

  12.3 資本移動の量的規制

  12.4 借入れの外部性と最適な資本規制

  12.5 大国経済における資本移動

  12.6 資本移動が自由な大国経済における均衡のグラフ分析

  12.7 大国経済における最適な資本規制

  12.8 大国経済における最適資本規制のグラフ分析

  12.9 報復

第Ⅳ部 金融政策と為替レート

第13章 名目硬直性、為替レート政策、および失業

  13.1 名目賃金の下方硬直性を伴う貿易財・非貿易財モデル

  13.2 固定相場下におけるショックへの調整

  13.3 変動相場下におけるショックへの調整

  13.4 世界金利の上昇における数値例

  13.5 金融政策のトリレンマ

  13.6 為替レートのオーバーシュート

  13.7 名目賃金の下方硬直性に関する実証的証拠

  13.8 付録

  13.9 まとめ

第14章 通貨ペッグの管理

  14.1 TNT-DNWRモデルにおける好不況のサイクル

  14.2 通貨ペッグの外部性

  14.3 通貨ペッグの管理

  14.4 2000年から2011年にかけての欧州周縁国における好不況サイクル

  14.5 まとめ

  14.6 練習問題

第15章 インフレ・ファイナンスと国際収支危機

  15.1 貨幣数量説

  15.2 政府部門を伴う貨幣経済

  15.3 財政赤字と通貨ペッグの持続可能性

  15.4 切下げによる財政への影響

  15.5 貨幣成長率が一定のレジーム

  15.6 貨幣発行の財政的帰結

  15.7 国際収支危機

  15.8 付録:貨幣需要の動学的最適化モデル

  15.9 まとめ

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