W.イェーガー/著 -- 知泉書館 -- 2024.12 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /372.3/5209/3 7118777037 配架図 Digital BookShelf
2025/01/31 不可 利用可   0

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ISBN 4-86285-425-4
ISBN13桁 978-4-86285-425-4
タイトル パイデイア
タイトルカナ パイデイア
タイトル関連情報 ギリシアにおける人間形成
タイトル関連情報読み ギリシア ニ オケル ニンゲン ケイセイ
巻次
著者名 W.イェーガー /著, 曽田 長人 /訳
著者名典拠番号

120000143750000 , 110004386880000

出版地 東京
出版者 知泉書館
出版者カナ チセン ショカン
出版年 2024.12
ページ数 16, 614p
大きさ 19cm
シリーズ名 知泉学術叢書
シリーズ名のルビ等 チセン ガクジュツ ソウショ
シリーズ番号 34
シリーズ番号読み 34
原タイトル注記 原タイトル:Paideia
価格 ¥5500
内容紹介 ギリシア人の教養と理想的な人間像が相互に作用しつつ形成される経緯を描いた、イェーガーの古典的名著を訳出。下は、イソクラテスの弁論・修辞術などを扱った第3部「偉大な教育者と教育体系の時代」の後半を収録。
一般件名 ギリシア-教育 , ギリシア(古代)
一般件名カナ ギリシア-キョウイク,ギリシア(コダイ)
一般件名典拠番号

520054510030000 , 520054600000000

分類:都立NDC10版 372.3
資料情報1 『パイデイア ギリシアにおける人間形成 下』(知泉学術叢書 34) W.イェーガー/著, 曽田 長人/訳  知泉書館 2024.12(所蔵館:中央  請求記号:/372.3/5209/3  資料コード:7118777037)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154706366

目次 閉じる

第Ⅲ部 偉大な教育者と教育体系の時代-後半
イソクラテスの弁論・修辞術とその教養理想
  哲学と弁論・修辞術との教養の優先権をめぐる戦い
  ソフィストの継承者イソクラテス
  戦争の強大な影響下に登場した弁論・修辞術
  ギリシア諸国家間の平和的な均衡という課題
  雄弁の新しい形式の模範としての政治的な弁論
  法廷弁論代作者としての活動と学派の創設時期
  哲学者と弁論・修辞術の教師が相手へ掲げる非難
  問答法を論理的な技術へ形成することへの批判
  思い上がった理論と素人的な技術の中間の道の模索
政治的な教養と国民的な理念
  政治的な活動の手段としての弁論・修辞術
  ギリシアの国民的な相互扶助という意識の増大
  ギリシア統一の先駆的な闘士としてのアテナイ
  アテナイ文化の無比の使命への信仰と後世への影響
  ギリシア的なものと普遍人間的なものとの同等化
  ギリシア全体が基づく教養からの教養理想の成立
君主の教育
  支配者の教育を介した教養の国家への働きかけ
  支配者による政治的な教授の根本的で普遍的な形式
  文化の創造主としての雄弁やロゴスの称賛
  支配者の働きかけの基準としての正しいパイデイア
  支配者の義務を実現できる国家形式としての君主制
  「ニコクレスに与える弁論」の背景,内容の分析
  内面的に調和し合う正しい法律と確固たる秩序
  警句的な文章の中での伝承された支配者の像の変形
  歴史的な知識という基礎へ据えられた支配者の教育
急進的な民主主義における権威と自由
  「民族祭典演説」における国民的なものへの転回
  アテナイに関する楽観的な確信に対置された暗い像
  「アレイオス・パゴス会演説」の成立をめぐる議論
  国制再建の出発点としてのアレイオス・パゴス会
  大衆支配に対して有産者の集団が行った叱責
  穏和な民主主義者テラメネスへの近さ
  古えの理想へ努力する宗教的・政治的な保守主義
  アレイオス・パゴス会による市民教育の新たな構築
  財産の区別の彼岸にある教育の目標
イソクラテスによる自らのパイデイアの擁護
  彼のパイデイアの目的と成功を描く「財産交換」
  自著の選抜に現れた,模範を目指す教育的な方向
  自著へ向けられた非難に対する抗弁
  ポリス全体へ向けられたイソクラテスの教育
  弟子の行為へ完全な責任を引き受けるという説明
  アテナイを率いた弟子ティモテオスの称賛
  民衆指導者と妥協しない頑固さへの叱責
  業績を測る基準としての教授活動の物質的な成功
  人間共同体をまとめる力に取り組む高尚な精神教育
クセノポン
  作品の受容,生い立ち,波乱の生涯の概観
  著作活動の概観,その政治的・時代的な背景
  全著作活動を貫く意識的で教育的な特徴
  外国の人種,その生活形式への取り組み
  オリエント文化のギリシア文化による豊穣化
  ペルシア人のパイデイアと共同体の結び付き
  ペルシア人の躾とスパルタ人の教育の類似
  市民を最善の戦士としたスパルタの全制度
  スパルタの保守主義的な要素,当地の教育の梗概
プラトンの『パイドロス』:哲学と弁論・修辞術
  成立年代に関する評価の動揺
  弁論・修辞術への関わりを軸とした作品の統一
  弁論・修辞術に対して問答法の教育が持つ意義
  弁論・修辞術によるエロスへの真のエロスの対置
  問答法と弁論・修辞術の間の精神的な関連
  弁論・修辞術の理想としての真の意味での技術化
  魂の態度の形式の必然的な表現としての弁論
  弁論家が知識を必要とすることの証明
  哲学的な問答法の弁論・修辞術への教育的な優位
プラトンとディオニュシオス:パイデイアの悲劇
  人間共同体の全体を根本的に変化させる哲学教育
  権力と認識の結合による最善国家の実現
  シラクサ王ディオニュシオス2世への期待
  神的な摂理の個人的行為としての力と精神の出会い
  若い支配者を教育する意図と明晰な規定による召命
  シチリアからの追放と再度の招聘の受け入れ
  魂の緩慢な成長に端を発する神的な事柄の認識
  人間全体と人間の生の変化を目指す支配者の教育
  最善国家と政治的現実の間の深い根本的な亀裂
プラトンの『法律』
  教育者としての立法者
  パイデイアの歴史の中心である『法律』の伝承史
  立法それ自体の教育の原理への従属と道具化
  大人を市民的な徳へ教育する担い手としての法律
  法律の精神と真の教養
  最善の国家倫理に関する哲学的な問いの探究
  特定の人間理想とアレテーからの意識的な出発
  饗宴の教育的な力とそのパイデイアへの組み入れ
  パイデイアの中心的な部分としての正しい養育
デモステネス
  彼に関する過去150年の歴史的な評価の変遷
  ギリシア史の根本事実としてのポリスの自立性
  アテナイの再度の高揚期とデモステネスの青年期
  政治的な弁論の文筆上の芸術ジャンルへの展開
  第二次アッティカ海上同盟の解体と対テーバイ
  アテナイ国家の最低点における政治活動への参入
  非干渉主義者への近さと外政への関心
  隣国との同盟締結によるアテナイの孤立脱出の試み
  アテナイを脅かすマケドニアに対する外政の模索