塩野 麻子/著 -- 人文書院 -- 2025.1 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 1F医療 一般図書 /498.6/6021/2025 7119186987 配架図 Digital BookShelf
2025/07/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-409-52094-9
ISBN13桁 978-4-409-52094-9
タイトル 病原菌と人間の近代史
タイトルカナ ビョウゲンキン ト ニンゲン ノ キンダイシ
タイトル関連情報 日本における結核管理
タイトル関連情報読み ニホン ニ オケル ケッカク カンリ
著者名 塩野 麻子 /著
著者名典拠番号

110008433870000

出版地 京都
出版者 人文書院
出版者カナ ジンブン ショイン
出版年 2025.1
ページ数 293p
大きさ 22cm
価格 ¥6500
内容紹介 結核の全人口的な感染が予期された近代日本社会において、感染後の身体はいかに統御されるのか。結核史における「潜在的なもの」を主題化することで従来の見方を再構成し、新たな視座を提示する。
書誌・年譜・年表 文献:p253~283
一般件名 結核-歴史
一般件名カナ ケッカク-レキシ
一般件名典拠番号

510708910030000

分類:都立NDC10版 498.6
テキストの言語 日本語  
書評掲載紙 読売新聞  2025/04/13  2403 
資料情報1 『病原菌と人間の近代史 日本における結核管理』 塩野 麻子/著  人文書院 2025.1(所蔵館:中央  請求記号:/498.6/6021/2025  資料コード:7119186987)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154716275

目次 閉じる

序章
第一章 日本における結核研究と結核認識の体系
  1 結核菌の発見と欧州の結核病論
  2 日本における結核病学の黎明と、結核と近代化をめぐる問い
  3 日本結核病学会の設立と結核疫学の進展
  おわりに-文明と野蛮の狭間で
第二章 戦前期の通俗医学書を通じた結核発病予防の啓発
  1 初期の通俗医学書と個人衛生
  2 『肺病予防療養教則』と発病予防の提唱
  3 結核との関係を調整する
  4 結核発病予防と精神衛生
  5 日本結核予防協会「結核予防小冊子」からみる発病予防の浸透
  おわりに-結核菌を飼いならす
第三章 戦前・戦中期日本における結核予防と「体質」概念
  1 結核と体質をめぐる通俗医学書の記述
  2 産児制限、虚弱児童対策における「体質」概念の適用
  3 「結核を感受しやすい体質」の存在への疑問
  4 日本における体質医学の興隆と新たな「体質」概念の模索
  おわりに-異常から個体差へ
第四章 公立結核療養所と「隔離」の社会的機能の追求
  1 結核の塵埃感染説と喀痰の「隔離」
  2 公立結核療養所の設置と「隔離」をめぐる議論
  3 「療養所無用論」と公立結核療養所の役割の模索
  4 「予防医学」にもとづいた結核対策への移行
  おわりに-療養所から保健所へ
第五章 戦時期における集団検診と全人口的な結核管理の構想
  1 結核の初感染発病説と「集団検診」研究
  2 国民体力法と結核集団検診の制度化
  3 集団検診の啓発と「既感染健康者」
  4 結核発病予防としての疲労管理
  おわりに-「健康者」をつくりだす
第六章 戦時期におけるBCG集団接種と全人口的な免疫獲得の模索
  1 日本における結核ワクチン研究の黎明期
  2 戦時期におけるBCGの組織的研究
  3 BCGの集団接種と全人口的な免疫獲得
  おわりに-感染者に擬態する
終章