三宅 敦子/著 -- 彩流社 -- 2025.2 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /930.2/5853/2025 7118987099 配架図 Digital BookShelf
2025/04/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-7791-3017-5
ISBN13桁 978-4-7791-3017-5
タイトル 家具からインテリアへ
タイトルカナ カグ カラ インテリア エ
タイトル関連情報 ヴィクトリア朝小説にみるイギリス室内装飾文化史
タイトル関連情報読み ヴィクトリアチョウ ショウセツ ニ ミル イギリス シツナイ ソウショク ブンカシ
著者名 三宅 敦子 /著
著者名典拠番号

110004789190000

出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2025.2
ページ数 287, 30p
大きさ 22cm
価格 ¥4000
内容紹介 なぜイギリスの中流階級はインテリア自慢をしてきたのか。<趣味(テイスト)>をキーワードに、階級制度に根ざした室内装飾文化の形成をたどり、ディケンズ、ギッシング、ジェイムズの小説にみられる室内装飾表象を分析する。
書誌・年譜・年表 文献:巻末p18~28
一般件名 小説(イギリス)-歴史 , 室内装飾-歴史
一般件名カナ ショウセツ(イギリス)-レキシ,シツナイ ソウショク-レキシ
一般件名典拠番号

510948010030000 , 510894110090000

分類:都立NDC10版 930.26
資料情報1 『家具からインテリアへ ヴィクトリア朝小説にみるイギリス室内装飾文化史』 三宅 敦子/著  彩流社 2025.2(所蔵館:中央  請求記号:/930.2/5853/2025  資料コード:7118987099)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154730248

目次 閉じる

序章 「私」を語るインテリア
  第一節 自己演出の舞台装置としての室内装飾
  第二節 イギリス室内装飾文化に関する近年の研究動向
  第三節 英米室内装飾文化研究の新たな視点としての「趣味」
  第四節 本書の視点と特色、および考察領域
第一章 室内装飾文化誕生の背景
  第一節 イギリス文化史研究の変遷と室内装飾文化への関心の誕生
  第二節 十九世紀イギリス中流階級の定義とその研究史
  第三節 ヴィクトリア朝中流階級と家庭の神聖化
  第四節 中流階級の居住空間を<読む>-ベンヤミン、ポー、ブルデュー、そしてボードリヤール
第二章 デザイン改革の明示的な始まりとしてのロンドン万博
  第一節 ロンドン万博の文化史的意義に関する先行研究
  第二節 国民の趣味の教化を目指したロンドン万博
  第三節 ヘンリー・メイヒューの小説に表象された趣味の教化の場としてのロンドン万博
  第四節 ヘンリー・メイヒューの小説で諷刺された教化されない国民たち
  第五節 『デザインと製品のための雑誌』というデザイン改革の言説
第三章 諷刺されるデザイン改革と展示される装飾品-ディケンズが描く室内装飾
  第一節 『ハード・タイムズ』で諷刺されたヘンリー・コールとデザイン改革
  第二節 ヘンリー・コールのデザイン改革と功利主義
  第三節 「恐怖の館」で諷刺されたサウス・ケンジントン・システム
  第四節 書簡と伝記に反映されたディケンズの室内装飾への関心
  第五節 『荒涼館』で諷刺されたロンドン万博と展示される室内装飾品
第四章 デザイン改革から審美改革へ-一八七〇年代以降の室内装飾文化
  第一節 デザイン改革の終焉-道徳的価値観から美的価値観へ
  第二節 英米における家庭芸術文献(室内装飾指南書)とインテリア・デザイン産業の確立
  第三節 『家庭におけるよき趣味についての手引書』に反映されたデザイン改革から審美改革への移行
  第四節 W・J・ロフティの指南書シリーズ「家庭の芸術」-下層中流階級への審美改革の普及と投資対象化する室内装飾品
  第五節 W・J・ロフティの指南書シリーズ「家庭の芸術」にみるプロフェッショナル化する女性の室内装飾業者
  第六節 所有者の個人的特徴の表現としてのインテリア
  第七節 ヒール・アンド・サン社の家具カタログにみるデザイン改革から審美改革への変遷
第五章 十九世紀末の小説に表象された審美改革-ギッシングとジェイムズが描く室内装飾
  第一節 『余った女たち』に描かれたデザイン改革と審美改革
  第二節 『女王即位五〇年祭の年に』に表象された、虚栄心の象徴としての書斎への憧れと知覚でとらえるインテリア
  第三節 『女王即位五〇年祭の年に』で諷刺された十九世紀末の審美主義
  第四節 『ポイントンの蒐集品』に表象された十九世紀末の審美改革
  第五節 変容する審美学とヘンリー・ジェイムズの印象理論
終章 趣味の民主化、室内装飾を描く小説、そして内面描写としての室内装飾