パッタジット・タンシンマンコン/著 -- 東京大学出版会 -- 2025.2 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /319.2/5923/2025 7118987366 配架図 Digital BookShelf
2025/04/04 可能 利用可   0

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ISBN 4-13-036293-1
ISBN13桁 978-4-13-036293-1
タイトル タイ外交史を読み直す
タイトルカナ タイ ガイコウシ オ ヨミナオス
タイトル関連情報 「竹の外交論」からの脱却
タイトル関連情報読み タケ ノ ガイコウロン カラ ノ ダッキャク
著者名 パッタジット・タンシンマンコン /著
著者名典拠番号

120003095210000

並列タイトル Unpacking“Bamboo Diplomacy”:Thai Diplomatic Discourse Revisited
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2025.2
ページ数 11, 279p
大きさ 22cm
価格 ¥7800
内容紹介 「外交上手な国」と言われてきたタイ。「竹の外交論」と呼ばれる伝統的なタイの外交史理解が、国内の政治対立や外交政策の失敗を隠蔽し、後付けで自己正当化するナショナリズムの神話的性質を持っていたことを明らかにする。
書誌・年譜・年表 文献:p243~271
一般件名 タイ(国名)-対外関係-歴史
一般件名カナ タイ(コクメイ)-タイガイ カンケイ-レキシ
一般件名典拠番号

520027910160000

一般件名 タイ (国名)
一般件名カナ タイ
一般件名典拠番号 520027900000000
分類:都立NDC10版 319.237
書評掲載紙 読売新聞  2025/05/18  2407 
資料情報1 『タイ外交史を読み直す 「竹の外交論」からの脱却』 パッタジット・タンシンマンコン/著  東京大学出版会 2025.2(所蔵館:中央  請求記号:/319.2/5923/2025  資料コード:7118987366)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154730277

目次 閉じる

序章 「竹の外交論」とは何か
  第1節 「竹の外交論」の神話
  第2節 竹の外交論の由来
  第3節 竹の外交論の問題点
  第4節 本書の狙い
  第5節 問いと分析枠組み
  第6節 本書の構成
第1章 竹の外交論再考
  はじめに
  第1節 中国に対する「叩頭」と「敬遠」(~1937年)
  第2節 英仏の「脅威」と国王の幻想(1855~1926年)
  第3節 台頭する日本への接近と同盟結成(1887~1945年)
  第4節 大国の狭間に立った戦後のタイ(1945~1957年)
  第5節 サリット時代の米国一辺倒(1958~1963年)
  おわりに
第2章 「悪魔」の創造、妥協、接近
  はじめに
  第1節 悪魔の創造期間(1963~1968年)
  第2節 悪魔との妥協と抵抗の期間(1968~1971年)
  第3節 悪魔の人間化と接近(1971~1973年)
  おわりに
第3章 揺れ動く「悪魔」の意味
  はじめに
  第1節 左派の役割の増大
  第2節 左派による「変異した」ナショナリズム
  第3節 政界における左派の包摂
  第4節 右派の逆襲
  おわりに
第4章 「ジェノサイドの愛国政権」
  はじめに
  第1節 クリエンサック政権の「カンボジア情勢論」(1977~1980年)
  第2節 危機感に伴うプレーム政権の「国際紛争論」(1980~1988年)
  第3節 チャートチャーイ政権の台頭と「インドシナ市場論」(1988年~1991年)
  おわりに
第5章 「愛国」と「売国」の狭間で
  はじめに
  第1節 岐路に立つ中国認識(1989~1996年)
  第2節 1997年のアジア金融危機とその衝撃
  第3節 政治的シンボルとなった米中(2001~2020年)
  おわりに
終章 竹の外交論を脱して
  第1節 竹の外交論-「神話」から「歴史」へ
  第2節 「タイ=小国」-認識か真実か
  第3節 小国意識-隠れている危険性
  第4節 「愛国者」と「憎国者」-両者に共通しているもの
  第5節 本書の意義と今後の課題