岡部 政美/著 -- 風響社 -- 2025.2 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階B 一般図書 /769.2/5012/2025 7119116605 配架図 Digital BookShelf
2025/06/10 可能 利用可   0

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ISBN 4-89489-044-2
ISBN13桁 978-4-89489-044-2
タイトル ジャワ王宮舞踊
タイトルカナ ジャワ オウキュウ ブヨウ
タイトル関連情報 無形文化遺産の伝承
タイトル関連情報読み ムケイ ブンカ イサン ノ デンショウ
著者名 岡部 政美 /著
著者名典拠番号

110004822410000

出版地 東京
出版者 風響社
出版者カナ フウキョウシャ
出版年 2025.2
ページ数 402p
大きさ 22cm
価格 ¥4000
内容紹介 インドネシアの古都ジョクジャカルタの王宮に伝わり、常に政治・文化の中心にあった舞踊。伝統の保持と近代化の間で翻弄されながら、踊り手たちが伝承してきたプロセスを、古文書の渉猟と彼らの語りから立体的に解明する。
書誌・年譜・年表 文献:p367~380 関係年表:p389~391
一般件名 舞踊-インドネシア , ジャワ島
一般件名カナ ブヨウ-インドネシア,ジャワトウ
一般件名典拠番号

511347620070000 , 520057000000000

一般件名 インドネシア
一般件名カナ インドネシア
一般件名典拠番号 520008900000000
分類:都立NDC10版 769.24
テキストの言語 日本語  
資料情報1 『ジャワ王宮舞踊 無形文化遺産の伝承』 岡部 政美/著  風響社 2025.2(所蔵館:中央  請求記号:/769.2/5012/2025  資料コード:7119116605)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154738773

目次 閉じる

プロローグ:ジャワ芸能へのいざない
序説
第1章 インドネシアの国家と無形文化遺産のあり方
  一 無形文化遺産の伝承
  二 調査地の概要と調査対象
  三 インドネシアの国民文化創生とジョクジャカルタ王宮舞踊
  四 先行研究
  五 研究方法と調査の概要
  六 本書の構成
  七 インドネシア語・ジャワ語のカタカナ表記
第2章 ジャワ社会の価値体系と王宮舞踊
  一 ジャワ人の生き方:アルス(洗練)とカサル(粗野)
  二 神と調和するための王宮舞踊
  三 女性群舞にみる調和概念と振る舞い
第3章 ジョクジャカルタ王宮舞踊の概要
  一 王宮舞踊の技術
  二 王宮舞踊の種類
  三 関連するジャワ諸芸能
第一部 ジョクジャカルタ王宮舞踊の発展の歴史(~オランダ植民地時代1945年頃)
第4章 王宮内:歴史を刻む
  一 インド文化との融合:「古のジャワの理想型」の誕生(4世紀~1527年頃)
  二 オランダ植民地下の王宮舞踊(1578~1945年頃)
  三 神聖な任務:過酷な上演と厳しい稽古
第5章 王宮外:ナショナリズムによる王宮舞踊の大衆化(1918~1945年頃)
  一 ナショナリズムと王宮舞踊
  二 初の民間舞踊団体:クリド・ブクソ・ウイロモ
  三 民族学校タマン・シスワ
第二部 踊り手たちの回顧の語り(国家独立~1970年頃)
第6章 旧貴族中心の舞踊活動:精神を満たす舞踊
  一 王宮と王宮母体の舞踊団体の誕生(1950年)
  二 王宮舞踊の学習システム:変化と維持
  三 王宮舞踊を学ぶことの意義
  四 踊ることへの責任感
  五 王宮舞踊の閉鎖性と不人気
第7章 無形文化遺産概念への気づき:観光芸能への批判
  一 担い手不在の文化創造:「国家スンドラタリ・ラーマーヤナ・セミナー1970」
  二 不自然な基調報告
  三 紛糾した質疑応答:王宮舞踊の「遺産」とはなにか
第三部 王宮舞踊の大衆化:秘伝の公開と女性の活躍(1970~1998年頃)
第8章 秘伝の精神論の公開
  一 伝承の失敗と講演の試み
  二 秘伝の精神論の講演録
  三 文化の戦略的記述と上演
第9章 踊り手サスミント・ディプロと舞踊創作
  一 生い立ち
  二 舞踊伝承の決意:サスミント・ディプロのスピーチ
  三 女性舞踊の創作
第10章 舞踊コンテスト
  一 ゴレの公式化
  二 舞踊コンテスト
  三 舞踊劇スンドラタリ・フェスティバル
第11章 観光芸能の功罪
  一 ジョクジャカルタにおける観光芸能の状況
  二 ホスト・ゲスト重視型:サスミント・ディプロの観光芸能(1981)
  三 ゲスト偏重型:「心づくし」の観光芸能(1992)
第12章 女性の踊り手の躍進
  一 女性舞踊の意義
  二 女性の進出:王宮舞踊の種類と上演機会
  三 学習システムと教育機関
第四部 新たな伝承のかたち:王家の復権への道程(1998年~)
第13章 舞踊活動の停滞:踊り手たちへのインタビュー
  一 前期20年の特徴と前時代の文化・観光政策批判
  二 上演機会と舞踊団体・教室
  三 年配・指導者層の踊り手の想い
  四 若い踊り手の想い:「楽しい」/「残念」
  五 稽古の実態
第14章 新しいスタイルでの伝承
  一 稽古文化の復活に関する議論
  二 新しい舞踊教室の誕生
第15章 創造と伝承:王家の文化イニシアティブの復権(2019年~)
  一 王宮の舞踊活動の停滞(1990年前後~2018年)
  二 特別州法の制定(2012年)
  三 風変わりな王宮文化とその指導者(2019)
  四 王宮舞踊のためのYouTube活用戦略
  五 精神論ジョゲッド・マタラムの伝承と新作舞踊の創作
エピローグ:伝承することとは