張 玉玲/著 -- 松籟社 -- 2025.3 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 2F 一般図書 /334.5/5305/2025 7119099380 配架図 Digital BookShelf
2025/05/16 可能 利用可   0

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ISBN 4-87984-463-7
ISBN13桁 978-4-87984-463-7
タイトル 日本の福清出身華僑の生活誌
タイトルカナ ニホン ノ フクセイ シュッシン カキョウ ノ セイカツシ
タイトル関連情報 移住、生業、故郷とネットワーク
タイトル関連情報読み イジュウ セイギョウ コキョウ ト ネットワーク
著者名 張 玉玲 /著
著者名典拠番号

110004938920000

出版地 京都
出版者 松籟社
出版者カナ ショウライシャ
出版年 2025.3
ページ数 462p
大きさ 22cm
シリーズ名 南山大学学術叢書
シリーズ名のルビ等 ナンザン ダイガク ガクジュツ ソウショ
価格 ¥4600
内容紹介 19世紀末以降、福建省福清地域から来日した華僑たち。呉服行商などの「雑業者」として移住してきた老華人の移住・定住の歴史を整理しつつ、彼らの生業、生活、コミュニティ、故郷との関係などを通時的・共時的に分析する。
書誌・年譜・年表 文献:p443~458
一般件名 中国人(日本在留)-歴史
一般件名カナ チュウゴクジン(ニホン ザイリュウ)-レキシ
一般件名典拠番号

511159210020000

分類:都立NDC10版 334.522
テキストの言語 日本語  
資料情報1 『日本の福清出身華僑の生活誌 移住、生業、故郷とネットワーク』(南山大学学術叢書) 張 玉玲/著  松籟社 2025.3(所蔵館:中央  請求記号:/334.5/5305/2025  資料コード:7119099380)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154741271

目次 閉じる

序章 福清出身の華僑・華人をめぐる視点
  1 問題の所在
  2 先行研究についての検討
  3 本書の視座と研究方法
  4 本書の構成
第1章 福清出身者の日本移住と呉服行商
  はじめに
  1 福清人の日本移住の歴史
  2 明治初期の福清出身者
  3 呉服行商人の福清出身者の来日とその実態
  4 まとめ-近代日本の新たな社会構造のなかで生存空間を見出す
第2章 福清の呉服行商人と近代日本の農村社会
  はじめに
  1 福清呉服行商人と日本農村の近代産業化
  2 「変わらない」農村の慣習と行商人
  3 村の一員か、厄介なよそ者か
  4 まとめ-日本社会を逆照射する
第3章 ドキュメントから見る福清華僑の「移動」
  はじめに
  1 日中戦争勃発前の暮らしと移動
  2 日中戦争下の華僑
  3 戦後の華僑の「帰国」と「探親」
  4 まとめ-「大きな歴史」のなかに福清出身者の「移動」と暮らしを位置づける
第4章 戦後における職業転換とコミュニティの再編
  はじめに
  1 一九世紀末から二〇世紀初頭の福清人と中華料理店経営
  2 熊本林一族によるスーパーマーケット経営への展開
  3 熊本の華僑コミュニティと同郷者ネットワーク
  4 鹿児島県の華僑
  5 まとめ-地方における福清出身華僑の職業転換とコミュニティの再編
第5章 移住・再移住と地方都市の近現代化
  はじめに
  1 和歌山県から三重県・尾鷲市へ-林孫琪の貸金業への転身
  2 尾鷲市に移住したほかの福清出身者
  3 津市唯一の華僑として-蔡義雄一家の移住
  4 経済成長期の尾鷲と福清出身華僑の移住
  5 島根県の福清出身者と華僑コミュニティ
  6 まとめ-日本の流通革命とともに
第6章 福清華僑二世による同郷紐帯の継承と同郷意識
  はじめに
  1 戦前の福清出身者による同郷団体
  2 華僑青年運動と福建出身の二世華僑
  3 戦後の福建出身者による同郷団体の復活と連携
  4 日中国交回復前の旅日福建同郷懇親会
  5 日中国交回復後の同郷懇親会
  6 旅日福建同郷懇親会の活動から見る二世華僑の民族意識と同郷意識
  7 「ポスト二世」の福清出身者コミュニティと旅日福建同郷懇親会の新たな機能
  8 まとめ-継承されていく同郷紐帯と同郷意識
第7章 「異郷」から「故郷」へ
  はじめに
  1 神戸華僑による普度
  2 華僑と死者供養
  3 「普度」と福清出身華僑
  4 まとめ-「異郷」が「故郷」に変わった時
第8章 文化的・社会的システムとしての「故郷」
  はじめに
  1 「復活」した宗族
  2 「福清人」による移住の連続性
  3 宗族の「復興」と福清出身華僑
  4 移住の連続性と伝統文化の新たな担い手
  5 まとめ-文化的、社会的システムとしての「故郷」
第9章 「民族」や「人種」を超えて
  はじめに
  1 葉祥明の平和絵本と「葉祥明の世界」
  2 「世界」への認識の形成
  3 画家としての使命感への融合
  4 まとめ-コスモポリタンという生き方
第10章 文化人類学における華僑華人研究の意義と方法
  はじめに
  1 「華僑華人」研究は何を問題にしてきたのか
  2 華僑華人研究の系譜
  3 これまでの華僑華人研究の主な理論的枠組みと著作
  4 まとめ-華僑華人研究の試み
終章 福清出身華僑と近現代日本
  1 呉服行商を主な生業とした一九世紀末から終戦まで
  2 局部集中的な定住が進む戦後混乱期から一九八〇年代まで
  3 「新」華僑が増加する一九八〇年代半ば以後
  4 同郷・同族ネットワークと文化継承に果たす「故郷」の役割
  5 福清出身華僑が生きてきた近現代日本
  6 方法としての華僑華人研究