橋爪 博幸/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2025.10 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /289.1/ミ3/646 7119678150 配架図 Digital BookShelf
2025/10/31 可能 利用可   0

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ISBN 4-7664-3051-6
ISBN13桁 978-4-7664-3051-6
タイトル 南方熊楠の神社合祀反対運動
タイトルカナ ミナカタ クマグス ノ ジンジャ ゴウシ ハンタイ ウンドウ
タイトル関連情報 自然をいかに捉えたか
タイトル関連情報読み シゼン オ イカニ トラエタカ
著者名 橋爪 博幸 /著
著者名典拠番号

110004546820000

出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版者カナ ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ
出版年 2025.10
ページ数 351, 4p
大きさ 20cm
価格 ¥4000
内容紹介 明治後期、国家神道を基盤に進められた神社合祀政策に、南方熊楠はなぜ、激しく抗したのか。神社合祀反対運動の全容をあきらかにし、西洋科学と真言密教、神智学を融合させた熊楠の思想の核心に迫る。
個人件名 南方 熊楠
個人件名カナ ミナカタ クマグス
個人件名典拠番号 110000952800000
一般件名 神社行政-ndlsh-00574846,自然保護-ndlsh-00571321,南方, 熊楠, 1867-1941-ndlna-00043492
一般件名 神社行政-歴史
一般件名カナ ジンジャ ギョウセイ-レキシ
一般件名典拠番号

511009410010000

分類:都立NDC10版 289.1
テキストの言語 日本語  
資料情報1 『南方熊楠の神社合祀反対運動 自然をいかに捉えたか』 橋爪 博幸/著  慶應義塾大学出版会 2025.10(所蔵館:中央  請求記号:/289.1/ミ3/646  資料コード:7119678150)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154873904

目次 閉じる

序章 南方熊楠の生涯-神社合祀反対運動とは何だったのか
  1 名前の由来
  2 東京遊学時代
  3 羽山兄弟との交流
  4 アメリカ時代
  5 アナーバーで固めた独学への道
  6 ロンドン時代
  7 ロンドンのスクエア
  8 那智山時代
  9 「大なる物」と大日如来
第1章 明治後期の神社政策-なぜ神社合祀が推進されたのか
  1 明治前期の宗教政策
  2 明治末期の神社政策
  3 神社整理の府県差
  4 和歌山県南部で進められた神社合祀
第2章 糸田の猿神社とり潰し事件-反対運動の動機は何だったのか
  はじめに
  1 南方が「発端の動機」と記す「糸田猿神祠」の合祀
  2 合祀の経過を物語るリスター父子宛て書簡
  3 「新種」と鑑定される粘菌の発見
  4 合祀が確定した「糸田猿神祠」
  5 新種の原生息地「タブノキの丸太」の消失
  6 境内の破壊
  7 たびたび注目される糸田の事件
  8 南方を襲った喪失感
第3章 磯間の猿神社と神楽神社の合祀計画-いまだ見ぬ埋蔵品、古代人の証し
  はじめに
  1 引き金となった湊村における合祀計画
  2 計画の公表
  3 湊村にある「日吉神社」「神楽神社」への関心
  4 合祀のあとに残る荒涼とした光景
  5 反対活動に着手するまで
  6 合祀中止を求めた意見書
  7 古蹟破壊と神社合祀
  8 口碑と遺跡
第4章 西ノ谷村における神社合祀への抗議-神社のある風景、神社からの眺望
  はじめに
  1 合祀された出立王子
  2 西八王子宮の合祀計画
  3 招かれざる論客
  4 郡長からの返答
  5 再反論
  6 破壊に他ならぬ神社合祀
  7 風景の価値
  8 放置された神社趾(稲荷神社)
第5章 神島の保護運動-「自然教育園」としての神島
  1 神島とは
  2 ツル性植物のワンジュと神島の「蛇神」信仰
  3 神島の合祀
  4 紀伊半島南部で進行する樹木伐採
  5 神島に生育する「大莎草」
  6 牧野富太郎との交流
  7 「大莎草」の鑑定
  8 神島における「下草」刈り計画
  9 柳田国男と松村任三への依頼
第6章 寺田寅彦と南方熊楠-科学と神秘思想
  はじめに
  1 「怪音」に関する記録
  2 奇妙な発光現象-「頽馬」あるいは「セントエルモの火」
  3 「山姥の髪の毛」、あるいは「ペレーの毛」
  4 大気圏を旅する隠花植物の胞子
  5 『ネイチャー』と『東洋学芸雑誌』
  6 「不思議」を多用する二人の学者
  7 現実世界に信頼を寄せる寺田
  8 地獄・極楽を否定する寺田
第7章 ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキーと南方熊楠の宇宙図
  はじめに
  1 ブラヴァツキーとは
  2 『ヴェールを脱いだイシス』購入の背景
  3 カルデアのユダヤ人による宇宙構造図
  4 原初の人間「アダム・カドモン」
  5 大日如来と霊魂
  6 「事の学」とコスモロジー
  7 「宗教」の表記に秘められた真実
第8章 クモの巣をヒントに描かれた条理図
  はじめに
  1 さまざまに解釈されてきた条理図
  2 生物の生きざまから導かれる高説
  3 コケオニグモの円網
  4 「こしき」と条理図の「萃点」
  5 円網と重なる条理図
  6 発想の起点に触れなかった理由
  7 巧みな足さばきと美しい幾何学模様
  8 「心」の世界へ向けた探究の始まり
第9章 森林生態系の保全を訴える熊楠の思想
  1 自然人・南方熊楠
  2 自然林の保全を訴える新資料
  3 プラトンが言及する秘儀(ミュステーリア)
  4 プラトンが想定する宇宙の構築者(デミウルゴス)
  5 万物が「大日」に由来する世界観
  6 人間の意識世界を含む「物界」
  7 「心」を持つ人間と宇宙万有
  8 「大日」に起源する万象世界
結論 熊楠は自然をいかに捉えたか-「一者」から「分節」された世界
  1 前半部の振り返り
  2 生物へのまなざし
  3 「無辺大の大なるもの」の意味
  4 井筒俊彦のいう「一者」
  5 「一者」から「分節」される宇宙
  6 「分節」された宇宙、あるいは曼陀羅
  7 神社合祀反対意見にある「真如」の意味
  8 風景の背後にある大日如来の世界