阿部 泰郎/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2026.2 --

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配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
中央 3階C 一般図書 /162.1/5236/2026 7120224300 配架図 Digital BookShelf
2026/04/21 不可 利用可   0

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ISBN 4-8158-1224-9
ISBN13桁 978-4-8158-1224-9
タイトル 間宗教テクスト論
タイトルカナ カンシュウキョウ テクストロン
タイトル関連情報 中世日本の宗教世界
タイトル関連情報読み チュウセイ ニホン ノ シュウキョウ セカイ
著者名 阿部 泰郎 /著
著者名典拠番号

110000033480000

出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2026.2
ページ数 11, 565, 13p
大きさ 22cm
価格 ¥7200
内容紹介 中世日本の越境的なテクストに着目し、聖徳太子をめぐる伝承から、慈円・西行・後深草院二条らの作品、絵巻を彩るイメージとその記憶、論義や宗論まで、多様な間テクストの連環によって生起する動的な中世像を描き出す。
一般件名 宗教-日本 , 日本文学-歴史-中世
一般件名カナ シュウキョウ-ニホン,ニホン ブンガク-レキシ-チュウセイ
一般件名典拠番号

510913920380000 , 510401810490000

分類:都立NDC10版 162.1
テキストの言語 日本語  
資料情報1 『間宗教テクスト論 中世日本の宗教世界』 阿部 泰郎/著  名古屋大学出版会 2026.2(所蔵館:中央  請求記号:/162.1/5236/2026  資料コード:7120224300)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1154958507

目次 閉じる

序章 <間宗教テクスト>論の展望
  一 中世宗教テクストの相貌
  二 <間宗教テクスト>とは何か
第Ⅰ部 聖徳太子と<間宗教テクスト>
序説 仏教神話としての聖徳太子伝
第一章 海を越えた聖典
  はじめに-転生する聖徳太子
  一 仏法伝来を象る慧思再誕説と法華経
  二 “聖遺物”と化した細字法華経
  三 太子「前生所持経」の創出-定海勘文
  おわりに-太子像に籠められた細字法華経
第二章 片岡山飢人伝承の生成と変成
  はじめに-<間宗教テクスト>としての片岡山飢人伝承
  一 『書紀』と『霊異記』の差異
  二 片岡山伝承の生成
  三 仏教説話と和歌における片岡山説話の展開
  四 片岡山飢人伝承の解釈学と物語化
  五 中世宗教権門間抗争の焦点
  おわりに-飢人伝承を創成する<間宗教テクスト>
第三章 片岡山飢人説話再考
  はじめに-古代太子伝と仏教神話の創成
  一 最澄の太子崇敬と『天台法華宗付法縁起』
  二 光定『伝述一心戒文』の伝言
  おわりに-『伝述一心戒文』による仏教神話創成
第四章 南無仏太子像の文化的記憶
  はじめに-南無仏太子の誕生
  一 拳内御舎利と南無仏太子の生成
  二 太子童子形図像の展開と南無仏太子像の誕生
  三 南無仏太子像内納入<間宗教テクスト>の世界
  おわりに-南無仏太子像の文化的記憶
第Ⅱ部 <間宗教テクスト>の表現主体
序説 <間宗教テクスト>の越境者たち
第五章 貞慶と慈円
  はじめに-貞慶と慈円の二重焦点
  一 貞慶の宗教テクスト創成-自利利他の実践
  二 慈円の宗教テクスト創成-真俗二諦の実現
  おわりに-中世宗教世界を生みだす主体
第六章 秘伝の領域
  はじめに-中世の密教伝授テクスト体系
  一 慈円における「秘事口伝」の認識と実践
  二 『毘逝別』における「秘伝」の輪郭
  三 『毘逝別』秘伝言説の創成
  四 慈円の太子崇敬と秘伝
  おわりに-<間宗教テクスト>としての秘事口伝
第七章 六道語りの系譜
  はじめに-慈円『六道釈』は何をもたらしたか
  一 慈円をめぐる諸位相の六道語り
  二 女院の六道語りと慈円の接点
  おわりに-雪の朝に交わされた歌
第八章 越境者の<間宗教テクスト>
  はじめに-「西行」という“越境”
  一 越境する西行
  二 『とはずがたり』における二条の越境
  おわりに-開かれた可能性としての西行と二条
第九章 歌う聖
  はじめに-僧侶の詠歌をめぐって
  一 空也の歌
  二 行基の歌
  三 僧賀の歌
  おわりに-聖の歌の地平へ
第十章 歌を書きつける聖
  はじめに-モノに書かれる歌
  一 歌を書きつける西行
  二 詠歌を書きつける聖たち-空也と達磨
  三 絵伝中に歌を書きつける聖-一遍・他阿・覚如
  おわりに-詠歌を書きつける聖のはたらき
第十一章 縁起を創る聖
  はじめに-巡礼記としての『聖絵』
  一 『聖絵』における一遍の寺社霊場参詣
  二 『聖絵』における縁起説の諸位相
  三 一遍による縁起の探求と生成
  四 書写山縁起の性空と『聖絵』の一遍
  おわりに-祖師絵伝に創成される縁起説
第十二章 参宮する聖
  はじめに-「参宮」とは何か
  一 伊勢に参る西行とその歌
  二 “参宮する西行”の諸テクスト
  三 西行に倣う参宮記としての『とはずがたり』
  おわりに-参宮記という<間宗教テクスト>
第十三章 捨身する尼と代受苦
  はじめに-宗教文学としての『とはずがたり』
  一 崩御記と御産記を結ぶ「命に代りたる本尊」
  二 泣不動説話の展開と変奏
  三 泣不動説話が照らす宗教的文脈
  おわりに-「隠れたる信」を体現する
第Ⅲ部 論争を記憶する<間宗教テクスト>
序説 聖俗を懸け渡す
第十四章 論義と宗論の文化史
  はじめに-論義とは何か
  一 日本仏教における論義
  二 論義法会としての維摩会の意義と表象
  三 論義が生みだす公共言説空間と宗論
  四 仏教世界の内部と外部を媒介する宗論
  五 宗教文芸テクストの母胎となる論義と宗論
  おわりに-<間宗教テクスト>の母胎
第十五章 破邪顕正の系譜
  はじめに-中世仏教の動態を映し出す宗論
  一 「破邪顕正」の連環-顕密仏教内外にわたる宗論の連鎖
  二 中世宗論と諸宗論の焦点としての禅
  三 再発見される中世宗論と諸宗論
  おわりに-宗論から展望される<間宗教テクスト>の可能性
第十六章 悲母を勧進する
  はじめに-<間宗教テクスト>概念による課題の再設定
  一 覚超の修善講式と登曽津物語
  二 恵心僧都とその母の往生物語
  三 源信仮託仮名法語『真如観』のメッセージ
  四 ハーバード美術館「異本真如観」からの照射
  おわりに-源信に託すテクストと恵心を語るテクスト
第十七章 迎講を伝承する
  はじめに-迎講とは何か、その創成と源信
  一 源信による迎講創始伝承
  二 丹後天橋立の迎講創始説話
  三 『今昔物語集』の迎講説話
  おわりに-迎講という<間宗教テクスト>儀礼
第十八章 抗争からの遁走
  はじめに-宗教テクストとしての『秋夜長物語』
  一 宗論の焦点-山寺抗争の文脈
  二 神の随喜-新羅明神夢想託宣説話の文脈
  三 和歌による救い-西行と瞻西の唱和の文脈
  おわりに-<間宗教テクスト>としての『秋夜長物語』
第十九章 紙上の伽藍
  はじめに-室町時代の「記」と「日記」
  一 中世真名本としての『桂地蔵記』
  二 『桂地蔵記』の構成と方法
  三 『桂地蔵記』の表現世界と意図
  四 『看聞日記』の桂地蔵一件と伏見宮継承
  おわりに-『桂地蔵記』のメッセージ
終章 戯笑する宗論・詠歌・法語
  一 宗論する異類と絵巻
  二 遊戯する聖の歌と魔界
  三 相克する教化と法語
  四 越境する慈円