中野 香織/著 -- 筑摩書房 -- 2026.5 --

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所蔵館 所蔵場所 資料区分 請求記号 資料コード 所蔵状態 資料の利用
配架日 協力貸出 利用状況 返却予定日 資料取扱 予約数 付録注記 備考
多摩 青少年エリア 青少年図書 /701.1/5206/2026 7120392790 配架図 Digital BookShelf
2026/06/18 可能 利用可   0

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ISBN 4-480-68556-8
ISBN13桁 978-4-480-68556-8
タイトル エレガンス入門
タイトルカナ エレガンス ニュウモン
著者名 中野 香織 /著
著者名典拠番号

110002903790000

出版地 東京
出版者 筑摩書房
出版者カナ チクマ ショボウ
出版年 2026.5
ページ数 252p
大きさ 18cm
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名のルビ等 チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号 523
シリーズ番号読み 523
価格 ¥940
内容紹介 ラテン語の「選び取る」という言葉が語源のエレガンスは、自分と他者、個人と社会といった複雑に絡み合う関係を誠実に調整するための「技法」。多層的なエレガンスの姿を、思想、文化、美学、実践などを横断し読み解く。
書誌・年譜・年表 文献:p247~252
学習件名 ファッション,生き方・考え方
学習件名カナ ファッション,イキカタ/カンガエカタ
一般件名 ファッション
一般件名 美学 , ファッション
一般件名カナ ビガク,ファッション
一般件名典拠番号

511325800000000 , 510226800000000

分類:都立NDC10版 701.1
テキストの言語 日本語  
書評掲載紙 読売新聞  2026/07/05  2463 
資料情報1 『エレガンス入門』(ちくまプリマー新書 523) 中野 香織/著  筑摩書房 2026.5(所蔵館:多摩  請求記号:/701.1/5206/2026  資料コード:7120392790)
URL https://catalog.library.metro.tokyo.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?lang=ja&bibid=1155010935

目次 閉じる

序章 学問としてのエレガンスへ
Part Ⅰ エレガンスの思想
第1章 エレガンスの輪郭-美の概念として
  乱用される「エレガンス」/エレガンスとは「選び取る」ことの積み重ねである/宮廷から都市へ/エレガンスの構成要素/「美の地図」に位置づける/美とエレガンス-「写る美」と「振る舞いとしての美」/崇高とエレガンス-人間のスケールをめぐる対比/グレースとエレガンス-与えられた優雅さとつくり上げられた優雅さ/高貴とエレガンス-「序列」を示す美と、「心地よさ」をつくる美/ラグジュアリーとエレガンス-「どこまでやるか」と「どこで止めるか」/日本の美意識とエレガンス-「見せない」ことで生まれる緊張感/他者への配慮としての形なき贈り物
第2章 思想史Ⅰ 古代-近世-暴力から距離を取る技法
  古代ギリシア-暴力を「内面の調整」に変える/古代ローマ-権力を「洗練された振る舞い」に包み込む/中世~ルネサンス-暴力を「ゲーム化」し礼節に絡めとる/フランス宮廷-決闘からサロンへ/エレガンスの二面性/暴力の見え方を変える仕掛けとしての武士道/イタリア宮廷-努力と攻撃性を見せない技術/日本-雅・侘び・粋としての非暴力の美学/エレガンスは人間をどう「進化」させたか
第3章 思想史Ⅱ 近代-現代-「権威」から「区別」へ
  ジンメル-流行で立ち位置のバランスをとる/ヴェブレン-有閑階級と「誇示的エレガンス」/ブルデュー-趣味・ハビトゥスとしてのエレガンス/ディドロ-自然な調和としての美/日本近代文学におけるエレガンス-陰翳・はかなさ・節度/ソンタグ-キャンプと真面目なエレガンスの裏面/近現代エレガンス思想の三つの座標軸
第4章 ココ・シャネル-女性たちのアイコン
  孤児院から世界的ネットワークへ/従属の美を壊す/自由をかたちにする/黒の力-喪の色から意志の色へ/矛盾を統合するエレガンス/生き方をデザインする/エレガンスの原型としてのシャネル
第5章 ダンディズム-男性たちの美学
  エレガンスは「女性の特権」ではない/ブランメルがもたらした「削ぎ落とす美」/二重の拒否-華美にも有用性にも与しない/ダンディズムとは何か-精神の貴族性としてのエレガンス/ジェントルマンとダンディ-倫理のモデルと美学のモデル/戦う美としてのエレガンス
第6章 美しい理論-科学が描き出すエレガンス
  証明問題からはじまるエレガンス/数学における「一行のエレガンス」/科学が描く、無駄のない宇宙の線/科学哲学が見た「美しい理論」/「美しさ」が目を曇らせるとき/ファッションにおけるエレガンスの逆説/テクノロジーと「使える」エレガンス/思考のエレガンスという地平
Part Ⅱ エレガンスの力
第7章 誰がエレガンスを決めるのか-「趣味」を支配する者たち
  感覚は、どのようにつくられたのか/誰が「上品」を決めてきたのか/帝国がつくった「標準の身体」/まねることは、服従か、戦略か/「趣味」を支配する者たち/誰の文化が「洗練」されるのか/炎上時代のエレガンス/これからのエレガンス倫理
第8章 世界と仲良くしすぎないための技法-静かな反逆として
  システムからの逸脱の技法としてのエレガンス/凡庸と退屈からの逃走/犯罪とエレガンスを両立させた衣装/善悪、法、道徳を超える矜持と美意識/「不純」の洗練-純粋さという暴力への抵抗/秩序の内部の異質性/矛盾を引き受ける強さ/現代における「反秩序」の実践/エレガンスという名の「私的な掟」
第9章 階級演出装置としてのエレガンス-特別であること
  民主化の陰で生き続ける「聖域」/ル・バル・デ・デビュタント-身体に刻まれる特権のコード/デビュタント舞踏会の歴史/ラグジュアリー・マーケティングへの転換/教育という名の「ハビトゥスの接ぎ木」とネットワーキング/コンクール・デレガンス-自動車という「拡張された身体」/パティーナ(古艶)の政治学/選別の美学と「模倣と翻案」/批判と沈黙/継承される境界線
第10章 エレガンスの到達点-ロールス・ロイスと「説明しない品格」
  なぜここでロールス・ロイスなのか-普遍的な「あり方」の抽出/「説明しない」という設計思想/東洋の静寂との邂逅/精神的自衛としてのエレガンス/制御された力/比較に応じないという選択
終章 AI時代のエレガンス
あとがき
参考文献